今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、日本からお越しのI様。
IT関連のお仕事をされていて、パソコンがあれば世界のどこにいてもお仕事ができる環境だそうです。
そのため、バリからプーケットに移動して、すでに2週間ほど滞在をされています。
実はI様は、ダイブマスター(ダイビングのプロ)の資格をお持ちです。
そのため今回も、ダイビング器材はすべてご自身のものを用意していきました。
今日潜ったのは、ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングツアー。
経験本数も多かったのですが、この時期に一番透明度が安定しているので、相談をしてこのツアーにご案内しました。
これは深場の20m程度で、水面を見上げたとき撮影してもの。
透明度が良いのがわかりますよね。
1週間前は大雨と高波の天気でしたが、今日は水面もとてもキラキラしていて、透明度も抜群でした。
さすがにプロらしく、とても安定した泳ぎでした。
カメラをお持ちでしたが、あまりシャッターを押す機会がなかったみたいです。
というのも、今までにマンタやマンボウやイルカとも一緒に潜ったことがあって、それから比べると今日のプーケットの海は癒し系過ぎたみたいです。
でものんびりゆったりと潜っていただくことができました。
これは暗いところに群れるハタンポ。
とても地味な魚ですが、こうしてシルエットにすると絵になる魚です。
強い光が差し込んで、青い海がとてもきれいなのがわかっていただけると思います。
もうお馴染み、インド洋の固有種のコラーレバタフライフィッシュです。
つぶらな瞳にげじげじ眉毛が特徴ですが、「顔がかわいいな~」という魚ってそう多くはないんですよ。
私はこのコラーレバタフライフィッシュが、一番かわいい顔をしていると思います。
白い砂地に影がうつっていますね。
強い日差しで、透明度が良いと、こんな風に「ぷかっと」浮いたような写真になります。
今は雨季のプーケット。
雨季というと、なんだか海の中も濁々の印象がありますが、ラチャノイ島ラチャヤイ島は全く逆なんですよ。
雨季の方が透明度も上がって、とても気持ち良い世界が広がっています。
これは2本目に潜ったプーケットのラチャノイ島のマンタベイ。
浅場のエダサンゴの上は、オレンジ色のネッタイスズメダイや、水色のデバスズメダイなどが群れてきれいです。
これは3本目に潜った、プーケットのラチャヤイ島ベイNo1の沈船の中。
今日は外に数艘のダイビングボートがいましたが、どこのボートもお客さんが少ないのか?
沈船の中もほとんど人がいませんでした。
昔からある沈船の周りは、キンセンフエダイの群れがきれいでした。
乾季のいわゆるハイシーズン中は、ラチャヤイ島のベイNo1はもうお客さんでいっぱい。
こちらの沈船の周りにも、人がいっぱいで、写真をじっくり撮ることもなかなかできません。
ただ雨季のいわゆるローシーズン中は、お客さん数はやはり少ないです。
今日のボートも、お客さんは10数名。
ボートの中もゆったりできて、海の透明度も高くて、快適な1日でした。
コロナになって、今日のI様のように、世界中どこにいてもお仕事ができる、そんな方が増えてきました。
会社に縛られず、自分のスキルを活かせるのはうらやましいですね。
今回はダイビング器材だけでなく、サーフボードも持参の旅行だそうです。
来週は、カタビーチに移動してサーフィンを楽しみたいと話してくれました。
世界中をダイビングやサーフィンで巡っている生活がうらやましいです。
今度は地形ポイントも楽しめる、ピピ島やマリンパーク、それにシミランも楽しんでいただきたいです。
ぜひまたプーケットの海を潜ってください。