今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、日本からお越しの女性お二人。
お1人はだいぶ前に、タイでオープンウォーターとアドバンスをまとめて取得して、そのあとはブランクになってしまったM様。
もう1人は泳ぐのも苦手で、体験ダイビングはもちろん、スノーケリングもほとんどしたことがないようなH様。
そんなお二人が急遽プーケットに行くことが決まり、2日前に私のショップに問い合わせをしてくれました。
そんなお二人をご案内したのは、この時期は透明度が安定しているラチャノイ島ラチャヤイ島。
1本目はいつものようにプーケットのラチャノイ島のバナナベイを潜りました。
今日は湾内の中央当たり。
下の写真のようなサンゴの上に、水色のデバスズメダイたちが蝶々のようにふわふわと泳ぐ、癒し系の景色が広がるポイントです。
泳ぎが苦手と言っていたH様ですが、1本目からもうこんな感じでサンゴの上をきれいに泳いでいました。
ビックリですよね。

こちらは、しばらくブランクがあったというM様。
アオヤガラを見て、指さしています。
フルートフィッシュなんて呼ばれている、このアオヤガラは意外と多くのお客様の目に留まるようです。
図鑑では漢方薬になる、なんて書いてありました。

バナナベイの浅場には、こんなハードコーラルが広がっています。
スノーケリングのお客様も楽しめるようなポイントですが、ダイバーには水深が5mを切っているので、浮かないように泳ぐのが難しいところ。
でもお二人ともこんな風に安定して泳ぐことができました。

これは2本目に潜ったプーケットのラチャノイ島のマンタベイ。
泳ぎ始めて最初にカメラを向けた時に、「コマネチ」をしてくれました。
1本目が終わって、昼食をとった後に、1本目の写真を見ながら、「モデルさんになってください。きれいに写真に写ってください」とお願いしたのですが、そのお話をして最初に撮った写真がこれです。
う~ん、なかなかの強者ですね。

体験ダイビングのH様は、口では「怖かった」なんておっしゃっていましたが、水の中はとても余裕で、カメラを向けられると上手に魚たちと一緒に写っていました。
泡もなくてとてもきれいに色が出ていますね。

マンタベイの湾の外れは、こんな岩がごろごろしています。
岩にはソフトコーラルがついていて、色は茶色っぽいものばかりですが、ゆらゆらと揺れてとてもきれいなんですよ。
そんな岩の間を上手に抜けてもらいました。

お馴染みのインド洋固有種のコラーレバタフライフィッシュ。
プーケットらしい写真です。

青い魚がまとまって通り過ぎていく様子はとてもきれいです。
沖縄ではグルクンと呼ぶのかな?
和名はタカサゴですが、プーケットではフュージラーと言っています。
青い海に青い魚がきれいなんですよ。

今日もウミガメに出会いました。
湾の外れで出会った子亀ですが、ゆっくりと湾内を泳いでくれました。
他にカメに気が付くチームも少なくて、ばっちりとウミガメと撮影することができました。
これもお昼の後の打ち合わせで、カメに出会ったときのイメージトレーニングができていたからでしょうか?
お二人ともカメの高さまでしっかりと降りてきて、上手に横並びに泳ぐことができました。
実はこれってなかなか難しいんですよ。

3本目は、体験ダイビングのH様はスノーケリングをしました。
ダイバーのM様とは、マンツーマンのファンダイビング。
これは大きい方の沈船です。

3本目に潜ったプーケットのラチャヤイ島には、こんな人工物がたくさん落ちています。
ちょっと顔を出しての記念撮影です。
泡が止まって、きれいに色が出ていますね。

昨日は深夜から朝にかけて、雷を伴った大雨で、一日中天気が荒れていました。
今日はどうなるんだろうと、お二人から心配されているメッセージも来たくらいなのですが、今日は幸い雨も降らず、波もそこそこで1日無事にダイビングを楽しむことができました。
ブランクだったM様も、泳ぎが苦手なH様も、プーケットの海を楽しんでいただけたようです。
これからも是非ダイビングを続けて、またプーケットの海に潜りに来てください。
お待ちしています。