今日、プーケットダイビングにご案内したのは、男性お二人で参加のMT様とMD様。
お二人とも40本ほどの経験ですが、魚が大好き。
しかもワイド好きなので、GoProを持参で、今日は夢中でムービーを撮っていました。
ご案内したのはピピ島マリンパーク3ファンダイビング
40本とは思えないくらいに、スキルが安定していました。

1本目のポイントは、ピピ島のタートルロックから入りました。
出港が45分くらい遅れたので、1本目はもうお昼近い時間でした。
お蔭で海の中は明るかったです。
大きな岩と小さな岩の水が抜けるところには、こんなウミウチワや、キンセンフエダイやアーレンバーグスナッパーなどのフエダイがきれいに群れていました。

サンゴについているソフトコーラルがきれいでしょ。
今日は流れがあったので、サンゴのポリープがきれいに開いて、岩がとても色鮮やかに見えました。
魚も流れがあったので、きれいに固まって、サンゴのピンク色と、魚の黄色、それに青い海がとてもきれいでした。

岩の間の水が抜けるところにある、霧氷のようなサンゴ。
白くてまるで雪景色の中に出てきそうな景色ですよね。
ピピ島はプランクトンが多いので、比較的透明度が不安定なのですが、ハイシーズンは意外と透明度が安定してきれいなんです。
今日も程よい流れがあって、透明度も良かったです。

ちょうど満ち潮いっぱいの時間に当たりました。
青の洞窟の水面もピタッと洞窟をふさいで、波がなくて穏やかでした。
より青い雰囲気を楽しんでいただけたと思います。

今日は、船の数が少なかったので、人が込み合っていなくてよかったです。
こんな岩と岩の間を上手に抜けるアトラクションのような雰囲気を楽しめるのが、地形ポイントのタートルロックの良いところです。

これは2本目に潜ったピピ島のビダノック。
もうどこを見ても群れ群れ!
お二人が別方向にカメラを向けているのがわかりますか?
180度、魚に囲まれる体験ができるのが、ピピ島のすごいところです。
お二人は沖縄でもダイビングをしたそうなのですが、その時は大好きな魚があまり見られなくて、残念だったと話してくれました。
今日は、もうお腹いっぱいになるくらいに、魚と遊んでもらうことができたと思います。

ビダノックでは、群れが一か所だけではありません。
少し先に進むと、右でも左でもまたまた大きな群れが見られます。
もうカメラを休ませる暇がないほどでした。

今日は透明度が良かったので、こんな大きな岩の前で撮影してみました。
この岩は水底からタワーのようにそびえて、水面に少しだけ頭を出している巨岩です。
こんな風にきれいに岩の形が撮れるのはなかなかなくて、ラッキーでした。

お二人のカメラの先で狙っているは、ブラックチップリーフシャーク。
写真では小さくしか写っていませんが、結構丸々と大きく太ったサメだったんですよ。
今日は何度もサメに出会うことができました。

これは3本目に潜った、プーケットのシャークポイント
この写真は、最後の安全停止中に、5m程度の岩の上で撮影しました。
お客さんの泡がすごい勢いで後ろに流れているのがわかりますよね。
サンゴの上の魚たちも、もう必死で泳いでいる、そんな感じでした。
お二人とも経験本数40本だったのですが、こんな激流マックスのなかでも、中性浮力をとりながらサンゴや魚たちを撮っていたのには感心しました。
とても上手でしたよ。

まだオープンウォーターを取ってから半年くらいだそうですが、とても上手なお二人でした。
実は9本目だった時に、同じタイの太平洋側のタオ島でも潜ったそです。
ただその時は、流れの中でエアを使いすぎてしまった苦い経験があったそうです。
インストラクターからもエアの消費を指摘されて、ずいぶんと悔しい思いをしたそうです。
そんな悔しい思いを逆にばねにして、いまではスキルアップして、今日のような激流マックスでも上手に泳げていたみたいです。
とても向上心があるお二人で、これからも色々な海で潜って、スキルを高めて、たくさん魚たちのムービーを撮ってもらいたいです。
そしてまたいつか、プーケットに戻ってきてください。
お待ちしています。