今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、オープンウォーターを取得してからまだ2本目のファンダイビングのご夫婦。
日本でオープンウォーター講習をしたそうなのですが、若いインストラクターが担当で、なんだかあまりじっくりと教えてもらえなかったそうです。
奥様の方はすこし不安も抱えていました。
ただ、せっかくプーケットに来たならば、一緒にダイビングをしたと思い、プライベートショップの私のところにご予約いただきました。
ご案内したのは、潜りやすいラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビング。
今日もすこしだけ波があったので、プーケットのラチャノイ島のカメラベイで1本目を潜ることになりました。
このカメラベイ、ラチャノイ島の北側の島の西側にある湾です。
ラチャノイ島というと、波がない時は島の東側にあるバナナベイを潜ることが多いです。
ただハイシーズンでも少し波があると、島が風をよけて安心して潜れるカメラベイになります。
この魚、よく海の中で見かけるのですが、ほとんど紹介したことがありませんでした。
調べてみると、ニセカンランハギというそうです。
黄色い胸びれを、パタパタさせながら泳ぐ姿は、かわいいなと思っていました。
でも色が地味なので、あまりお客さんの気を引くこともなかったので、紹介しませんでした。
今日はこんな風に、大きな群れでやってきたので、お客さんの印象に残ったと思います。

カメラベイは湾内の浅場から12m程度までは、キャベツコーラルが密生していますが、湾の外れに来ると巨岩が積み重なった景色に変わります。
潮が当たっているときには、そこにフュージラーが群れを成していることがよくあります。
写真は黄色い背中と青い体のコントラストがきれいな、イエローバックフュージラーです。
ただ、今日は北の方から、強烈なサーモクラインがやってきて、写真のように透明度はずいぶんと落ちてしまいました。

こちらも同じ場所に群れていた、メニーラインドフュージラーの大群です。
冷たいサーモクラインから逃げるように群れていました。
魚もやっぱり冷たいのが苦手なみたいです。

オープンウォーターは取得しても、ダイビングスキルに不安があると言っていた奥様。
潜降では不安だったのか、私の手を何度も握っていました。
大きな魚が怖いとおっしゃっていましたが、いったん潜り始めたら魚を見て楽しんでいましたよ。

1本目はお二人とも浮力が不安定だったり、安全停止が止まれなかったりと苦労されていましたが、その様子を写真を見ながら船上でフィードバックしました。
呼吸や姿勢について、説明をしているとき、とても真剣に聞いていたのが印象的でした。
下の写真は、2本目にラチャノイ島のマリーナベイで潜った時の様子です。
サンゴの隙間の中に入って、ちょっと洞窟みたいな雰囲気を味わってもらいました。
狭い隙間でしたが、上手に泳いでいますよね。
呼吸を注意するようにお話したのが、よかったみたいです。

プーケットから東向かうシャークポイントや、ピピ島などにはこんなウミウチワがたくさんありますが、プーケットから南にあるラチャヤイ島ではほとんど見かけません。
ラチャヤイ島からさらに南にあるこのラチャノイ島には、深場の岩の横に少しだけウミウチワがあります。
ここのウミウチワは結構大きくて立派です。

プーケットの南にあるラチャノイ島では、このフタホシフエダイの群れをよく見かけます。
ハードコーラルと岩が多いところが好きな魚みたいで、いつも同じところに群れているので、とても紹介しやすい魚です。
色はちょっと地味ですが、こうして大きな群れを作ってくれるので、お客さんと一緒に写真になることが多いです。

3月はまだハイシーズンなのですが、プーケットのラチャヤイ島の沈船は、最近は意外とダイバーが少ないです。
船の中にダイバーが入っていかないので、魚が船の中に群れていることが多く、ゆっくりと沈船ダイビングを楽しむことが出来て良いです。

こちらは大きい方の沈船。
やはりほかのダイバーはいません。
2月初旬辺りは、船の中はダイバーがぶつかりそうなくらいに多くて、落ち着いて泳ぐことが出来なかったのが不思議なくらいです。

沈バイクです。
でももう前輪は見えなくなっています。
ハンドルも折れて落ちてしまっていますし、シートの下にはウニもいるので、またがって写真を撮る人はほとんど見かけなくなりました。
私のお客さんもちょっと離れたところで記念撮影です。

今日のご夫婦は、旦那さんはとてもアクティブ。
でも奥様の方は、どちらかというとインドア派。
大きな魚に襲われたらどうしよう、とか、沈船の中で幽霊が出たらどうしようなんてことを、本気で心配していました。
でも一緒もぐって、スキルも上達して少し自信もつけてもらいましたし、海も楽しんでいただけたようです。
これからもご夫婦でダイビングを続けていただきたいです。
そしてまたプーケットに戻ってきてください。





