今日はちょっとビザのお話をしようと思います。
日本人がタイに住むためには、外国人なのでビザが必要です。
ちなみに観光でタイに入国した場合は、60日はビザなしで過ごすことが出来ます。

タイ人配偶者ビザ

ビザにはいろいろと種類があります。
観光ビザ、留学ビザ、就労ビザ、リタイアメントビザ、タイ人配偶者ビザなどです。
それぞれのビザの詳しい話は、ここではしませんが、私は嫁さんがタイ人なのでタイ人配偶者ビザを取って生活をしています。

タイ人配偶者と言っても、旦那さんがタイ人で奥さんが日本人の場合と、旦那さんが日本人で奥さんがタイ人の場合では、ビザの取得の厳しさが全く違います。
私のように外国人でタイ人の奥さんの場合は、とても条件が厳しいです。
たとえば給与所得証明や預金残高証明が必要で、ビザの更新に必要な書類は100枚ほどを準備しなければなりません。
しかもそれを2セットです。
タイ人の妻を養えるかどうかを審査するので、厳しいと言われています。

もしタイ人の奥さんをもらって、タイで暮らそうとお考えの方もいらっしゃると思うので、今年私がビザの更新に必要だった書類をお知らせしたいと思います。
ちなみに私は奥さんが社長のダイビングの会社があって、奥さん名義の持ち家で、子供がいない場合です。

ビザの更新に必要な書類一覧

1.TM7
2.STM2,9,11
3.パスポートのコピー
4.ワークパーミットのコピー
5.Kor Ror 2のコピー
6.Kor Ror 3のコピー
7.タビアンバーンのコピー
8.タイ人配偶者のIDカードのコピー
9.DBD
10.SSO
11.PND91
12.PND1
13.PND50
14.PND51
15.マップ
16.屋外屋内写真
17.オフィス写真
18.PADI

各書類の簡単な説明

1の書類は、いわゆる申請書です。
2の書類は、タイに決められた日数以上は滞在(オーバーステイ)していないといった、簡単な書類です。
1と2のどちらも事前にイミグレーション(移民局)で用紙をもらって、記入しておきます。

3のパスポートは自分自身のものの、スタンプなどが押されたすべてのページのコピーになります。
4のワークパーミットは、労働許可書でこれもすべてのページをコピーします。

5のKor Ror 2というのは、コーローソンと読みます。
婚姻登録簿の写しで、プーケット内の役場に行ってもらいます。
6のKor Ror 3というのは、コーローサムと読みます。
これは婚姻証明書で、結婚の届をしたときに役場で発行してもらいます。
ちなみにKor Ror 2は、毎回役場に行ってもらうものですが、Kor Ror 3は一度もらったものを大切に保管しておくものです。

7のタビアンバーンというのは、住居登録証です。
タイ人ならば、どの世帯にも1冊あって、その世帯の親や子供の情報が記載されています。
8のIDカードは、日本でいうマイナンバーカードです。
嫁さんは15歳の時に初めて作って、以来10年ごとに更新しています。
タイ人ならば常に持ち歩き、銀行はもちろん、セブンイレブンなどでも身分証明書として、それを提示することがあります。

9のDBDは(Department of Business Development)で、事業開発局と訳すそうです。
会社の登記簿のコピーをここでもらいます。
10のSSOは、タイの労働省社会保障事務局です。
この書類は、会社の会計士に依頼して、直近3ヶ月の書類を作成してもらいます。
11のPND91は、税金関係の書類です。
税務署に行って、書類を出してもらいます。
12のPND1と13のPND50と14のPND51は、会社や売り上げや、スタッフの税金の書類になります。
これは会社の会計士に書類を作成してもらいます。

15のマップは、グーグルマップで位置情報が入ったものと、会社の位置を手書きした2種類を提出します。
16は夫婦がちゃっと2人で家に暮らしていることを証明する写真です。
家の前に立って、番地が見えるものと一緒に撮ったり、屋内のリビングやキッチンやベッドルームで2人並んで撮影します。
日本だったら、プライバシーなどの問題で、こんな写真は撮らないだろうな?といつも思います。
17のオフィス写真は、スタッフと一緒に写った写真です。

18のPADIの書類は、私のインストラクターを証明する書類を、PADIのオーストラリア本部に書類作成を依頼します。

書類はおよそ100枚。それを2組作ります。

ざっとですが、それぞれの書類の説明をしましたが、TM7とかPND91と言った、見慣れない書類があるだけで、難しそうだなと思ってしまう人も多いと思います。
しかもこれらの書類をコピーすると、100枚程度になります。
それを2組作成します。
プーケット用とバンコク提出用らいしいです。
その200枚のすべてにサインをするのも一苦労。
もちろんその書類に間違いがないかを確認して、イミグレーション(移民局)に持って行くのですが、これだけの書類をすべて担当職員がチェックするのですから、それだけで1時間近くかかります。

イミグレーションは朝の8時30分にドアが開きますが、その時間にはドアの前に10数人が並んで待っています。
毎年、7時30分くらいにイミグレーションに着いても、もう数人が待っている状態です。

私はこの書類を自分で作成して、タイ人の嫁さんと2人でイミグレーションに行って、自分たちで申請を行うことが出来ます。
ただ、ビジネスビザなどを持つ外国人が、タイ人を連れずに外国人だけでイミグレーションに行っても、今は申請ができません。
通訳をしているようなタイ語が流暢に話せる外国人でも、タイ人を連れて行かないと受付てくれなくなりました。
そんな人たちは、会社の会計士にビザの更新を依頼しなければなりません。
ビザ申請に係る依頼料は、2万バーツ(約10万円)程度がかかるみたいです。

ビザ更新は毎年、とても憂鬱

ビザの更新は毎年行わなければなりませんが、毎年憂鬱になります。
というのも、重箱の隅を突っつくように書類の不備を指摘されるからです。
不備と言っても、毎年少しずつ書類が変わったり、担当者によって指摘する場所が異なるのは、タイあるあるです。
去年は1回で終わりましたが、今年は2回イミグレーションに行きました。
コロナ直後は7日ほど、毎日のようにイミグレーションに通ったものです。

もしタイ人の嫁さんをもらって、タイ人配偶者ビザを取得するとき、疑問が生まれたらぜひ参考にしてほしいです。