今日プーケットのダイビングにご案内したのは、もう私と何度も潜っていらっしゃるAD様とAK様。
以前からシミランクルーズに毎年参加されていて、初めてであったときはそのチェックダイビングでプーケットをご案内したのがきっかけでした。
そんなお二人と、今日から3日間プーケットの海を楽しんでいただきます。
初日の今日はピピ島マリンパーク3ファンダイビングで、1本目はシャークポイントから入りました。
流れもほとんどなく、透明度はちょっと白っぽかったですが、それでも十分に楽しむことが出来ました。
女性のAD様は大きなカメラを持ってご参加。
狙っているのはコブシメです。

プーケットのシャークポイントのソフトコーラルも徐々に戻って来ました。
先日潜った大型沈船のキングクルーザーは、かなり復活していましたが、シャーポイントの方はまだまだ部分的ですね。それでも紫色がとてもきれいです。

2本目に潜ったのは、ピピ島のビダノック。
ここはキンセンフエダイなどのフエダイの群れが圧巻なところです。
男性のAKさんもカメラを持参です。
お二人とも履いているフィンは、ごつくて長いフィンなので、ちょっとやそっとの流れではびくともしません。
大きく広がる群れを縦横無尽に泳いで撮影していました。

群れをひとしきり撮影し終わった後に出会ったウミガメ。
ピピで目にするのは、顔の先がとがったタイマイです。
最初は他のチームがいなかったので、こんなツーショットを撮ることできました。

プーケットのシーホースは20㎝くらいと、大きめです。
とても黄色くてきれいですね。
大きいのでお客様もしっかりと見ることができます。

3本目に潜ったのは、ピピ島のビダナイ。
この西風が吹くローシーズンは、ここを潜ることが多いです。
こんな亀裂があって、その中は水が抜けるので、サンゴがついてとてもきれい。
シルエットになっている魚はフエダイやハタンポです。

ビダナイの深場には飛び根があります。
潮が当たっていると、このジャイアントフュージラーの群れがとてもきれいに並んで、ダイバーを取り囲んでくれます。

ここでは、こんなバラクーダのトルネードも頻繁に出会うことができます。
よく有名な他のダイブサイトでは、遠目にバラクーダが見えたりするそうですが、プーケットのバラクーダはこんなに近くで楽しむことがでるんですよ。

ちょうどお客さんを取り囲んだときに撮影したものです。
もうカメラを向けたすぐ先にバラクーダがいます。
サイズはやや小さめですが、それでも群れがトルネードする姿は見ごたえ十分ですよ。

ピピ島のビダナイは、20年近く前は10m程度の深さに、エダサンゴが一面に広がっていました。
当時のダイブサイトマップには、エダサンゴを示す×××マークがかかれていましたが、残念ながら水温上昇の影響を受けてガレ場に変わってしまいました。
ただ、こんな形でサンゴを育成していて、テーブルサンゴやエダサンゴを復活させています。
成長はとても遅いので、まだまだ一面に広がるとはいきませんが、それでも十分にきれいですよね。

今日はピピ島とシャークポイントをご案内しました。
波がそれほど高くなかったので、明日のマリンパーク3ファンダイビングも楽しむことが出来るかな?
明日は大型沈船も楽しんでもらおうと思っています。