今日、プーケットダイビングにご案内したのは、3世代にわたってダイビングを楽しんでいるご家族。
3世代と書きましたが、本当はおばあちゃんと、叔母さんと、お孫さんの3名。
本当はおじいちゃんもダイビングをしているのですが、今回はホテルでゆっくりされています。
親戚みんなでダイビングに行ったこともあるという、ダイビング好きなご一家です。
すご~い、お金持ちなんでしょうかね?

おばあちゃんというには、まだまだお若くて活発なRT様。
実はもう経験本数が1,500本近いという強者です。
今回は水中カメラにばっちりライトもつけて、夢中で撮影していました。
普段はインドネシアのバリで潜っているので、インド洋の魚を見るとその違いに気が付いて、そのたびにシャッターを切っていました。

お孫さん、といってももう大学生のKさん。
まだダイビングの経験は30本程度ですが、若者なのですぐにアドバイスを飲み込んでスキルアップしていました。
今回のフィンはおじいちゃんのを借りてきました。
おばあちゃんがダイビングをしていたので、自分もダイビングを始めたと話してくれましたよ。

3人のまとめ役のRKさん。
今回は5mmのロングウエットスーツも持参で参加です。
1本目の最初は、ウエットスーツが乾いていてなかなか沈みませんでしたが、2本目からは適正ウエイトで気持ちよく泳いでいました。
今回は、みなさんは旅行に来る前に、フィンを持ってくるかどうか迷っていたのですが、3日間ダイビングを楽しむならば、フィンとマスクはレンタルではない方が良いと、LINEで伝えました。
そうしたら、「ではフィンとブーツは、プーケットのショップで購入してください。」ということになって、ブーツを2足、フィンを2枚、プーケットのGULLの専門店で準備しました。
25%割引で提供して、サイズは色なども、こまめにLINEで連絡を取り合ったので、ばっちり器材がそろってダイビングをたのしむことができたみたいです。

今日は、プーケットのラチャノイ島ラチャヤイ島を潜りました。
これは1本目に潜ったラチャノイ島のバナナベイの終了間際で出会った、タイマイの子亀。
私はカメを見つけた途端にみんなに合図をして、猛然とダッシュしたのですが、カメラを向けるとなんだか皆さんの反応が今一つ薄くて、???
実はいつも潜っているバリ島では、タイマイはとても一般的で、カメは見飽きるくらいに見ていたんだそうです。
でもこの子亀には、「甲羅が意外ときれいですね」なんていう感想を聞かせてもらいました。
バリで潜っている皆さん、ウミガメは見飽きているようですが、ハナミノカサゴは数えるくらいしか見たことがないそうです。
海が違うと、見られるものも違ってくるんですね。

今日のラチャノイ島ラチャヤイ島行きのダイビングボートは6艘いました。
それが、2本目にはどの船も、マンタベイに向かったので、私たちの船は急遽ポイントを変えて、バナナベイ北を潜ることにしました。
ここのポイントは、浅場にはこんな風にフタホシフエダイが群れています。

こんなサンゴの穴から撮ってみました。
ばっちりですね。

イエローバンドフュージラーは、大量でこんな風に群れる魚です。
中層の方から水底に降りてきて、サンゴの上をなめるように泳いでくれるので、とてもきれいですね。

ラチャノイ島のバナナベイは、とても大きな湾で、バナナのように湾曲しているので、その名前が付いたと言われています。
ただ一般的に潜るのは、中央付近で、今日のように2本目にバナナベイの北を潜ることは、なかなかありません。
でもここは浅場にある大きなサンゴの周りに、フタホシフエダイの大群や、写真のように水色のデバスズメダイや、オレンジ色のネッタイスズメダイがたくさん群れていて、とても華やかなんですよ。

これは3本目に潜ったプーケットのラチャヤイ島の沈船。
キンセンフエダイが群れているポイントです。
カメラを向けているRTさんは、実は75歳です。
ただやはりにシニアなので、重たいタンクを背負って船の上を歩くことは厳しいです。
そこで今回は、ダイビングデッキに一番近い場所にタンクをセット。
歩いて5歩もすれば、海に入ることができます。
またダイビングが終了して、水面に出てきた後は、BCDを水面で外して、はしごを上がってもらいました。
ダイビングボートのスタッフもその点はとても慣れていて、段取りよく手伝ってくれます。
RTさんは、まだまだダイビングを続けたいと話しくれました。

ラチャヤイ島の大きな船の上には、ツバメウオがきれいに群れています。
ここ最近、いつ潜っても見ることができます。
10m程度の浅場なので、ちょっと浮き上がらないように緊張しながら魚に近づかなければなりませんが、写真に写っているのは大学生のKさん。
上手にモデルさんになることができました。
今度はもっと近づいてみようと話していました。

今日は3日間の初日なので、潜りやすいラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングでしたが、明日は魚影や地形や華やかなソフトコーラルも楽しめる、ピピ島マリンパーク3ファンダイビングにご案内します。
最終日は、マリンパーク3ファンダイビングなので、プーケットの日帰りダイビングポイントを、すべて回っていただく予定です。
明日はどんな景色に出会えるか、また報告したいと思います。