今日は、プーケットダイビングで、この1月に入ってから撮影した写真を見ながら、ハイシーズンの各ポイントの特徴を紹介したいと思います。

ピピ島マリンパーク3ファンダイビングでみられる景色

ピピ島

これはピピ島の一番人気のポイント、ビダノックの浅場で撮影した、ブラックチップリーフシャークです。
日本名ではツマグロと呼ばれていて、ヒレの先が黒いのが特徴です。
リーフシャークというだけあって、見られる場所は水面間近の水深が3m程度の場所。
今のシーズンは波が収まっているので、浅場でもうねりがなく、じっくり待って観察ができます。
光が入った岩がきらきら光る様子もきれいですね。

サメと出会った浅場には、岩がごつごつしていています。
ピピ島のビダノックの西側は切り立った岩壁が、ちょうどこんな風に影の部分を作り出していて、その暗い部分から明るい方を見ると光のカーテンを見ることができます。
お客さんがぽっかりと浮いた姿勢ですが、少しシルエットになってきれいですね。

ビダノックというとこのキンセンフエダイの驚くような群れが有名です。
キンセンフエダイ以外にもフエダイはとても多く、背中に白い点があるフタホシフエダイや、ちょっと大きめでお尻に黒い点があるニセクロホシフエダイ。
同じようにお尻に黒点があって体が銀色のアーレンバーグスナッパーと、どこへ行ってもフエダイの群れを見ることができる人気のポイントになります。

ハイシーズンになるとクラゲをみる機会があります。
ただこの大きなクラゲは危険というよりもむしろ、きれいです。
実際、肉眼で見ると少しピンクがかっていて、傘の中には小魚が数匹入っていることがよくあります。

こちらはピピ島のタートルロック。
映画の舞台のマヤベイの少し北側に位置しています。
私は地形ポイントで紹介することが多いのですが、こんな洞窟もあって中まで入っていくことができます。
波が落ち着く年明けころからは、こんな風なシルエットがきれいに撮れるようになります。

ちょうど潮が引いていて、西からの光が洞窟の奥まで届いていたので、写真に収めることができました。
この洞窟の水深は5mもなくて、奥まで進んで水面に顔を出すと、こんな鍾乳洞のような景色を見ることができます。
更に奥まで続いているのですが、ダイビングでは行くことができません。
ただ洞窟好きな方にはお勧めなポイントです。

タートルロックで安全停止中にイソギンチャクの中をのぞくと、こんな小さなカニがいました。
ただカニよりも足の数が少ないので、名前はコホシカニダマシといいます。
イソギンチャクがゆらゆら揺れる中に隠れるように住んでいます。
もっとマクロで撮影すると、口の周りあたりに膜があってそれもきれいなんですよ。

シャークポイント

ピピ島マリンパーク3ファンダイビングの3本目に潜るシャークポイント
マリンパークにはキングクルーザーやアネモネリーフがありますが、波がない時は決まってシャークポイントを潜ります。
透明度はスコーンと抜けることは珍しいのですが、この日はとても水が澄んでいて、あちこちに群れている魚たちをじっくり観察することができました。
これはお行儀よく群れを作るシベロンバラクーダ。
後ろの方ではトルネードしていました。
シミランに比べると少々小ぶりですが、それでもこんな風に群れが近づいてきてくれて撮影できるのは、プーケットならではだと思います。

こちらはシベロンバラクーダよりも、もう少し太くて立派なピックハンドルバラクーダ。
尾びれが黄色いので、イエローフィンバラクーダとも言います。
上のお行儀がよかったシベロンバラクーダに比べて、列がいい加減ですね。
数匹で単独行動するのもこのバラクーダの特徴ですが、見ごたえ十分の大きさです。

プーケットのシャークポイントは、探し出せばマクロもたくさん見ることができるポイントです。
ただ私はもう老眼なので、あまりご紹介することができません。
写真のこれはミズタマサンゴの中にいる、バブルコーラルシュリンプです。
ミズタマサンゴは、よく見ると指紋みたいな模様がありますね。
シャークポイントにはあちこちにあるので、じっくり中をのぞいてみるのも楽しいかもしれません。

ラチャノイ島ラチャヤイ島

ラチャノイ島

ラチャノイ島はローシーズンは、白い砂地がきらきらしたポイントを潜りますが、ハイシーズンは大きな湾内を潜ることが多いです。
ハイシーズンのプーケットのラチャノイ島を代表するポイントの一つ、マリーナベイです。
浅場は茶色っぽいエダサンゴが密生していて、その上にはこんなツノダシや大きなフグ、それにスズメダイの群れを見ることができます。
ツノダシはニモの映画にも出てきたので、熱帯魚を代表する魚として有名ですね。
鼻の上におしゃれな模様があるのが特徴です。
こんな風に数匹の群れで行動することもあります。

ハナミノカサゴは、日本ではよく見られるので、日本人ダイバーはあまり興味を示しませんが、欧米人ダイバーはライオンフィッシュと言って、大興奮する魚です。
このくらいの小さな若魚の方が可愛いですね。
ちょうど透明できらきらしたスカシテンジクダイの中を泳いでいたので、お客さんと一緒に撮ってみました。

黄色いのにアカヒメジ、なんてよく紹介する魚ですが、こうしてみると確かに赤色をしています。
死んでしまって名前がついたときは、赤色なのですが、すこし落ち着いているときも赤色に体の色を変えます。
群れになる魚なので、アクティブカメラを持ったお客さんには絶好の被写体になります。

プーケットのラチャノイ島のバナナベイです。
ここはローシーズン中に入ることが多いですが、ハイシーズン中でも波がない時はバナナベイへ船を回します。
なんといっても白い砂地や浅場のサンゴがきらきらする様子がきれいなポイントです。
魚たちもピピ島に負けないくらいに、大きな群れを作っています。
このフタホシフエダイ以外にも、タイワンカマスの群れなども見ることができる魅力的なポイントです。

ラチャヤイ島

プーケットから1時間20分程度にある離島のラチャヤイ島
1年を通じてスノーケリングや体験ダイビングのお客さんがいっぱいです。
ただ大型の沈船があったり、こんな魚の群れも見ることができます。
これは尾びれが黄色のマテアジの大群。
フライにしたら美味しそうなアジです。

今日は、1月上旬に撮影したプーケットの景色や魚たちをご紹介しました。
ハイシーズン中は、波も穏やかなことも多く、ピピ島はもちろん、ラチャ島方面もメインのポイントに入れるチャンスが多いです。
ダイビングライセンスを持っている方のファンダイビングはもちろん、ダイビングが初めての体験ダイビングでも上のような魅力的な景色や魚を見てもらえるので、ぜひプーケットでダイビングにチャレンジしてほしいです。
お待ちしています。