今日、プーケットダイビングにご案内したのは、以前お越しのお客様から紹介していただいたお二人。
女性はビギナーですが、アドバンスまでお持ち、男性は今回が2回目の体験ダイビングに挑戦です。
ご案内したのはラチャノイ島ラチャヤイ島です。

★お客様の直筆のダイビングの感想を、お客様の声に掲載中★

ここ最近のプーケットは天気は快晴。
雨もほとんど降りません。
風がとても心地よく、カラッとした天気で暑さもほとんど感じない、とても過ごしやすい季節です。
それに波もほとんどないので、ラチャノイ島までの2時間もほとんど苦になりません。

1本目にご案内したのはラチャノイ島のバナナべイ。
写真からも透明度の良さが伝わってくるでしょうか?
6月に入ってずっとこんな透明度が続いています。
ローシーズンと呼ばれる今の時期の方が、透明が上がるのがラチャ方面の特徴ですね。

今回が2回目の体験ダイビングになるK様ですが、前回はもう5~6年前のことで、その時は完全につかまれてのダイビングだったそうです。
それでも潜り始めると写真のように、一人で泳げています。
本人は心配性だといっていましたが、なかなかかっこよく写真に写っていますね。

ちょっと大きめのアジ、ツムブリが数匹で私たちの前を通り過ぎていきました。
図鑑を見ると高級食用魚と書いてあります。
他にも「旬のツムブリは、魚類中でもトップクラスの美味」や「脂の強い甘みとうま味がたまらない」などと書いてあります。
一度食べてみたいものです。
大きい方がおいしいみたいですよ。

今日はダイビングボートはお客さんでいっぱい。
満席でした。
ちょうど中国の休日に当たっていて、毎日中国からやってきたお客さんでいっぱいだとスタッフが話していました。
中国のダイバーは日本に比べて、年齢層が若いです。
後ろを泳ぐ中国の体験ダイビングと、私のお客さんの体験ダイビングのスタイルはちょっと違いますね。

お二人仲良く手をつないでダイビング。
強い日差しで、お二人の影が砂にくっきり写っているのがわかるでしょうか?
数年ぶりだと言っていた女性ダイバーのOさんは、意外と余裕たっぷり。
体験ダイビングのK様の手を取りながら、浮力をサポートしていました。

インスタグラムが登場してから、カメラを向けられると、皆さんポージングをするようになりました。
ピースをしてくれたり、手を振ってくれたり。
先ほどの中国の体験ダイビングでは、インストラクターがしきりにあれこれポーズをとるように注文を付けていましたが、自然なのも実はかっこいいんですよ。

サンゴの上を泳いでもらいましたが、とても一生懸命なのが伝わってきます。
学生時代はずっとサッカーを続けていたそうで、潜る前も「姿勢とか視線とか」注意点を何度も確認するまじめな方でした。
はじめて自分で浮力をとって泳ぐのは、なかなかの挑戦だったみたいです。

ちょっとわかりづらいですが、インド洋の固有種のコラーレバタフライフィッシュと一緒の写真です。
いつもイエローテイルダムゼルと一緒にサンゴの上に群れています。
水深が3m程度なので、光が入ってとても明るいですね。

2本目はラチャノイ島のバナナロックで潜りました。
今日はファンダイビングのO様は、レンタルカメラを希望。
これはインド洋固有種のインディアンダッシラスを撮影しているところ。
近づくとサンゴの中に隠れてしまう臆病者と紹介したので、少し離れて、サンゴの中から出てきたところを撮影していました。

写真を撮る楽しみよりも、写真に撮られる方が上手かもしれませんね。
それでも一面に広がるエダサンゴの美しさと、カブラヤスズメダイたちの群れをたっぷりと楽しでいました。

ラチャノイ島ではこんなツノダシと一緒に撮影することが多いです。
ツノダシってプーケットの海では当たり前に見る魚なんですけど、同じタイでも太平洋側のサムイ・タオ島では見ることができないんです。
不思議ですよね。
サムイ島から初めてプーケットにやってきたときに、ハタタテダイとツノダシの区別がつかなかったのを思い出します。

この魚、派手ですよね。
ニシキヤッコと言います。
実はプーケットではほとんど見ることができない魚で、もっぱらシミランクルーズで紹介することが多いです。
ピピ島にいるモンガラカワハギやアデヤッコ、このラチャノイ島のニシキヤッコなどは、おそらくシミラン諸島がある北アンダマン海から流れ着いたのかな?と思います。
日本でもときどきミナミハコフグの幼魚が流れ着いてアイドルになることがあるそうですが、このニシキヤッコはアイドルになれるんでしょうか?

ここはバナナロックのはずれ。
砂地からせせり上がるように岩が盛る上がっていて、この先は水底30mくらいまで落ちています。
景色がガラッと変わる様は、なかなかの見ごたえなんですよ。

今日の3本目のラチャヤイ島では、お二人でスノーケリングを楽しみました。
体験ダイビングをしたK様、実はスノーケリングをするのは初めてだったそうです。
なんでも挑戦してみるのは楽しい、とおっしゃっていました。
体験ダイビングは浮力をとるのに一生懸命で、魚を見る余裕がなかったそうですが、スノーケリングは意外と魚が間近で見られて楽しかったと話してくれました。
意外とスノーケリングも、ダイビングとは違って楽しいというお客さんが多いです。

帰りの船の中も、ずっとおしゃべりをしながら過ごしてきましたが、1日ゆったりと大きな船で、食事も美味しくて楽しかったですと言っていただけました。
天気も良くて、透明度もよい、この時期のラチャノイ島ラチャヤイ島のダイビングはお勧めです。