今日はとても良い天気のプーケットです。

Facebookのグループに投稿してます

さて2日ほど前から、Facebookのスキューバ・ダイビング繋がり、というグループに投稿させてもらえることになりました。
このダイビングスキルアップの話を、このブログだけに留めておかず、色々な人たちに読んでもらいたいな、役に立ちたいなと思っていたところだったので、とてもありがたいです。
もしご意見やコメントがありましたら、Facebookのグループにお寄せいただけるとありがたいです。

具体的なチェックの項目

さて今回は前回の器材セッティングの続きです。
というより、器材セッティングの時に、具体的にどこをチェックしたらいいのか?
私がプーケットで16年間に経験してきた、見てきた器材のトラブルを交えてお伝えしていきたいと思います。

プーケットのダイビングスタイルは、大型のボートダイビングになりますので、他地区の小型ボートやビーチダイビングと異なる点は、ご容赦願います。

タンク

プーケットのタンクは12Lのアルミタンク。
ダイビングボートには充填システムがあるので、毎ダイブごとにタンク交換は必要ありません。
そのため、自分が使うタンクは、基本的に1日中同じものになります。

ダイビング専用ボートなので、、

オープンウォーター講習では、タンクの傷やへこみ、タンクを揺すって中に異物が入っていないか?
においなどをかぎますが、プーケットのダイビングボートはダイビング専用なので、そこまでする必要はないと思っています。

タンクの大きさ・材質をまずチェック

ただ最初にタンクの大きさ(主に12Lですが、10L や15Lもある)を確認する必要はあります。

充填済みのタンクか?バルブもチェック

プーケットのダイビングボートは、充填されたタンクには、バルブのところにシールが貼ってあったり、キャップがしてあります。

あとプーケットはヨーロッパ人のお客さんも多いので、DINバルブ用のタンクも用意されています。
おそらく日本のお客さんが使うのは、下の写真にもあるようなKバルブですね。
シールやキャップを外した時に、バルブの形状も確認しましょう。

しっかり見てほしいのは、Oリング

ダイビングタンクのOリング

あとタンクで一番しっかり見てほしいのは、Oリングです。
Oリングが付いていることは当たり前ですが、Oリングの傷み具合のチェックが必要です。

傷がついていたり、古くなっていたりすると、バルブを開けた途端にOリングが大きな音をたててはじけたりします。
器材セッティング中ならばいいのですが、ダイビングデッキに出て、さぁこれからエントリーしようとしたときにはじけた例もありました。

またOリングが傷んでいると水中では細かい泡が出てしまいます。
きれいな写真を撮ろうと思っているのに、その細かい泡がレンズの前に来ることはよくあります。

Oリングの確認や交換は、ガイドやインストラクターや船のスタッフにお願いするとよいと思います。

BCDの取り付け

初心者の方で、BCDを取り付ける前に、レギュレーターを付けてしまう人や、BCDの方向が逆になる人はとても多いです。
ただ、このくらいのミスは何の問題もありません。

乾いたベルトは要注意

BCDのベルト

BCDの高さは人それぞれ、好みもありますから、特に問題ではないと思います。
もちろんBCDの向きはしっかり確認してください。
そしてその後は、バックルにつながるベルトについて注意が必要です。

特に自己器材の方で、しばらくBCDを使っていなかった方は、BCDのベルトはからからに乾いています。
この状態で、バックルをきつく締めたつもりでも、1本、2本と潜って、ベルトが湿ってくると、ベルトはどうしても伸びてしまいます。
そのため、2本目以降のエントリー間際に、タンクがずれ落ちてしまうというケースはとても多いです。

できるならば、セッティングする前にBCDのベルトを濡らしておいたり、2本目以降の潜る前にもう一度、バックルの閉まり具合を確認するとよいと思います。

少し持ち上げて、しっかりBCDのベルトがタンクを締め付けているかどうかを確認しましょう。

インフレーターホースとねじの緩み

BCDのインフレーターの根元のねじ

インフレーターホースはBCDについた根元から、方向が変わる仕組みになっていると思います。
横を向いていないか?まっすぐ下に伸びているかを確認しましょう。

そしてその時、BCDとの接合部分のねじが緩んでいないことを確認しましょう。
インフレーターホースの角度を頻繁に変えていると、ねじが緩むことがあります。
点検個所は、インフレーターホースの付け根と、過圧防止弁の部分と、背中の部分の、計3か所です。

BCDを膨らませてみる

BCDは実際に膨らませてみましょう。
中圧ホースがしっかりとつながっておらず、BCDに空気が入らないことはよくあります。
またレンタル器材のメーカーよって、ボタンの位置が微妙に異なります。

空気の入り具合をチェック

そして、空気の入り具合もチェックしましょう。
すごくゆっくり空気が入るものや、とても早く空気が入るものなど、それぞれ異なるので自分の使うBCDの空気の入り具合をチェックすることは重要です。

空気漏れのチェック

空気はBCDがパンパンになるまで入れましょう。
余分な空気は、過圧防止弁から出てくれるはずです。
そしてBCDの空気漏れのチェックは、左右に広がったBCDを中央に集めるように押し付ければ、空気の漏れのチェックができます。

船上で空気が抜けるような音がしたり、あきらかにしぼんでゆくBCDは、水中で水圧を受ければあっという間にしぼんでしまいますので、交換が必要です。

BCDの空気を抜く

BCDのインフレーターとデフレーターボタン

インフレーターボタン(吸気ボタン)と同様に、デフレーターボタン(排気ボタン)はどこにあるのかをチェックしましょう。
特にレンタル器材の場合には、器材セッティングで十分に理解しておくことが、水中でのトラブルの防止になります。

またボタンが塩噛みして押しづらいとか、ボタンが破れていることも稀にあります。
そこから空気が漏れます。
空気の抜け具合も滑らかに抜けるかどうかをチェックしておくことは重要です。

ポケットの穴もチェック

もしポケットがついていたら、穴があいていないかもチェックしておくとよいです。
水中でウエイトが足りなくなって、ガイドから予備のウエイトをもらった時、ポケットに入れたのに、穴があいていて気が付かないうちに落ちていたというケースがありました。

落ちたウエイトが下を泳ぐダイバーに当たったりしたら、大変なことになりますので、こんなチェックもしてほしいです。

全て、16年間で経験した具体例です

タンクとBCDだけで、ずいぶんと文章が長くなってしまいました。
ただこれらはすべて、プーケットでダイビングを16年間して、経験した具体例をお話ししています。

船上で一緒に確認をするときは、言葉なのでそれほど時間はかからないのですが、文章にするとどうしても長くなってしまいます。

その他のレギュレーターなどについては、また次の機会にお話ししたいと思います。