今日、プーケットダイビングにご案内したのは、タイに在住の4名の皆さん。
前にいるお二人は、私のところでオープンウォーターにチャレンジして、アドバンスも受講された生徒さん。
そのお二人が同僚で一緒にダイビングをする仲間を連れて、プーケットにやってきてくれました。
この集合写真きれいに撮れているでしょ。
これ船の上でシミュレーション済みでした。

今日ご案内したのは、ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビング
4人はシミランもモルディブも、最近ではピピ島も潜ってきたので、今回は新しい沈船が潜れるラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングを希望されました。
1本目に潜ったのは、プーケットのラチャノイ島のカメラベイ。
少し波があって、今日は船にはスノーケラーも乗っていたので、波を避けて落ち着いて潜れるカメラベイになりました。
透明度は、う~ん、こんな感じ。
でもクマザサハナムロなどのタカサゴの群れがたくさん見られました。
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、身体にブルーのペンキをベトッと塗った感じに見えるので、ブルーダッシュフュージラーなんて呼ばれています。

こちらの青い魚もフュージラー。
メニーラインドフュージラーなんて呼んでいます。
ここカメラベイの浅場には、こんな風に太陽光が当たる浅場に群れていることが多いので、とても青色がきれいに見えます。
下にいる茶色っぽい魚は、フタホシフエダイ。
背中の白い点がポイントです。

2本目に潜ったのは、プーケットのラチャノイ島のマリーナベイ。
ここでは、こんな大きなフグに何度も出会うチャンスがあります。
女性陣3人は、フグ好き?というくらいに一緒に写真に写っていました。

ちょっと色がわかりづらいかもしれませんが、コウイカがいますね。
身体の色を周りの景色に擬態させていますから、よ~く見ないとわからないかもしれせん。
でも泳ぎ始めると白色に変わるのが、また面白いところです。

こちらはサンゴの下から顔を出していたボクウツボ。
極太でしょ!
これでも決してものすご~く、馬鹿でかいわけではないんです。
口を開けているところが撮れればよかったんですけど。

キャベツの葉っぱを開いたように見えるキャベツコーラル。
その上を泳いでいるのは、今回360°のアクティブカメラを持ってきたU様。
長~いスティックで、狙っているのは、サンゴの上にいるコラーレバタフライフィッシュと、ミスジチョウチョウウオ。
もうコラーレバタフライフィッシュはお馴染みですね。
茶色い体に赤いしっぽ、白い首輪が名前の由来。
私たちはつぶらな瞳の上にあるまゆ毛にちなんで、「まゆげ」と呼んでいる人気者です。
インド洋を代表する固有種ですが、その前にいる黄色いミスジチョウチョウウオも実はインド洋版なんです。
最近では別種ともいわれているそうですけど。
太平洋などでも目にする魚ですが、お尻の方がインド洋はオレンジ色をしていますが、太平洋では青色っぽい色をしています。
日本で潜っている人は、この違いに気づくんじゃないでしょうか?

これは3本目に潜ったプーケットのラチャヤイ島の1つ目の沈船。
今日はほとんど流れがなかったので、ちょっと魚がばらけていた気がします。
それでも魚に囲まれてなかなかきれいな写真でしょ。

こちらは大きな新しい沈船の周りにいたマテアジの群れ。
お尻が黄色で、フライにしたら美味しいんだろうな~と思いながら、いつも見ています。
すごい群れだったんですよ。

沈船といればツバメウオ。
また最近目にするようになりました。
きれいな魚ですよね。
黄色の胸鰭がアクセントです。
でもアジもツバメウオもお客さんが写っていないでしょ。
お客さんはリクエストだった沈船に夢中でした。

女性陣は、またまたフグに夢中。
ちょっと大きめのフグと小さめのフグが2匹いて、もう大興奮です。

今年のハイシーズンにラチャ方面を潜ると決まって目にする大きなクラゲ。
触手は伸びていますが、決して刺すわけではないのでそれほど怖くはありません。
ピンク色に見えるのでとてもきれいですね。
でもカメラに夢中になって魚を追いかけていると、ふっと目の前に大きなクラゲがいたりして、ヒヤッとします。

今回は透明度はあまりよくありませんでしたが、それでも魚の群れをたくさん見てもらうことができました。
オープンウォーターを取った二人も、50本と80本に経験本数を重ねていて、マスクもフィンも自前のものになっていました。
こうして若い人たちがダイビングをしてくれていることが、とてもうれしいです。
そして仲間が増えていることもうれしいですね。
またぜひプーケットの海にダイビングしに来てください。
その時を楽しみにしています。