今日も気持ちの良い天気のプーケットです。
でも昨夜もまとまった雨が降りました。
明日あたりからは天気が崩れるみたいです。
さてタイ人の嫁さんと暮らして、もう10年近くになると思いますが、ほぼ毎日のように生活習慣の違いに驚くことがあります。

と言っても10年近くも一緒にいるので、だいぶ麻痺したり、仕方ないなってあきらめることも多くなりました。
ただ今日はまた一つ「えっ、それやめてくれよ!」と言うのがあったので、ここでそれも含めまとめ生活習慣の違いをお話しします。
多分の日本の家庭では洗い終わったお皿を拭く布巾は、食卓を拭く台布巾とは別にしていますよね。
プーケットでも私はもちろん分けています。
そのお皿を拭く布巾で、タイ人の嫁さんが汚い水がこぼれた机を拭こうとしたので、思わず「オイッ」と言ってしまいました。
普段から手を拭くタオルで、洗い終わったフライパンの裏を拭いたりしている、うちの嫁さん。
私はタオルは手を拭くから、それはやめてくれと言ってもまったく直す気がありません。
では台布巾はというと、食卓を拭いたり、時には床も拭いてしまいます。
まあタイ人は床に座って、床にご飯やおかずを広げて食べますから、それはありなのかもしれません。
私の感覚だと
布巾⇒タオル⇒台布巾⇒雑巾⇒足ふきマット
なのですが、タイではきれいな感覚が、一段階ずつ日本人とずれているような気がします。

台所周りのことではそれ以外に、洗った後のお皿です。
日本人は水切りがいいように、洗った後のお皿は裏返して乾かしますよね。
そして乾いたら、食器棚に移すのが当たり前だと思っていました。
でもタイ人の嫁さん、洗ったお皿は表にしたまま。
だから表面は乾いても底に水が溜まっています。
乾いたお皿も、食器棚には移さずに、置いたままの状態です。
これって、タイ人の旦那さんを持つ、日本人の友人も同じことを話していましたから、うちの嫁さんに限った事ではないようです。

あとは箒。
日本人もタイ人も部屋の中では靴を脱いで、裸足で過ごしますが、日本人は部屋用の箒と、外用の箒を分けますね。
でもタイ人はお構いなく、外用も中用も別に分けたりしません。
もっとも外用と言っても、あくまで屋根の下のタイルが敷いてある場所用の箒ですけど。
これもやはり外国の旦那さんを持つ、日本人の友人が「箒やモップを分けるのは日本人だけみたいだよ」と話してくれました。
逆にうちの嫁さんが、私に「やめてくれ!」ということがあります。
それは足ふきマットを家の前の門にかけることです。
足ふきマットは、洗剤を使ってきれいに洗ったので、私はどこに干したってかまわないと思っているのですが、タイ人からすると足は汚いもので、それを拭くマットを家の前などに干すことは、あり得ないみたいです。
乾きやすい所に干すの方が、効率がいいと思うんですけど。
結婚は文化の衝突とか、異なる文化を受け入れる事、なんてよく言われていますが、細かい国の日本と、南国でおおらかな国のタイとの違いもあるでしょうが、これはほんの一部。
他にもたくさん色々な事があって、それも毎日のように起こりながら、タイ人の嫁さんと暮らしています。