今日、プーケットダイビングにご案内したのは、日本からお越しのYちゃんとSちゃん。
お二人は千葉のダイビングショップのツアーで知り合ったそうで、Yちゃんは今回のダイビングで222本記念を迎えました。
下の写真はピースではなくて、指で222本を作っているところです。

Yちゃんは、7年間で222本を潜っているベテランダイバー。
ただ、Sちゃんは3年ほど前にオープンウォーターアドバンスを取得して、100本にはなっていますが、シニア世代なのでダイビングスキルがもう一つ。
そこで今回は潜りやすいラチャノイ島ラチャヤイ島を初日潜っていただきました。
初日の1本目はプーケットのラチャノイ島のマリーナベイ。
透明度は抜群でした。
青い海に銀色の身体を輝かせたタイワンカマスが群れていました。

これはイエローテイルダムゼルが群れる浅場にいた、コラーレバタフライフィッシュ
赤いしっぽなのでレッドテイルバタフライフィッシュとも呼ばれています。
透明度が良いのが良くわかりますね。

これは2本目に潜ったプーケットのラチャノイ島のカメラベイ。
湾の端はこんな巨岩が積み重なっています。
1本目の始めはバタバタだったSちゃんも、2本目に潜る頃にはすっかり浮力が安定してきました。
日差しも強かったので、岩に影が映っているのがきれいですね。

222本記念のダイビングは、ピピ島のマッシュルームロック。
2日目はピピ島マリンパーク3ファンダイビングだったのですが、波が高くて、ピピ島の2本は映画の舞台のピピレイ島を潜りました。
マッシュルームロックは、あまり潜るチャンスがないポイントですが、魚影で有名なビダノックと同じくらいに魚の群れをたっぷりと楽しむことができます。
透明度も良かったので、Yちゃんは魚の群れをスチルカメラとムービーの両方を使って、楽しんでいました。

岩肌にこんなカラフルなソフトコーラルがついているのが、マッシュルームロックの特徴です。
黄色に白にピンク色と、岩がとてもカラフルに見えます。
こんなにソフトコーラルがきれいなポイントは、なかなかないですね。

どうですか?この魚の群れ。
キンセンフエダイの大群です。
マッシュルームのように水面に少しだけ頭が出た岩は、水中では大きな幹のようにそびえていて、その周りではこんな魚の大群を見ることができます。
透明度が良かったので、こんな魚の群れもはっきりと見えて、たっぷり楽しむことが出来ました。

こんなサンゴもきれいですね。
ピピ島は初日のラチャノイ島と比べて、水の色はそれほど青くありません。
ちょっとくすんだ色をしていますが、そのかわり栄養分が多いので、サンゴがとても豊富です。

これは3本目に潜ったプーケットのドクマイ島。
いつもはぼんやり見える島の岩壁を見ながら、進んでいくポイントなのですが、今日は透明度がとても良くてポイントの広がりを感じました。
黄色いニセクロホシフエダイと、銀色のアーレンバーグスナッパーが、黄色と銀色のツートンカラーを作ってこんな風に群れていました。

透明度が良かったので、バラクーダの群れを探していると、ばっちりシベロンバラクーダの大群に出会うことが出来ました。
もう手を伸ばせば触ることが出来そうな距離まで近づいて、群れを楽しむことが出来ましたよ。

今回は申し込み段階で、「シニア世代ですが、大丈夫ですか?」というところから始まりました。
日本のダイビングショップでは、65歳以上はファンダイビングでも受け付けないところもあるようですが、日本のシニア世代は健康にも気を使っていて、まだまだ旅行もダイビングも楽しめる健康体を保っています。
せっかくダイビングライセンスを持っているのならば、まだまだ素敵な海を楽しんでもらいたいと思い、2日間のプーケットのダイビングにご案内しました。
ちなみにSちゃんは、ボートの上ではタンクを背負って歩かずに、ダイビングデッキに座ってBCDをつけて、シッティングエントリーで入りました。
ボートに上がるときもBCDを脱いで上がっています。
そんな工夫ができるのが、プーケットのダイビングボートです。
ぜひこれからもダイビングを続けて、またプーケットに潜りに来てほしいです。
お待ちしています。