今日、プーケットダイビングにご案内したのは、タイ在住のM様。
昨日まではプーケットの北西にある、世界的にも有名なダイブサイト、シミランで船の上に宿泊するクルーズを楽しんでこられました。
シミランの後も休暇をもう少し利用して、今日と明日の2日間、今度はプーケットで日帰りダイビングを楽しんでいただきます。
初日にご案内したのは、ピピ島マリンパーク3ファンダイビング
1本目はピピ島のビダノックに入りました。
最近は、エントリーしたら真っ先にサメを見にいくことにしています。
浅場のキラキラした岩場を抜けて、一番乗りしてみると、いましたいました。
丸々太ったブラックチップリーフシャークが数個体。
私たちを警戒せずに、意外と近くまでゆったりと泳いできたくれたので、お客様もじっくりと観察できましたよ。

ビダノックではかわいいシーホースも見ることができます。
虎柄のしっぽを巻き付けて、身体を真横に伸ばしていました。
目がちょっと上目遣いで、おどけた感じですね。

今日のお客様のM様は、1年前にピピ島でスノーケリングツアーに参加した後に、その海の美しさに魅了されてダイビングを始めたそうです。
オープンウォーター講習はバンコクのパタヤで取ったそうです。
パタヤは透明度がないので有名なので、どこの海を潜っても楽しいとおっしゃっていました。

シミランには行きましたが、今のところ70本程度の経験本数。
本人が一番気にしているのは、エア消費だそうです。
ちょっと吐いている泡が大きいですね。
写真は砂地にいたコブシメを狙っているところ。
でも呼吸を使ってなかなかコブシメの横に降りてゆくことができませんでした。

ピピ島のビダノックと言えば、このキンセンフエダイの大群。
透明度はそこそこ良かったので、この黄色の身体がちょっと赤っぽく見えました。
360度魚に囲まれて大満足だったようです。

2本目に潜ったのは、ピピ島のタートルロック。
今日は満ち潮から少し下げ始めた時間帯だったので、青の洞窟へご案内。
もう今日が、今シーズン最後かな?
この青い世界を独り占めしていました。

1本目が終わった後に写真を見ながらスキルアップの話をしました。
呼吸は肺を絞る感じで、呼吸で浮力をコントロールしてみましょう。と話しましたが、少しずつそれを実践していましたね。
こんな岩と岩の間を上手に抜けていましたよ。

タートルロックは5m程度の浅場には、こんな砂地があって、今日は日差しも強かったので砂がキラキラ光っていました。
呼吸は決して我慢することなく、丁寧に吐いていたので、泡が小さいですね。
脚も程よく下がっています。
ご自身で水中写真を見ながら、改善点を確認していたみたいです。
船の上ではご自身の呼吸の仕方が、以前は喉のところで息をコントロールしていた、とおっしゃっていました。
少しずつ肺を意識するようにします。と話してくれましたよ。

タートルロックではウミガメにも出会いました。
これは水面に上がる間際のタイマイ。
鷲のくちばしみたいに顔がとがっているのが特徴ですが、目がきりっと前を向いて、なんともかっこいいです。

これは水面で息を吸った後に降りてきたところ。
M様と二人で追いかけてきたので、ウミガメを独占です。
肺で上手に浮力をコントロールして、ウミガメと同じ目線まで下がっていました。

タートルロックの終盤は、こんな魚たちを見ながらの安全停止。
写真の撮り方も、撮られ方も船上でレクチャーしているので、かっこよく写っていますね。
今回、レンタルカメラで初めて水中写真撮影に挑戦しましたが、少しずつコツがわかってきたみたいですよ。

今回のシミランツアーでは、カンムリブダイやナポレオンフィッシュにはあったそうですが、マンタやジンベエなど大物には会えなかったそうです。
なので息の船の上では、サメをリクエストされました。
今日の1本目は入ってすぐに、丸々太ったサメを見られたので、大満足。
ダイビングボートも大きくて快適だったので、プーケットの日帰りダイビングにとても良い印象を持ってもらえたようです。
明日はマリンパーク3ファンダイビングに行ってきます。
大型沈船や洞窟をたっぷりと楽しんでもらおうと思っています。