今日もからっとした天気のプーケット。
ただ少し体を動かすと、じわっと汗が出てきます。
『ボックス!』
さてタイトルにあったスポーツ青春小説。
読んだ本は『ボックス!』です。
2008年に出版されたとなっていますから、もう10年以上も前の作品ですね。
先日友人に本を貸した時に、百田尚樹の小説が面白いから、と言って逆に借りたものです。
この人のこと、実は全く知りませんでした。
1956年、大阪生まれの放送作家だったんですね。
今最も期待される作家である、なんてプロフィールには書いてありました。
スピード感のある作品
今回読んだ『ボックス!』は、とてもスピード感のある作品でした。
読み始めてぐんぐん引き付けられてきて、次へ次へと読み進みたくなる感じです。
上下巻の2冊なのですが、下巻の方は、昨日午前中にVISAの更新から帰ってきた後、
一気に読み終えてしまいました。
主人公はボクシングに青春をかける高校生の男子2人。
1人は喧嘩が強くて、スポーツ万能。
でも勉強が全然できないカブというあだ名の少年。
もう一人はカブの幼馴染で、勉強は抜群だけどいじめられっ子だったユウちゃんという少年。
彼ら男子高校生の成長を、ボクシング部顧問になった女性英語教師との淡い恋物語などを交えて物語が進んでいきます。
ボクシングというと、、、
ボクシングというと昔からアニメで、あしたのジョーとか、リングにかけろ(これも古いかな?)、はじめの一歩なんていうのがあって、どれも主人公の戦いのシーンが絶妙に描かれていて、見るものを引き付けてきました。
ただ『ボックス!』は小説なので、戦いのシーンは映像ではなくもちろん文字です。
なのでアニメから比べると、なんだか少し物足りない感じがしますした。
試合のシーンもページ全体からすると、決して多くはないと思います。
それでも全く異なるタイプの二人の少年の成長が、ボクシング部の監督やプロボクシングジムのトレーナー、女子マネージャーなどの一言一言から巧みに引き出されてきて、ワクワクさせられるような話の展開になっていました。
すごい、すごい
小説の最後のか解説は、北上次郎さんの「すごい、すごい。」という言葉から始まっています。
すでに読んだことがある方はお分かりだと思うのですが、まだこの『ボックス!』を読んだことがない方には、ぜひおすすめしたいです。
東野圭吾などのミステリーとは違った、なんだか純な気持ちになれる、そんな小説です。

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