今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、20歳代の女性のY様。
お友達と2日前に、シミラン諸島のボン島でダイビングをしてきたそうです。
プーケット周りの日帰りも楽しみたいということで、ご案内したのはピピ島マリンパーク3ダイビング。
天気もまずまずでした。
下の写真は、映画の舞台になったピピ島のマヤベイの少し北です。
12階くらいはありそうな岩壁が、先の方まで伸びて、それを見上げた時の景色は圧巻です。
今日、1本目に潜ったのは、ピピ島のタートルロック。
ここはサンゴと地形が楽しめるポイントです。
Y様の後ろにはニセクロホシフエダイやインド洋固有種のアーレンバーグスナッパーが群れています。
1本目だったので、12階くらいある高さの岩壁に阻まれて、太陽光が差し込んでいませんでした。
少し暗かったのですが、逆にすこし幻想的な雰囲気も感じられました。
ピピ島のサンゴって、こんな感じのちょっと短め。
でも色が黄色だったり、紫や白など、岩がサンゴに覆われていて、華やかに見えるのが特徴です。
これは2本目に潜ったピピ島のビダノック。
イソギンチャクの裏側が緑色なのがわかりますよね。
紫色だったり、白かったりと、イソギンチャクの裏側もカラフルできれいなんですよ。
ビダノックと言えば、このキンセンフエダイの大群。
もうあちらこちらで、こんな大群を目にすることができます。
魚に囲まれて、おさかな天国を楽しんでいるところ。
ピピ島の中でもこのポイントが一番メジャーです。
いつもはたくさんのダイバーがいるのですが、2本目に潜って他の船と時間をずらしたので、ダイバーの数が少なくて、たっぷりと魚を楽しむことができました。
ここは3本目に潜った、プーケットのシャークポイント。
お客様のY様が、こんなのを見つけました。
ヒラムシです。
薄い体をひらひらとくねらせながら、漂っていました。
岩にへばりついていることが多いですが、こうして泳いでいる姿はきれいです。
シャークポイントの流れの上に行ってみると、シベロンバラクーダの群れに出会いました。
Y様はながいステックを伸ばして、GoProでバラクーダを撮影。
あと少し寄れると、もっと迫力がある映像が取れるんですけど。
そんな話も船上でしました。
お客様の写真を撮っていると、私の周りにも群れがやってきました。
意外と魚を撮っていないときの方が、魚の群れって近づいてくれるものです。
もう手でつかめそうなくらいに近い距離を泳いで、取り囲んでくれました。
華やかなソフトコーラルですよね。
シャークポイントの2の根のトップはこんな美しい、お花畑みたいな景色が楽しめます。
流れもほどほどで、Y様もご自身のフィンを持ってきていたので、軽い流れに逆らいながら、こんな景色の中に写りこんでもらいました。
ここにはプーケット周辺のアンダマン海の固有種、トマトアネモネフィッシュがいて、それをながいステックで撮影しているところ。
赤や紫のソフトコーラルのなかに、トマトアネモネフィッシュは隠れていました。
今日は透明度はそれほど良いわけではありませんでしたが、それでも驚くような魚の群れや、華やかなソフトコーラルをたっぷりと楽しんでいただきました。
チャンスがあったら、ぜひ今度はお友達もつれて、またプーケットの海を潜ってほしいです。
お待ちしています。