2018年12月24日現在
14年間生活してきた体験談やお客様から聞いたエピソードをもとに、
プーケットの「へ~そうなの」「意外だね?」といった治安についてまとめてみました。
危険情報ばかりでなく、理解して欲しいタイ人気質など、
タイ人と共に暮らして身についた、プーケットの姿を多数紹介しています。
ただ、これを全て鵜呑みにせずに、
「自分の身は自分で守る!」の精神を常に忘れずに!!
プーケットはタイでも有数の観光地であり、国内でも豊かな地域です。
海外の観光地で時々目にするような、路上に座り込んだ物乞いなどはほとんど目にすることはありません。
街のあちこちにあった空き地は、ほとんどホテルやレストランなどになり、町中を走る車はどれも、新車ばかりです。
東京オリンピック誘致の時の「財布を落としても戻ってきます」
なんて都知事が言っていましたが、さすがにプーケットではそれは無いです。
タクシーにiPhoneや財布を忘れてきたら、まず戻ってきません。
当たり前ですけど。
<それでも>
ダイビングボートにサングラスやウエットスーツを忘れた時、戻ってくることはよくあります。
<こんなこともありました>
以前コンビニで買い物を済ませ、店から出て来た時、気付かずに財布を落としたことがありました。
でもちょうどその後ろから歩いてきたタイ人が財布を拾ってくれて、
当たり前のように私に渡してくれたことがありました。
海外では
・人前でお札を数えないように!とか
・車道の方にかばんを向けない!とか
・レストランや空港などでは、かばんや身の回りの物から目を離さない!
なんてことをよく言われますが、最近は海外に限らず、
日本だって気をつけておく必要がありますね。
ただ私はプーケットに14年いますが、幸いひったくりや置き引きにあったことはないです。
またそんな話もあまり聞いたことはありません。
平和ボケしてしまったのか、こんなことにあまり神経を使わずに生活をしています。
<実は>
レストランなどではオープンスペースに置かれた机やイスは、夜に片づけたりしません。
もちろんシャッターもありません。
<それでも注意は必要>
工事現場の近くはタイに出稼ぎに来ている他国の労働者がたくさんいます。
この地区は窃盗などの犯罪が多いと言われています。
<長距離バスは要注意>
バックパッカーが移動によく使う長距離バス。
これは大きな荷物をあらかじめバスのトランクルームに詰め込みます。
しっかり鍵をかけたから大丈夫と思ってると、
実は車掌役のスタッフが、中の通路からトランクルームに入りこんで、
鍵をこじ開けて金目の物を盗むということがあります。
注意しましょう。
日帰りダイビングではどうしてもボート上で精算せざるを得ません。
そのため、時には2~3日分のダイビング代やツアー代(5万円くらい)を
ボートに持って行かねばなりません。
やはり皆さん大金を持ち歩くのがとても心配
そのためできるだけ精算は朝に済ませて、
責任はスタッフに任せてしまいましょう。
<ちなみに>
ダイビングボート上で窃盗があったと言う話をあまり聞きません。
お客様は皆それなりに豊かであること。
またボート上で窃盗事件が起こると、
全員の全ての荷物をひろげて持ち物検査をしなければならなくなるからです。
そのためボートクルーは決してお客様の荷物に手をつけようとしません。
プーケットには鉄道はありません。
交通手段はタクシーかトゥクトゥクが一般的。
そのため空港からホテルまでは、みなさんおそらくタクシーを利用すると思います。
どこの国でもタクシーはトラブルの種。
法外な値段を請求されたり、遠回りされたり
最悪は拉致される国もあるみたいです。
<ではプーケットはと言うと>
まずは値段は乗る前に交渉すれば、その通りの金額を払えばよいです。
ただこの値段がべらぼうに高いこともよくあります。
<こんな話しをよく聞きます>
タクシーに1人で乗って拉致されることはないと思いますが、
途中で関係ない、他のお客を勝手に乗せて、料金は交渉した通り払わされる。
<外務省 海外安全情報では>
夜間、女性が1人でタクシーに乗った際のわいせつ犯罪の報告があります。
詳しくは海外安全情報20140507で
<またこんな話しも聞きます>
空港からホテルに直接向かうと思ったら、
途中の事務所に立ち寄らされて、旅行中のツアーの押し売りをされた
幸いタクシーで身の危険は感じなくても、
お金のがめつさでイライラすることはあるかもしれません。
プーケットのパトン地区は東南アジアでも例を見ないほどの歓楽街。
よく新宿の歌舞伎町のようだと言われます。
中心部のバングラ通りなどはハイシーズンの夜11時頃~深夜2時ころまで、
肩をぶつけずに歩くのがたいへんなほどの人ごみになります。
財布やバックを盗まれないようにするのは当たり前のこと。
<でももっと心配なのは・・>
こんな夜遅い時間にホテルから出て夜遊びしても大丈夫か?だと思います。
<幸いプーケットは>
とりあえず明るいところを歩いていれば、身の危険を感じることはそうはありません。
ただ、大通りから中に入った細い路地や夜のビーチはお勧めしません。
もちろん真っ暗な場所はもってのほかです。
<こんなことがありました>
男性のお客さんで、綺麗な女性と思って下心から細い路地に誘ったところ、
実は「おかま」で、有り金をすべて取られた。なんてことがあったそうです。
<またこんなこともあります>
実は暗い路地で怖いのは人間ではなくて、
野犬です。
昼間は道路に寝転んでいる犬たちも夜になると縄張りを主張し始め、
歩いている人やときにはバイクや車にまで吠えかかります。
狂犬病の心配もあるので注意しましょう。
上の例はあくまでも私の周りで起こった話しやお客様から聞いた話をもとにしています。
さらに詳しい話は、外務省からの海外安全情報を参考にしてください。
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