今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、もう私とは何度も潜っているS様。
初めてご利用いただいたのが、10年前の年末年始。
その年にこのグリーダイバープーケットを立ち上げたので、本当に初期からのお客様です。
シミランクルーズにもご案内したこともありますが、今回はお一人で3日間プーケット周りでダイビングをしていただきます。

昨日は、久しぶりのダイビングと言うことで、ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングをご案内しました。
ウエイト調整や呼吸の話などをもう一度おさらいして、今日はピピ島マリンパーク3ファンダイビングにご案内しました。
ここは1本目に潜った、ピピ島のビダノック。
今日は透明度が良くて、20m程度にはこんなインド洋の固有種の、大きめのフエダイ、アーレンバーグスナッパーがきれいに群れていました。
この先ではニセクロホシフエダイもいて、銀色と黄色のツートンカラーがとてもきれいでした。

ここは2本目に潜った、ピピ島のタートルロック。
こんなサンゴがきれいなポイントです。
ピピ島は、スコーンと抜けるような透明度になることはないのですが、その代わりプランクトンが多くて、サンゴの種類も豊富、しかもきれいです。

大きなウミウチワに、大きなカイメン、その周りにフエダイやスズメダイが群れていて、雰囲気満点です。
ちょうど赤いユカタハタが通過したところを撮ってみました。
海の中がカラフルなのが、ピピ島の特徴でもあります。

ちょうど2本目に潜ったスイムスルーの出口では、12~13階はありそうな岩壁の上から、太陽光が当たって、光と影のコントラストがきれいにできていました。
ダイバーがシルエットになってきれいですよね。

ちょうど今日の2本目は、満ち潮の時間に当たっていました。
青の洞窟がきれいでしょ。
まだまだ他のダイバーがここには来ないので、こんな景色を独占でした。

タートルロックは地形ポイントでもあります。
こんな入り組んだ岩の間を、アトラクションのように上手に泳ぐのも、地形ポイントの楽しみの一つ。
透明度も良かったので、岩もなんだかきれいに見えました。

カメさんにもしっかり会いましたよ。
ちょうど他のダイバーがいなかったので、S様とウミガメの2ショットがばっちり撮れました。
バリ島やハワイでは、ウミガメがたくさんいて、もう見飽きたよ!なんていうお客さんもいますが、私たちプーケットでは、まだまだウミガメは珍しい大物の1つ。
私はウミガメに出会うと、なんだか幸せな気分になります。

今日は満ち潮だったので、洞窟にも入ってみました。
前回は洞窟の中にクラゲがいて、お客様も落ち着いてこんな雰囲気を楽しむことができなかったのですが、今日は深さもあって、こんな青い世界をきれいにみることができました。

これは3本目に潜った、プーケットのシャークポイント
流れが強かったのですが、そのかわりにこんな立派な体をしたピックハンドルバラクーダの群れをみることができました。
下の方は透明度がもう一つだったのですが、バラクーダが泳いでいる深度は透明度が良かったので、こんな風にきれいな群れを撮影できました。
このピックハンドルバラクーダは、意外と水底近くを泳ぐことが多いので、こんな風に中層できれいに撮影できるのは、プーケット周りではとても珍しいです。

ここはシャークポイントの2の根のトップ。
流れがあったので、魚たちの群れの動きが激しかったです。
奥の方にはS様がいるのですが、魚の群れではっきり見えませんね。
でも流れの中をゆったりと泳いで、とても上手に中性浮力をとっていました。

今日は、驚くような魚影と、華やかなサンゴ、それに地形が作り出す光と影や、サメやウミガメにも出会って、もうお腹いっぱいのダイビングでした。
明日はさらに驚くような魚影が楽しめる、キングクルーザーに行ってきます。
あと1日、プーケットの海をしっかりと楽しんでいただくつもりです。