頂いた写真は時々見返しています

私が、誕生日メッセージを毎日送っていると、お客さんから時々返信が返ってきます。
「プーケット旅行のことを思い出します。」
「頂いた写真は時々見返しています。」
「その写真は、PCの壁紙やカレンダーにしました。」
なんていう言葉をもらいます。
うれしいですね。

でも1人だけではないんです。
何人もお客さんが、「写真を見返しています。」と書いてくれているんです。
どうしてなんだろう?
深く考えたことはなかったのですが、ホームページのリニューアルで他ショップとのサービスの違いを載せようと思って、じっくりと考えてみることにしました。

私の写真が、ただ魚、ただお客さんを撮っただけならば、こうは言ってもらえないと思います。
例え、マンタやジンベエでも。

参加型

私の写真は、参加型の水中写真

よく考えると私の写真は、参加型の水中写真だと思うんです。
まず1本目は、Cカードを持ったダイバーも、例え体験ダイバーでも、スキルの話をして、自分で上手に泳げるようになってもらいます。

写真の上手な撮られ方

そのあとに写真の上手な撮られ方を話します。
カメラを向けられた時に、モデルさんになってください。
モデルさんは、どうすれば自分が美しく撮ってもらえるか?を考えてください。
と伝えます。
お客さんはみんな笑いますよね。

そこでコツは、カメラを向けられた時に、
何と一緒に写っているのか?
その時の目線は?
呼吸はどうすればいいか?
位置取りは?
具体的にタブレットで写真も見てもらいながら、説明をして2本目の海に入ってもらいます。

2本目は見違えるように上手になる

すると1本目とは見違えるように、皆さん上手に泳いで写真に写るようになります。
なにより私の動きをよく観察してくれるようになります。
いつカメラが自分に向けられるんだろう。
何と一緒に写ればいいんだろう。
と視野を広げてくれます。

モデルさん

写真に思い入れができる

これが参加型の水中写真です。
お客さんがモデルになりきっているので、写真にも思い入れができるんだろなと思います。
水中から上がってきて、「写真を見ますか?」と聞くと、ほとんどの人が「見ます、見ます!」と言ってくれます。

プロカメラマン

プロのカメラマンのショップなら、これを有料でしているのかもしれません。
でも無料でしているショップは、おそらくないと思います。
実は有料にしないのは、私はプロのカメラマンではないからで、あくまでガイドとして、イントラとしてお客さんと潜っているからです。

カメラを使って、お客さんを誘導している

私は水中カメラは、自分のショップを起ち上げるまで、ガイドをする時は持っていきませんでした。
安全が確保できないと教えられていたからです。
でも今はカメラを使って、お客さんを誘導していると考えています。

10年間、お客さんの写真を撮ってきたことを、改めて深く考えて、文章にするとこんな感じになります。
参加型の水中写真。
ぜひプーケットに遊びに来られるようになったら、試していただきたいです。