しばらくブログを更新していませんでしたが、日本に2週間一時帰国をしていました。
年に1度、年老いた両親への親孝行です。
今回は日本で電気圧力鍋をレンタルして、毎日毎食料理を作ってきました。
さて今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、東南アジアに研修中のA様。
1年ほど滞在をする予定だそうです。
ダイビングを始めたのは友人に誘われて、日本の熱海あたりでオープンウォーターを取得されたそうです。
今回は初めて使うアクティブカメラを持参でご参加いただきました。
今日ご案内したツアーは、ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビング。
今の時期の雨季と呼ばれる季節の方が、ラチャ島方面の透明度はとてもよくなります。
写真からもわかるとおりに、青い海が広がっていますね。
サンゴの上のスズメダイが、癒し系の雰囲気を醸し出してくれています。
透明でキラキラしたスカシテンジクダイ。
今の時期はあまり量は多くないのですが、季節によっては、あちこちで大量発生します。
とてもきれいな姿勢ですね。
視線がしっかり前を向いて、下半身の力が程よく抜けているところが、とても良いと思います。
今回は5mmのマイウエットスーツを持参されましたが、浅場でも浮き上がることなく上手に泳いでいました。
ただ呼吸の吐き出しがちょっと遅いのと、あともう1つ2つ吐き出せると、さらに安定することを船上でお伝えしました。
これは1本目の終盤の水深3m程度の浅場、
カメラに集中しすぎると、どうしても呼吸が止まってしまうので、足が浮きやすくなってしまいます。
そこがなかなか難しいですね。
でもインド洋固有種のコラーレバタフライフィッシュを狙っていたのは、ナイスセンスです。
これは2本目に潜ったマンタベイで撮影した写真。
私がカメラを向けたハナミノカサゴのところに、上手に泳いで入ってきてもらいました。
2本目になって、写真の写り方も上手になりましたね。
2本目は少し流れもあったのですが、流れの上にはカマスがきれいに群れていました。
アクティブカメラを持ったA様は、一生懸命カマスを回り込みながら撮影していたのですが、群れの中に入るようにアドバイスすると、そのあとは360°カマスに囲まれて泳ぐことができました。
呼吸も上手に吐ききれるようになって、さらに安定してきました。
これは3本目に潜ったプーケットのラチャヤイ島の沈船。
今日はラチャヤイ島行きのボートが少なかったので、沈船の周りにもダイバーの数が少なくて、魚たちものんびり泳いでいた気がします。
まだまだ遠慮がちにカメラ撮影をしていたA様、もっと群れの中に入って撮影するようにアドバイスしてみました。
この魚はきれいな流線形をしているツムブリです。
脂がのるとてもおいしい高級魚だそうです。
市場で見かけるのは、もう少し大きめのもの。
大型沈船のキングクルーザーでは、小型の魚たちを追い回すシーンをよく見かけます。
これはスカンクアネモネフィッシュ。
イソギンチャクが真っ白なのは、水温が上がりすぎてしまい白化したためです。
これはこれできれいなのですが、なんだか見ていてつらいです。
本当は飛行機で1時間程度で来られるはずだったA様。
ちょうどマイクロソフトによる航空会社のシステム障害にあたってしまい、プーケットには深夜遅くの到着になってしまいました。
睡眠も3時間程度とたいへんな思いをされましたが、海の中は透明度もよくたっぷりと楽しんでいただくことができたと思います。
翌日には帰国と忙しいスケジュールでしたが、またチャンスがあったらぜひプーケットに潜りに来てほしいです。
次は地形やサメカメなども楽しめる、ピピ島マリンパーク3ファンダイビングへご案内したいと思っています。
お待ちしています。