
今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、日本からお越しの4名のご家族。
皆さんダイビングライセンスをお持ちだったので、透明度の良いラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングにご案内しました。
4人が並んでとてもマスク映えするお顔だったので、今回は船上の写真を掲載してみました。

とても仲の良いご家族で、こんな風にゆったりと白い砂地を泳いでいました。
スキルを心配されていた弟君のSさんも、若いのですぐに勘を取り戻していました。
本数はだいぶ潜っているお母様も、少し心配されていましたが、しっかり中性浮力が取れていましたよ。

呼吸を止めてしまう癖や、ちょっと吐き出す泡は大きかったのですが、あまり大きく浮き上がることもなかったので、水深が3mほどのサンゴが密生する浅場を潜ってもらいました。
大きなハマサンゴの上には、イエローテイルダムゼルが群れていて、その脇にはインド洋固有種のコラーレバタフライフィッシュの群れもいました。
上手にプーケットの景色の中に取り込まれていますね。

お父様と、お姉さんのKさんは、カメラを持参です。
そういえば皆さんダイブコンピューターも持参でしたが、そのコンピューターがUWATECの ALADIN でした。
最近ダイビングを始めた方はご存じないかもしれませんが、20数年前には誰もが腕にはめていた有名なダイブコンピューターです。
ダイビングのキャリアの長さと、器材を大事に使っているのが良くわかる、そんな思いでした。

これは1本目に潜った、プーケットのラチャノイ島のバナナベイにいたツバメウオ。
いつも潜っている場所よりも少しだけ南に行くと、このツバメウオの群れに出会うことがあります。
ひらひらとして、時にはこうしてダイバーに寄ってきてくれるので、とてもかわいい魚です。

これは日本で潜るとたくさんいるハナミノカサゴ。
なので、日本のダイバーの方にはあまり関心を持ってもらえませんが、外国人は「ライオンフィッシュ」と言って、大興奮する魚です。
よく見るととても面白い顔をしていますよね。
この魚もサンゴの上をふわふわと泳いでいますから、とても観察しやすいです。

これは2本目に潜ったプーケットのラチャノイ島のマンタベイ。
砂地との切れ目にあるサンゴの根には、体の骨が透けて見えるスカシテンジクダイが群れています。
ちょうどお母様が近づいてきたところを、一緒に撮影してみました。
1本目が終わった後に、ダイビングスキルの話をしたので、上手に魚に近づいていましたね。

これは浅場で出会ったタイワンカマスの群れ。
ちょっと数は少なかったですが、青い海に銀色のぎらぎらした身体がとてもきれいな様子を見ていただけました。

後半に出会ったウミガメ(タイマイ)です。
他にダイバーがほとんどいなかったので、独占状態。
最近、ラチャノイ島を潜るとウミガメに出会うチャンスが多いので、嬉しいです。

ちょっとだけですが、ウミガメと泳ぐ動画をアップしてみました。
オレンジ色に見えるのはキンギョハナダイです。
写っているのはお姉さんのKさん。
上半身の力が抜けていて、視線も前を向いて、なかなかかっこいいですね。

これは3本目に潜ったプーケットのラチャヤイ島No1ベイの大きな沈船。
集合写真の撮られ方もお話ししていたので、上手にまとまっていますね。

ご家族のダイビングを担当したのが、久々だったので、親子が仲良くダイビングを楽しんでいる姿が見られて、私もとても楽しかったです。
同じ趣味を共有できるのって、いいですね。
明後日はまたダイビングに出かけるそうです。
これからも是非ご家族で、ダイビングを楽しんでほしいです。
そしてまたプーケットに潜りに来てください。
お待ちしています。