プーケットのダイビング2日目。
２日前にラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングにご案内した、若者お二人。
しっかりスキルアップをしたので、今日はピピ島マリンパーク3ファンダイビングにご案内しました。
天気が心配でしたが、写真でもわかるとおりに青空が広がって、気持ちよい天気になりました。
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1本目に潜ったのは、魚の大群が有名な、ピピ島のビダノック。
入ってすぐに湾内の浅場に行って、ブラックチップシャークが数匹泳いでいる姿を見てもらいました。
動きが早くて、写真に収められなくてすみません。
でもまるまる太った個体も数匹いて、目の前まで近づいてくれたので、サメの美しさがわかってもらえたと思います。
そして下の写真は、ビダノックと言えばこれが有名なキンセンフエダイの大群。
今日はタワーのように、水底から水面まで伸びた岩の周りに、こんな風に群れていました。
青い海と黄色のキンセンフエダイの群れがとてもきれいですね。
今日は2日目なので、もう好きなように群れに突っ込んだりしながら、楽しんでもらいました。
群れの中に入ってしまうと、周りが見えなくなるくらいなんですよ。
こんな楽しみ方ができるのも、ピピ島の良いところです。
これは2本目に潜った、ピピ島のタートルロック。
このポイントは乾季の波が穏やかな時によく潜るポイントです。
今はまだ雨季で西風が強いので、このポイントはしばらく潜っていませんでした。
それでも今日は天気も良くて、西風も収まっていたので、久しぶりにタートルロックに入りましたが、透明度もまずまずでこんな写真もきれいに撮ることができました。
岩肌にはソフトコーラルがカラフルについていて、その周りには数種類のフエダイが群れる、きれいなポイントです。
今日の2本目の時間は、ぎりぎり青の洞窟を見ることができました。
少し満潮から下げ始めていたので、波が入ってしまいましたが、それでも青い世界がくっきりと見えてきれいですね。
地形が作り出すスイムスルーや、アトラクション的な抜け道などが、このタートルロックの楽しみの一つでもあります。
今日は光が差し込んで、岩がキラキラ光っていたのもきれいでした。
こんな狭いところも、上手に抜けていましたよ。
呼吸が安定して、スキルアップしている証拠ですね。
こんな光のカーテンができるのもタートルロックの特徴の一つです。
マンションの12階から13階はあろう岩壁の上から、午後の時間は光が差し込んできます。
岩壁の間近は陰になって暗い世界で、岩壁から少し離れると、こんな光のカーテンができます。
暗い影の中から、明るい光の方向を見ると、こんな風に世界が青くてキラキラ光っている様子が見えます。
タートルロックといえばウミガメ。
プーケット周辺のウミガメは、こんな顔の先が鷲のようにとがった、タイマイです。
ピピ島のカメさんは、食事に夢中で、私たちダイバーが近寄っても逃げたりしません。
ただなかなか顔を上げて、写真に一緒に写ってくれないのが難点。
この時も岩の隙間から少し顔を出したところで、写真を撮りました。
これは浅場の４ｍ程度。
光が差し込んでフタホシフエダイの身体がキラキラ光っているのがわかるでしょうか？
2日目ですっかり写真の撮られ方をマスターしたお客さん。
群れの中に上手に入り込んでいました。
これは3本目に潜った、プーケットのシャークポイントにいた、シーホース。
ちょっとあっちの方向を向いてしまって、なかなか顔を見せてくれませんでした。
ただ個体は１０ｃｍ以上はあるので、お客さんにも理解しやすい大きさです。
今日のシャークポイントは激流れでした。
ちょうど新月に当たっていて、夕方のこの時間は、流れが変わるところでした。
この写真の泡を見てもわかるのですが、この後ろ方は洗濯機の中のように泡がぐるぐる渦巻いていました。
ちょっとビギナーの二人にはきつかったかもしれませんが、流れの中を経験する良いチャンスだと思って頑張ってもらいました。
2日間、プーケットの異なる景色をダイビングしてもらいました。
まだまだ学生なので、この次は留学先のヨーロッパで潜る計画もしていました。
いいですね。
これからもいろいろな海でダイビングをして、またいつかプーケットの海に戻ってきてほしいです。
お待ちしています。
