今日、プーケットのダイビングをご案内したのは、昨日に引き続き2日目になるH様。
急遽、ダイビング予約されて、お一人での参加です。
日本でも沖縄などでダイビングをされているそうですが、マンツーマンでゆっくり潜りたいということで私のショップを選んで頂きました。
昨日はスキルチェックなどもかねて、潜りやすいラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングへご案内しました。
そして今日は、ご希望だったピピ島アネモネリーフへ
天気もすっかり良くなって、ピピ島の水上景観がとてもきれいですよね。

これは1本目に潜ったピピ島のビダナイ。
こんなジャイアントフュージラーが目の前を覆いつくすくらいに群れていました。
透明度もまずまず、流れも程よくあって快適なダイビングでした。

ビダナイのスイムスルーの中は、こんなサンゴとハタンポのようなシルエットがきれいな魚が群れています。
ゆっくりと景色を楽しみながら、光と影のコントラストなども楽しめるのが素敵なポイントです。

ビダナイには飛び根があります。
水深は16m~20m程度。
ちょっと透明度はもやっとしていますし、光があまり届かないので少し暗いのですが、魚の量は見ての通り。
インド洋固有種のアーレンバーグスナッパーだったり、ニセクロホシフエダイだったり。
シベロンバラクーダの群れも間近で見られて、目の前は魚だらけな、そんな隠れ根です。

大型のアジが群れを成して、やってきます。
目の前を悠然と通り過ぎるのもピピ島ならです。
ピピ島の魚たちはあまり人を怖がりません。
こんな大型のアジがキンセンフエダイの大群やフュージラーの群れの中に入ってくると、その群れがサーと広がるのも素敵な光景です。

まるで台風の目のような魚も群れですよね。
背中に白い点があるフタホシフエダイです。
2本目に潜ったピピ島のビダノックは、キンセンフエダイ大群やフタホシフエダイ大群がまるで雲海のように群れを成しています。
お客さんも360°群れに囲まれていました。
今日はダイバーの数も少なかったせいか、じっくりと魚たちを観察することができました。
水中カメラをレンタルしたH様。
とても上手に撮影していましたよ。

ビダノックの浅場には、ブラックチップリーフシャークが群れていました。
今日は、西側の浅場で、岩が日光でキラキラ輝いているところを、何匹ものサメがぐるぐると泳ぎまわっていました。
下のムービーにも4匹のサメが泳いでいる姿が写っていますね。

今日の3本目は、プーケットのアネモネリーフです。
ピピ島マリンパーク3ファンダイビングでは、3本目はシャークポイントに入ることが多いのですが、今日のボートのツアーリーダーは、人が多いところは避けてくれて、めったに入ることのないアネモネリーフを選んでくれました。
1年半ほど前の水温上昇で、すっかりソフトコーラルが溶けてしまったアネモネリーフでしたが、今日はいってみると見事に再生していました。
白色・紫色・赤色と鮮やかな色をしたソフトコーラルが根を覆っている景色は見事でしたよ。

アネモネリーフは名前のように、一面にイソギンチャクが覆っています。
イソ・巾着と言われてみれば、名前の通りで、こんな巾着状になった紫や黄色や白色のイソギンチャクがとてもきれいでした。

肉眼では少し黒っぽく見えるソフトコーラルも、浅場で日光に照らされるとこんなに赤く見えます。
女性のお客さんと一緒に写るとなおきれいに見えますね。

昨日は少し船酔い気味だったH様ですが、今日は波もなく、天気も良かったので1日とても快適だったようです。
船のお客さんも昨日は満席でしたが、今日は10数名だったので、ゆったりと過ごすことができたのも良かったようです。
マンツーマンで魚の群れやサンゴやサメなどを見ることができて、「今までで1番素敵なダイビング」と言っていただけました。
私も上手に泳いでいただけて、それを写真に収めることができて、幸せな1日でした。
これからハイシーズンになり、ピピ島マリンパーク3ファンダイビングの魅力がさらに高まってきます。
映画の舞台の水上景観はもちろん、水中は驚くような魚影や地形、サメやカメなどをご希望ならば、ぜひピピ島マリンパーク3ファンダイビングにご予約いただきたいと思います。
H様には、今回は2日間でプーケット日帰りダイビングを楽しんでいただきましたが、次は世界的にも有名なシミランクルーズもご案内したいと思っています。
是非またプーケットに潜りに来てください。
お待ちしています。





