ここ数日、とても涼しい日が続いています。
天気も1日曇りで、雨が降ったりやんだりの、日本の梅雨のような天気です。

さて日本のコロナはだいぶおさまってきましたね。
ワクチンの効果が表れているのでしょう。
でも行楽地の人出が増加しているのは、「もう我慢が効かないんでしょうか?」
「このくらい大丈夫だろう」という気のゆるみからなんでしょうか?
第6波が来ないことを、切に願うばかりです。

日本は大盤振る舞い

最近、首相が変わるということで、自民党の各候補や野党がそれぞれの政策を公表していますね。
中には一人に10万円のコロナ支援金を配布するというのもありました。
日本は税金をたくさん取られていますから、こういった大盤振る舞いもできるのでしょう。
補助金などもあれこれ出されていますね。

ではタイはというと、一人に10万円なんて、とてもじゃないけれど出すことはできません。
第一、市民がしっかりと税金を払っているのかどうか?
もっと言うと、国民一人一人が、どこで暮らしているのか?ということを、役所は把握していないと思います。

タイ人の戸籍 タビアンバーン

タイのタビアンバーン

えっ?と思うかもしれません。
ではタイはどうなっているのかというと、、、

タイ人はタビアンバーンと言う冊子(写真)を持っています。
タビアンが登録で、バーンが家です。
家の登記簿ではなくて、その家の所有者が持つ戸籍のような冊子で、子供が生まれるとこのタビアンバーンに名前が記載されます。
ただ子供が大きくなって、その家を出て引っ越ししても、その先の役所に届け出とかをしません。

南部のパッタルン県で生まれた嫁さんは、ついこないだまでずっと、パッタルン県のタビアンバーンのコピーを持っていました。
では税金はどうやって徴収しているんだろう?と疑問に思いますよね。
おそらく国の税金は、企業や消費税などで賄われているんだと思います。
よくそれで国が成り立っているな?と不思議に思いますが、だから日本のように一人10万円の支援策はできなくて当然なのかもしれません。

プーケット人でないと、不利益なことも

ただそれでも何かにつけ、役所ではこのタビアンバーンとIDカードの提示を要求されます。
プーケットで暮らしていて、プーケットのタビアンバーンを持っていないと、あれこれ不利益になることも多いと聞きます。

例えば車を買うときに、プーケットのタビアンバーンを持っていないと、頭金を余分に払わなければなりません。
また子供の幼稚園も、父親のタビアンバーンが他県の場合、プーケットの公立幼稚園に入れなかった、という話も聞きます。
今回のコロナのワクチン接種も、プーケット県からの通達は、プーケット在住者ではなく、プーケットにタビアンバーンがある人や、プーケットの会社の従業員を対象だと言われています。
タビアンバーンを見せるたびに、「お前はよそ者だな!」と言われるのも嫌ですよね。

プーケット役場から、無料食糧配布

無料食糧配布場所

そしてこれが今日の本題なのですが、
プーケットの私が暮らす、チャロン地区の役所から、嫁さんに今朝電話がかかってきました。
コロナのための無料食糧配布を行うので、取りに来るようにということでした。
持参する書類は、先ほどもお話しした、嫁さんのタビアンバーンとIDカードです。
今はプーケットのタビアンバーンを嫁さんは持っています。

配布場所に行ってみると、テントの下に、数人の職員が座っていました。
雨模様の天気だったので、無料食糧を受け取りに来ている人はいませんでした。
でもスタッフの数ばかりが多いのが、タイらしいところです。

無料食糧の袋の山

テントの端には、無料食糧の大きな袋が、たくさん積まれていました。
でもパット見た目は、ごみの山のようですね。
タビアンバーンとIDカードを職員に見せると、男性職員が袋を1つ渡してくれたのですが、それの重いこと。
家で計ったら、14Kgありました。

無料食糧配布の袋 14Kg

現金でなく、現物支給には訳が、、、

無料食糧配布の中身

中身はというと、5Kgの米が2袋(緑色)、調理油が1本(左)、インスタント麺が10個(左上)、プラーガポンと言ってアジのトマト味缶詰が12缶(右上)です。
おそらく500バーツ(約1,700円)くらいだと思います。
日本のコロナ支援は、何万円という単位ですが、プーケットではこんなものです。
多分現金で支給すると、旦那がお酒を買って飲んでしまったりするから、現物支給なのかもしれません。
これもタイらしいところです。

実は役場からもらったこの無料食糧。
さきほど、他地区に住む嫁さんの友人にあげてきました。
友人の家庭は、食べ盛りの男の子が2人と、夫婦と両親と姉も一緒に住んでいるそうです。
10Kgのお米があれば、数週間は米を買わずに済むと、喜んでいました。

プーケットでは一般市民にも3回目接種開始

タイも日本同様に、コロナの新規感染者は減少しています。
プーケットでは、3回目のアストラゼネカの接種が、一般市民にも始まりました。
嫁さんは9/26に、3回目を打ちに行きます。
外国人の私たちにも、しばらくすると回ってくると思います。

タイ全土でもバンコクやチェンマイなどで、海外の観光客の受け入れを来月から開始するそうです。
徐々にアフターコロナ、With コロナの生活に変わっていくのかもしれません。
日本人観光客がプーケットに戻ってくるのが、そう遠くないことを祈ります。