安定した透明度、エダサンゴ、そして巨岩と、初心者から楽しむことができるラチャノイ島

プーケットからダイビングボートに乗って、南へ約2時間10分。
南北に細長い島が2つあるのがラチャノイ島(Koh Racha Noi)です。
ラチャは王様、ノイは小さいなので、小さな王様の島と呼ばれるこの島は、人は住んでいない無人島です。

ダイビングポイントの特徴

プーケット ダイビング ラチャノイ島

ラチャノイ島はプーケットからの日帰りダイビングで行くことができます。
プーケットのダイビングポイントの中では、エダサンゴが群生する島として紹介することが、最近では多くなりましたが、以前からラチャノイブルーなどと言われ、透明度が安定してよいことで知られて、初心者から楽しめる、とても潜りやすいダイビングポイントとなっています。

乾季のポイント

島には東西南北に魅力的なポイントがあり、一般的に乾季には島の西側を潜り、リュウキュウキッカサンゴや巨岩を眺めることが多いです。
(バナナベイ、バナナロック、マンタベイ)

雨季のポイント

逆に雨季は島の東側を潜り、真っ白な砂地がスキー場のゲレンデのように広がる場所に、エダサンゴやハマサンゴなどが点在する、癒し系のポイントを潜ります。
(マリーナベイ、カメラベイ)

ダイナミックなポイント

また島の南端のポイントは潮の流れが速く、バラクーダの群れや高確率でマンタが見られたり、華やかなソフトコーラルが見られるポイントとしても有名です。
(サウスチップ、ラチャノイベイ)

逆に島の北端は、巨岩がそびえたち、そこをフュージラーの群れが舐めるように泳ぐような、ダイナックなポイントになっています。
(ノースポイント)

基本情報

ダイビングサイトラチャノイ島
潜れる期間一年中
所要時間チャロン港からダイビングボートで130分
レベル初級~
透明度15m~30m
最大深度40m
水温28℃~30℃
流れ弱い~強い(ポイントによる)
主なダイビングポイント東:バナナベイ、バナナロック、マンタベイ
西:マリーナベイ、カメラベイ
南:サウスチップ、ラチャノイベイ
北:ノースポイント
見どころエダサンゴ、ソフトコーラル、巨岩、サンゴの上のスズメダイの群れ、カマスの群れ、マンタなど
地図グーグルマップ

ポイントの紹介

バナナベイ

ラチャノイ島の東側に面した有名なポイントで、主に西風が吹く雨季に潜ることが多いです。

大きな湾内は水深5m~25m位まで、白い砂地がまるでスキー場のゲレンデのようになだらかに傾斜していて、浅場にはエダサンゴやハマサンゴが群生し、太陽の光に照らされてきらきらする様は、まさに癒し系そのものです。

また砂地に点在するサンゴの上にはスズメダイが群れ、タイワンカマスの群れやマダラトビエイがやってくることもあります。

バナナロック・マンタベイ

ラチャノイ島の東に位置するこのポイントは、バナナベイと一緒に潜ることが多いポイントです。

バナナロックは枝先が青いエダサンゴが一面に広がり、その上にはスズメダイやアカヒメジが群れる癒し系と、大きな岩が水底からそびえたつ地形の、景観の変化も楽しめる、とても美しいポイントです。

マンタベイは潜り始めた年のお正月に、頻繁にマンタが目撃されたことから名前が付きました。
岸に近い岩場には、ソフトコーラルが密生し、15m以深からは砂地が広がっていて、チンアナゴやさらに長いスパゲッティイールなどが見られます。
また、点在するサンゴの根にはホソフエダイの群れが、雲のように群がっている光景も見られるポイントです。

マリーナベイ

ラチャノイ島の西側に面したこちらも有名なポイントで、主に乾季に潜ることが多いです。

湾内のエダサンゴの上にはスズメダイが群れ、岸に近い所にはリュウキュウキッカサンゴが広がり、そこにカマスの群れなどがやって来て、ビギナーからでも楽しめます。

南側のコーナーには巨岩が積み重なっていて、フュージラーの群れがその岩をなめるように泳ぐ様が美しく、またスイムスルーの中に群れるロクセンフエダイやウミウチワなどを眺めるのも楽しいポイントです。

カメラベイ

まだラチャノイ島2ダイブツアーが主流だった頃は、あまり潜らなかったポイントですが、およそ2011年頃からラチャノイ島ラチャヤイ島3ダイブツアーを、どこの船会社も始めるようになってから潜ることが多くなった、主に乾季のシーズンに潜る新しいポイントです。

湾内に近いところは巨岩が並び、そこから12m位まではリュウキュウキッカサンゴが一面に広がっています。
また12m以深は砂地が広がり、ところどころに大きめのサンゴの根があって、そこでは大きなエイや、フュージラーの群れなどを楽しむことができます。

ノースポイント

ラチャノイ島の北端にあるこのポイントは、雨季に時々潜ることがあるポイントです。

小さな湾内にはサンゴが密生して、10m程度の深さからは砂地に変化し、湾内から出ると流れも出始め、フュージラーの群れなどが楽しめます。
また湾の端には巨岩がそびえたち、徐々に深くなるにつれて地形の美しさを楽しめるポイントでもあります。

ラチャノイベイ

ラチャノイ島の南東にあるポイントで、ビーチから十数メートルのところにある小さな島は、潮が引くと白い砂が通路のように現れて陸続きとなります。

スピードボートのラチャノイ島ツアーでは、小さなビーチに上陸したり、湾内でスノーケリングを楽しむこともあります。

南北に長いラチャノイ島の南にあるので、ガソリン代が急騰してからはなかなか潜るチャンスが少なくなってしまったのが残念ですが、浅場の白い砂地がきらきらしたり、深場の岩の周りにはキンギョハナダイなどが群れたりと、景観の変化も楽しむことができるポイントです。
時々マンタの遭遇もあることでも有名です。

サウスチップ

ラチャノイ島の南端に位置する上級者向けのポイントで、潮の流れがとても速く、巨岩の周りには各種フュージラーや大型のバラクーダ、高確率でマンタが見られることでも有名なポイントです。

船会社によっては、潮の流れが弱い日を狙ってツアーを組むことがあるので、そんな時はぜひ潜ってみたいポイントです。