プーケットのダイビングも今日で3日目。
今日はプーケットのダイブサイトの中でも、中級者レベルのマリンパーク3ファンダイビングにご案内しました。
今日の1本目は、ドクマイ島。
ここはプーケットから1時間と、比較的近いポイントで、岩壁を流したり、洞窟の中に入ることができます。
海の真ん中にぽかんと切り立った岩が浮いているように見えるので、池に咲いた蓮の花のイメージで、ドクマイ(花)と言う名前がついているんだと思います。
ここは流れの強いことでも知られていて、こんな大きなウミウチワをあちこちで見ることができます。
今日は1本目の朝早い時間だったので、東側ポイントを潜っても明るくて、とてもきれいでした。
ドクマイ島にはこんな洞窟があります。
水深は18mくらいで、それほど奥行きもないので、怖がる心配はありません。
上手に中性浮力をとりながら、水底の砂を巻き上げないように潜るのが難しいです。
シルエットがきれいですよね。
2本目に潜ったのは、大型沈船のキングクルーザー。
深場の30mのところに沈む、カーフェリーで、以前は六甲丸と言う名の日本の船でした。
いつもはここを1本目に潜るのですが、今日は流れが強いことが予想されたので、あえて流れの止まっている2本目にしたと、ツアーリーダーが教えてくれました。
船の甲板の上には、沈んでから10数年が経っているので、こんなソフトコーラルがとても華やかです。
今日は透明度がなかなか良かったんです。
水底まではっきりと見ることができました。
甲板の上のソフトコーラルとキンセンフエダイやスズメダイの群れを、ゆったりとながめながら船の側面を流していきます。
これもサンゴなんですよ。
イボヤギと言います。
肉眼では右端のように、黄色と言うか、ちょっと緑がかって見えますが、光を当てるとこんなに赤っぽく見えます。
とってもきれいですよね。
これが甲板のあちらこちらにあるのですが、こうして流れがあるときれいにポリープが開いてきれいなんですよ。
これは船首のカーデッキのあたり。
ちょうどキンセンフエダイが群れていて、そこをA様が抜けると、こんな風に大群が左右に分かれてきれいでした。
昨日のピピ島では、ちょっと透明度がよくなくて、大群の様子がわからなかったのですが、今日は透明度の良いキングクルーザーでキンセンフエダイの群れをたっぷりと味わってもらうことができました。
これは3本目に潜ったシャークポイントの様子。
昨日も3本目でしたが、ピピの帰りだったので、少し暗かったです。
それに比べて今日は同じ3本目でも、2時間くらい早い時間帯だったので、海の中も明るく、潮の流れもほどほどで、ゆったりと魚たちを楽しむことができました。
これは体をギラギラ輝かせながら、お行儀よくおよぐシベロンバラクーダの群れ。
お客さんも手の届くくらいに接近して写真を撮ることができました。
これはシャークポイントの隠れ根。
ちょっと大きめのインド洋固有種のフエダイ、アーレンバーグスナッパーです。
銀色の身体に縦じまが入って、お尻に黒点あるきれいな魚です。
こうしてカイメンの脇だったり、大きなウミウチワの脇に群れているので、絵になる魚です。
すっかり写真撮影も上手になったA様。
これはプーケット周辺のアンダマン海の固有種、トマトアネモネフィッシュを撮影しているところ。
上手に水深を下げながらサンゴの間にいるクマノミを撮影していました。
3日間でずいぶんとスキルアップしたと思います。
これはシャークポイントの隠れ根のトップ、水深が5mあたり。
今日はまだ日の光が強く当たっていて、ながれもほどほどだったので、サンゴのポリープがきれいに開いていました。
こんなイソギンチャクの裏側もきれいですよね。
白かったり、紫だったり、黄緑色だったり。
まさに巾着状態です。
この3日間で、プーケットの日帰りダイビングポイントを一通り回ることができました。
明日は初日に潜ったラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングへもう一度ご案内します。
初日は波が高かったので、ラチャノイ島ラチャヤイ島は西側を潜りましたが、きっと明日は天気が良いので、サラサラの砂地が広がる癒し系のラチャノイ島ラチャヤイ島を楽しんでいただけると思っています。
最終日、スキルも格段にアップしたA様。
たっぷりと楽しんでいただこうと思っています。