やっぱり気になる水

日本は以前、「水と安全はタダの国」なんて言われていましたね。
残念ながら今ではその言葉も死語となり、安全はもちろん水もコンビニで買って帰る人が多くなったんじゃないですか。

日本人が水を買うようになったのは、「六甲のおいしい水」何ていう商品が出始めた頃からですから、30年位前の話。
今では沢山のブランドがコンビニに並んでいます。

とは言え、それでも日本は水道水の安全基準がしっかりしているので、蛇口から出る水を飲むことができる素晴らしい国だと思います。

さて、そんなこだわりの日本人が海外旅行をするとき、やはり水はとても心配。
お腹を壊さないために、飲料水はもちろん、歯磨きの水だってミネラルウォーターを使う人もかなり多いみたいです。

タイ・プーケットの水事情

<飲料水>
さてでは、プーケットの水はどうなのかと言うと、飲み水は全て水屋さんから買っています。

写真にあるような20Lタンクを飲食店でも各家庭でも使っていて、無くなると店先や家の前に空のタンクにお金を入れて置いておきます。
白い方のタンクが10バーツ。
透明の方のタンクは25バーツ。
水屋さんが車いっぱいにタンクを積んで、それぞれの家をくまなく回ってタンクを交換してくれます。

プーケットの飲料水

このサービス、とても素晴らしいと思いませんか。
水の料金はこのご時世なのに、もう10年近く変わっていません。

ちなみに白いタンクと透明タンクの違いは、フィルターを通す回数の違いみたいです。
私は白い方を料理用、透明な方を飲料水用に使っています。

<水道水(蛇口から出る水)>
タイ人でもさすがに食器を洗ったり、野菜を洗う水は水道水を使っています。
観光客の中には、生野菜のサラダを食べてお腹を壊した、何て言う人もいるみたいですが、決してそんなに危ない水を使っているわけではありません。

ではプーケットの水道水はどこから来ているのでしょう。
プーケットの各家庭には写真のような大きなプラスチック製のタンクがあります。
1,000Lや2,000Lを貯めておけるものです。
日本にもあるのででしょうけど、こんなに目につく場所には置いてないですよね。

貯水タンク

[井戸水]
私の家の周りでは井戸水が豊富に湧き出るので、各家庭で井戸を持っていて、ポンプでくみ上げた水をこのタンクにためて水道水として使っています。
そのため私は洗濯や食器を洗うのはもちろん、うがいをするのも問題なくこの水を使っています。

ただ、同じ井戸水でも場所によっては水が茶色なので、うがいは買った水を使っている、そんなところもあるようです。

[上水道]
またパトンやカタ地区の街中は、日本と同じような上水道が整備されています。
うがいにも使えるきれいな水なのですが、難点は水量がとても弱いこと。
家庭によっては蛇口をひねっても、水がほとんど出てこない、そんな時もあります。

[タンクローリー]
さらにプーケットには井戸もなく、上水道も通っていないところがあります。
そこは仕方ないので水を写真のようなタンクローリーで運んできます。

プーケットの水運搬車

車1台分で約6,000L(一般家庭で2週間分くらい)を700バーツ(約2,000円)程度だして購入し、先ほどの大型プラスチック製のタンクに移し替えます。

水代だけで、一ヶ月に4,000円近くかかる計算になります。
物価から考えるととんでもなく高いですね。
でもこれを利用している家庭やホテルは、意外と多いんです。

コンビニで買える飲料水

観光客の皆さんはコンビニなどに行けば飲料水は購入できます。
ビールのメーカーのシンハ―やチャン・ネスレなどが、1.5Lボトルで約20バーツ(60円)程度で商品を出しています。
長期滞在予定ならば、写真左のような6Lのタンクで40バーツ(120円)程度。
写真右のような、外を歩くのにちょっとバックの中にしまっておける750mlサイズで10バーツ(30円)程度です。

水ペットボトル

ダイビングボートの水

プーケットの日帰りダイビングボートはとても贅沢にできていて、シャワーはもちろんトイレも水洗です。
50人近いお客さんが朝から夕方まで乗船しても、十分な水を積んで出港しています。

とは言っても限りある水。
1日に3ダイブの時は、最終ダイブ後にしっかりシャワーをして、それ以外は簡単に塩を洗い落とす程度にするなど、節水に協力をいただいています。

またボート上の飲料水は写真のような冷水とお湯の出るサーバーを積んでいます。
白いボトルで水を買っているので、もちろん飲むことができます。

ウォーターサーバー

ちなみに氷も買っています

海外旅行をしていて、水には気をつけていたんだけど、氷でお腹を壊したという方は多いんじゃないですか。
私もその一人です。
香港で、のたうつ回るほど苦しんだ経験があります。

ではプーケットはと言うと、水と同様に氷も店から買っています。
飲食店には氷屋さんが大きな袋に詰めた氷を運んできますし、コンビニに行けば5バーツ程度で購入することができます。
フルーツジュースなども安心して飲むことができます。

国によっても違う水事情

日本にいた頃は、蛇口をひねれば水は当たり前に出てくると思っていましたが、プーケットに来て水はとても貴重なんだなと思うようになりました。

特にハイシーズンは雨がなかなか降らないので、ダムの水も干上がりがち。
日本のようにシャワーから勢いよく水が出ないこともありますが、貴重な水です。
ぜひ大切に使っていただければと思います。