今日、プーケットダイビングにご案内したのは、日本からお越しのO様。
当初はサメとカメを見たいという希望だったのですが、まだ経験本数10本程度だったので、安心して潜れるラチャノイ島ラチャヤイ島をお勧めしました。私のアドバイスを受けていただきましたが、後でその時のことを聞いてみると、「自分の身の丈に合ったダイビングをする」という、とても堅実な方だということがわかりました。
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今日の1本目は、ラチャノイ島のマリーナベイの南。
私がカメラを向けると、ハートを作ったりと、そのたびにポージングをしてくれるO様。
でも1ダイブで50枚くらい写真を撮られるので、私も見ていてなんだか申し訳なくなりました。
船上では「自然でいいですよ」とお話しすると、2ダイブ目からは魚に視線を移すような、自然な感じに変わりました。

この魚はタマガシラ。
種類は、シンジュタマガシラやハクセンタマガシラ、それにラチャノイ島でよくみられるカメンタマガシラなど。
どれも目が大きくて、キラキラしているの特徴です。
女性に人気のある魚です。

潜り始めると、とても落ち着いて呼吸をしていて、長く吐くことができるお客さんでした。
ただ、ご自身でもわかっていましたが、姿勢はちょっと身体を反り気味。
というより、女性特有の脚が浮いてしまいがちでした。
船の上では、脚の重さを感じるように、下半身の力を抜いてみたらどうかと言うアドバイスをしてみました。
でもこんなサンゴの上をゆったりと潜れて、とても上手でしたよ。

なんだか最近、このホソフエダイ(フタホシフエダイ)があちこちに群れている姿を見かけます。
茶色い身体で、背中に白点があるのが特徴ですが、意外と人間を警戒しがち。
こうして一緒に写真を撮るには、お客さんにも魚にも協力してもらわなければならないんです。

これはコラーレバタフライフィッシュ
レッドテイルバタフライと言う別名もあって、確かにお尻が真っ赤。
つぶらな瞳の上に、かわいい眉毛模様が良く見えます。

今日のお昼ご飯は、カオマンガイと、鶏を揚げたカオマンガイトーとの組み合わせ。
日本でも有名なのか、お客さんも名前を知っていました。
一番右にあるご飯は、茹でた鶏肉のダシで炊いています。
お客さんも「ご飯が美味しい」と言ってくれました。

これはモヨウフグ。
お客さんに「チュッ」とするまで、シャッターを押すのを我慢してみましたが、どうでしょうか?
魚に視線を向けていて、かっこいいでしょ?

2本目に潜ったのは、ラチャノイ島のカメラベイ。
今日はこんなタイワンカマスの群れに、行きも帰りも出会うことができました。
そ~と中に入り込んで、魚と一緒に泳いでもらいました。

これはリクエストのあった写真。
韓国のアイドル(研修生)の写真を防水バッグに入れて、一緒に写真に撮ってください。と言われていました。
「推し」なんだそうです。
ばっちりですよね。

ここは3本目に潜った、ラチャヤイ島のバンガローベイ。
ちょっと透明度はいまいちでしたが、一番華やかなエダサンゴの一画では、カラフルなスズメダイたちと一緒に、またまたタイワンカマスの大群に出会いました。
水底に近いところだったので、今度は360°カマスワールドを楽しんで頂きました。

今までは、「お姫様ダイブ」をしてきたというO様。
器材のセッティングはもちろん、フィンもマスクもスタッフに着けてもらっていたそうです。
私が全部自分でしてもらうので、ちょっと面食らってしまったかもしれません。
でも上達する楽しみや、自然の魚たちと楽しむことや、写真に撮られる楽しみもわかってもらえたと思います。
これからもダイビングを続けて、またぜひプーケットの海に戻ってきてほしいです。
お待ちしています。