2ヶ月間ダイビングはしませんが、11月~5月の問い合わせはしっかり入っています

海のブログは更新されないし、予約状況も10月末まで「満」になっている私のショップ。
リピーターさんは、またなにか奈良はしているんだろうなと、思ってくれているんじゃないかな?
でも初めて私のショップを訪れる方々は、このショップはどうなっているんだ?と思うかもしれません。
9月と10月の2ヶ月間ダイビングはしません。
でもちゃんと11月~5月の問い合わせは入っています。

実は今年は6月に2週間、日本に一時帰国しました。
できるだけ毎年1回は、年老いた両親に会うために一時帰国しています。
嫁さんがタイ人で、「一緒に連れてけ!」というので、いつも二人で実家に泊まるのですが、タイ人がビザなしで日本に滞在できるのは2週間だけ。
なので毎年2週間だけの一時帰国でした。

90歳を過ぎた両親の変化は大きいです。少しでも手助けをしなければと感じました。

ただ、6月に両親に会ってみると、92歳になる父親は、ベッドで寝てばかり。
歩くのも本当によぼよぼ状態になっていました。
トイレには自力で行くことはできますが、パンツ型のおむつをつけています。

その介護を母親が行っていますが、母親の年齢も87歳。
本来ならば介護される側の年齢ですが、今は父親の介護を一人で行っています。
おしめを代えたり、薬を用意したり、お風呂に入れたり。
遊びに行くこともできず、気の休まる時間は、父親が寝ている時間だけです。

お客さんがいないのはピンチでも、これはチャンスだ!と思いました

スケジュール表

そんな様子を見ていたので、6月の2週間の一時帰国が終わる時に、できるだけ早くまた日本に戻って来たいなと思っていました。
そんなことを思いながら7月8月は、ダイビングの仕事をしていたのですが、最近は円安の影響や、若者の旅行離れで、日本からのお客さんがめっきり少なくなりました。
実は7月の私のショップのお客さんは、毎週1日ずつで、それも一人ずつだったので、計4日間で4人だけ。
さすがにお盆は忙しかったのですが、8月下旬になっても、9月10月のお客さんからの問い合わせが入ってきませんでした。

こんな会社としては危機的な状況ですが、もしかしてこれはチャンスかも。
お客さんがいないならば、日本に行って、年老いた両親の世話ができると考えました。
これが会社員でなく、個人事業主のよいところです。
嫁さんの日本短期滞在(90日間)のビザを手配して、航空券を手配して、9月3日から日本にまた一時帰国しています。
今回は10月下旬までの約55日間。
こんなにプーケットから離れるのは初めてで、ダイビングをしないのもコロナ以来になります。

高齢者と一緒に暮らしてわかった、介護の大変さ

6月もそうでしたが、日本の一時帰国は、タイ人の嫁さんと一緒に、3度の食事を作って、洗濯や掃除をする毎日です。
母親の介護の負担を少しでも減らせればと思っていますが、毎日両親を見ていて介護の大変さが少しずつ分かるようになりました。
また90歳の高齢者が、現代の日本で生活するときに大変な思いをしていること
例えばマイナンバーカードを作ることだって、若者ならばインターネットやスマホを使って簡単にできることも、高齢者にはとても大変な手続きです。
冷蔵庫が壊れたり、エアコンの掃除や修理をしてもらったり、ケーブルテレビのチューナーの交換だって、スタッフの言っていることは高齢者にはさっぱりわかりません。
次のブログでは、そんな高齢者が困ったことや、介護で困ったことなどを、お話しできたらと思います。