今日、プーケットダイビングにご案内したのは、新婚旅行中のW様ご夫妻。
プーケットに入る前は、北米からヨーロッパを回ってきたそうです。
羨ましいですね。
ヨーロッパはお肉料理がとてもおいしかったそうですよ。

そんなお二人を今日もラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングにご難内しました。
今日は波高は0.8mとなっていましたが、船に乗っていると目線近くまで波が上がっていて、結構揺れていました。
ただ島についてしまうと、島が風をよけてくれるので、潜るポイントにはまったく波はありません。
落ち着いて準備やエントリーができるのが、このツアーの良いところです。
今日も1本目は、プーケットのラチャノイ島のバナナベイ。
透明度は少し上がっていたと思います。
写真からもわかるように、ダイビングボートの数も少なく、海の中はとても静かで青かったです。
新婚さんらしく、海の中でもお互いに気を配りながら、こうして手を取り合っているシーンが多かったです。

関東にお住まいのお二人。
同じ趣味を楽しむために都市型のダイビングのショップで、ダイビングライセンスを取得して、器材も全てお持ちだそうです。
ただ今回は長旅だったので、自己器材は持ってこられず、すべてレンタル器材。
でもダイブコンピューターだけはしっかりお持ちになられました。
普段潜っているのは西伊豆で、しかもドライスーツだそうです。
今日はエントリーするや否や、ウエットスーツの中に水が入ってくる感触を楽しんでいたのが、とても印象的でした。
経験本数がまだ20本弱のビギナーだったため、息を吸った後に浮き上がるまで吐くのを我慢してしまって、浅場になると体が浮き上がってしまっていますね。
サンゴの上に群れる魚と一緒に写真に写ってほしかったのですが、だいぶ上の方になっているのがわかるでしょうか。

1本目が終わったところで、船の上でダイビングスキルについてレクチャーをしました。
「息を吸ったあと、浮く前に息を吐き出す。」それを心掛けてもらいました。
するとこの通り。
魚達と一緒に写真に写っていますよね。
1本目は力づくで深度を下げていた旦那さんも、2本目は呼吸を上手に吐きだして、深度を下げるようになりました。
まだ20本程度の経験なので、コツさえつかめば、ダイビングの呼吸になっていくと思います。

この写真は2本目のラチャノイ島のフリーダムリーフの、岩のえぐれた部分を泳いでいるところ。
こんなところにも積極的に入って行くのは、スキルアップにはとても大切なことだと思います。
視線がしっかり前を向いて、上手に呼吸をしていました。

ラチャノイ島のフリーダムリーフの浅場は、こんなエダサンゴの上に、オレンジ色や水色や茶色のスズメダイがたくさん群れています。
サンゴぎりぎりを泳いで、こんなカラフルな魚達と一緒に写真に写るのも、きれいですよね。

フリーダムリーフの浅場はまだまだサンゴが生き生きしています。
キャベツの葉っぱが開いたようなこんなサンゴもきれいでしょ。
他のボートがいなかったので、ダイバーがほとんどいなくて、サンゴの後ろの青い世界がとてもきれいです。

浅場を湾のはずれの方までゆっくりと泳いでいると、タイワンカマスの群れに出会いました。
水深が5mくらいと浅かったので、カマスの身体が日差しを受けてキラキラしているのがわかりますよね。
白い砂地やサンゴもキラキラ輝いています。
お二人の吐き出す泡もとても小さいでしょ。
上手にトリムをとって、砂の上のぎりぎりをカマスと一緒に泳いでいますね。
1本目は浮き上がっていた5mの深度ですが、2本目はとても安定して、カマスの群れをゆったりと楽しんでいました。

3本目はプーケットのラチャヤイ島の沈船。
船の中にダイバーが入っていなかったので、逆に魚たちが船の中に入り込んでいました。
他にダイバーがいないので、船の中を独占状態。
船の中から見える、キンセンフエダイの大群やタイワンカマスの大群を眺めながら、沈船ダイブを楽しんでいました。

船の脇では数万匹はいたであろう、タイワンカマスの大群と一緒に記念撮影。
「カメラを向けられたら、ちょっと息を止めてください。」そんなアドバイスをしっかり守っていましたね。

こちらは船の周りに群れる、キンセンフエダイの大群。
船をなめるように泳いでいて、それをバックに記念撮影です。
今日は流れもほどほどで、ダイバーの数が少なかったので、もう船の周りをふわふわと泳いでいるだけでも十分に気持ちよかったです。
ずっとこのまま船の周りの魚達と一緒に泳いでいたい、そんな気持ちになりました。

海外では初ダイビングのお二人。
最初のメールに、「海外ではナイトロックスが当たり前だそうですが、普通のタンクもレンタルできますか?」と言った素朴な疑問も持っていました。
温かい海をウエットスーツで、気持ちよく中性浮力を取りながら、カラフルな魚たちに囲まれるダインビング。
しっかりと満喫していただくことができたようです。
ハネムーンの良い思い出ができて、きれいな写真を持って帰って頂けて、私も嬉しかったです。
またチャンスがあったら、ぜひプーケットの海に遊びに来てください。
お待ちしています。