プーケット キングクルーザー

ポイントの特徴

プーケットを代表する大型沈船ポイントのキングクルーザー

事故当時の貴重な写真

プーケットとピピ島を繋いでいた、大型フェリー(六甲丸)が1997年5月に沈み、ダイビングポイントとなりました。

六甲丸として日本で運行していた当時は、カーフェリーでしたが、ピピ島では車は走っていないため、プーケットでは乗客だけをのせるフェリーとして運航していました。
幸い死者はなく、写真のように乗客は救命ボートなどで避難して無事だったと記録に残っています。

船は今でもほぼ原形をとどめ、大きな漁礁となっています。
船の周りには様々な種類の魚たちが、船壁が見えなくなるほどの大きな群れを作っています。
まさに船全体が大きな漁礁になっていて、見応え十分なポイントです。

基本情報

ポイント名キングクルーザー
潜れる期間一年中
所要時間チャロン港からボートで90分
レベル中級~
透明度10m~15m
最大深度30m
水温28℃~30℃
流れ時に強い
主なダイビングポイント船の周り
見どころ大型の沈船、魚影の濃さ、華やかなサンゴ
地図マリンパーク内
ここを潜れるツアーマリンパーク3ファンダイブツアー
プーケット 日帰りダイビング マリンパーク3ダイブ

ポイント紹介

プーケット ダイビングポイント キングクルーザー

写真でもわかる通り、船は南に船首、北に船尾と南北に長く沈んでいます。
全長は85m、全幅は25m。
水深約33m沈み、トップは沈んだ当時は水深18mでしたが、20年近く経った現在では、屋根の大部分はほぼ崩れてしまい、水深20m程度となっています。

プーケット キングクルーザー

透明度は10m~15mと、決して良い方ではありませんが、船一面を覆うキンセンフエダイやカマスの子の群れ、時にはヒイラギと言った小魚が、まるで川の水流れのようにやって来て、めまいを起こしそうになるほどの魚影を作り出しています。

プーケット キングクルーザー

また船の周りには、小型種のフュージラーがまるでカーテンのように群れていて、そこに中型の魚たちが入り込むたびに、フュージラーのカーテンが左右に揺れる様は、圧巻です。

プーケット キングクルーザー

グルクマの群れが銀色の身体を光らせながらやってきたり、深場から極太のピックハンドバラクーダーが列をなしてやってきたり、ある時はジンベエザメが数日居ついたこともありました。

プーケット キングクルーザー

大型の船を楽しんだり、魚の群れに囲まれたり、船につくカラフルなソフトサンゴを楽しんだりと、様々な楽しみ方ができるポイントになっています。