今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、日本からお越しのY様ご夫妻。
旦那様はもう200本近く潜っていらっしゃるベテランダイバー。
奥様は50本程度ですが、お二人ともとても安定していて、ゆったりとダイビングを楽しんでいらっしゃいました。
今日ご案内したのは、ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビング。
まだ奥様が50本程度なので、安心して潜れるということで、このツアーを選ばれました。
1本目に潜ったのは、プーケットのラチャノイ島のバナナベイ。
出発した時は少し波もあったので、ラチャノイ島の西側を目指していましたが、島に着く手前で波がそれほどないという判断で、東側のバナナベイに変更になりました。
透明度は写真からもわかるようにとてもきれい。
フタホシフエダイの大群の中に、ゆっくりと入りこんで群れを楽しんでいました。
最近バナナベイを潜ると、下の写真の根のところまで来ることが多くなりました。
他のダイバーはなかなかここまで来ないので、私たちが独占状態。
昨年の6月ごろに急激に水温が上がって、どこも白化が進んでしまいましたが、この根はまだまだサンゴがきれいに残っています。
その周りには黄色いや水色のスズメダイに、フタホシフエダイの大群。
そしてその脇にはタイワンカマスの群れもいて、とてもきれいでした。
これはお二人でコウイカを撮影している様子。
日差しが強かったので、お二人の影がくっきりと水面に写っているでしょ。
今日はコンパクトデジカメを1つ持参されて、レンタルカメラも希望されて、お二人で写真撮影を楽しんでいました。
これは2本目に潜ったプーケットのラチャノイ島のノースポイント。
今日利用した船会社は、2本目にこのノースポイントに入ることが多くなりました。
ここの浅場はハードコーラルが密生しています。
ちょうどダイビングボートがロープをとっているサンゴの周りには、コラーレバタフライフィッシュやフタホシフエダイの大群がとてもきれいなんです。
ノースポイントは少しずつ北に行くにつれて、景色が変わってきます。
今日は透明度も良くて、サンゴについたこんな黄色ウミシダと、その周りを覆う透明な体のスカシテンジクダイが、とてもきれいでした。
ノースポイントの西の外れでは、大きな真ん丸の巨岩を見ることができます。
カメラにはとてもおさまりきらないほどの大きさで、直径が20mはあるんじゃないかな?
奥様の身体がとても小さく見えますね。
その巨岩の周りには、華やかなソフトコーラルがついていました。
今日の2本目の時間帯は、ちょうど潮止まりだったので、巨岩を間近で見ることができました。
いつもは激流れで、とてもこんな風には近寄れないんですよ。
ちょっとシミランを彷彿させるような岩の積み重なりです。
イエローバンドフュージラーが現れたり、ブルーダッシュフュージラーが現れたりと、プーケットの周りではあまり見られないような景色が広がっていました。
これはもうお馴染みのプーケットのラチャノイ島のベイNo1にある沈船。
キンセンフエダイの群れがとてもきれいな場所です。
こちらは大きい方の沈船。
今日は他のダイバーがあまりいなかったので、ゆっくりと沈船の中を楽しむことができました。
これはツバメウオ。
とても人懐っこい魚です。
この沈船から外に出ると、タイワンカマスとマテアジが大きな群れを作っていました。
今日はとても海洋状況が良くて、透明度のよい海をのんびりと楽しんでいただくことができました。
1本目は、サンゴと癒し系の景色を
2本目は、巨岩などダイナミックな景色を
そして3本目は、沈船と群れと言った景色をと、
3本とも異なったプーケットのダイビングを楽しんでいただけたと思います。
今回は1日だけの参加でしたが、プーケットにはまだまだ魅力的なポイントがたくさんあるので、ぜひまたプーケットに潜りに来てください。
お待ちしています。