今日、プーケットダイビングにご案内したのは、3年前の年末年始もプーケットを訪れたご夫婦。
その翌年は残念ながらご案内できませんでしたが、コロナの時もプーケットでダイビングをされました。

そんなお二人のご希望は、ピピ島マリンパーク3ファンダイビング
1本目は、ピピ島のビダナイを潜りました。
ここはこんな地形が作り出す、スイムスルーがあります。
穴から覗くと向こう側の青い世界でなかなかきれいです。

ビダナイには、深度20m程度のところに飛び根があります。
その上にはちょっとしたトマトアネモネフィッシュのコロニーがあって、こんな真っ赤なトマトを見ることができます。
なんだか合成写真のようですね。
プーケットの周辺、アンダマン海の固有種ですから、これはまさにプーケットの写真です。

2本目に潜ったのは、ピピ島のビダノック。
ここはピピ島のダイビングでも、メインのダイビングポイントです。
今日は湾内の浅場にはキンセンフエダイが群れていました。
いつもはフタホシフエダイなんですけど、、、、
でも水深が浅いので黄色い姿がきれいに見えます。

ビダノックの浅場はこんな地形がきれいです。
お二人もダイビングから上がってくると、「地形が楽しかったです」とおっしゃっていただきました。
ときどき、ここにサメが通過することがあります。
今日はすでに湾内で、4匹ほどに出会うことができました。

湾内にいないな~、なんて思っていたフタホシフエダイ。
今日は西側の浅場に、これでもか~!と言うくらいに群れていました。
6m程度の浅場なので、光も入って魚の色がきれいに見えます。
二人とも群れの中に入って、しばらく楽しむことができました。

これはビダノックのダイビングの安全停止中の写真。
プーケットのダイビングは、安全停止中でもただポカンと浮いているわけではありません。
こんな風にイエローバンドフュージラーなどが、目の前でカーテンが揺れるように、サッサッと動くのはとてもきれいです。
他の地区では、安全停止中は早く時間が来ないかなと、ボーと待つしかないそうですが、プーケットのダイビングは安全停止中も楽しみに一つです。
大物もやってきたりするので、気が抜けないです。

これは水面に出てきたときに撮影したもの。
ビダノックって、水上景観はこんな風になっているんです。
なかなか素敵でしょ。
今日は午後から波も落ち着いて、水面もこんなに穏やか。
このあと飛行機雲もできて、とてもきれいでした。

これは3本目に潜ったプーケットのシャークポイント
ちょうどコブシメが産卵中でした。
メスが一匹だけで産卵をしていたのですが、岩の隙間に卵を産み付けるそばから、フウライチョウチョウウオが何匹もその卵をほじくり返して食べてしまいました。
ちょうどコブシメの後ろにいる白地に黄色いしっぽの魚がそれ。
なんとも哀れなコブシメのメスでしたが、これが弱肉強食なんですね。

こちらはシャークポイントの大きなウミウチワの間に、お客様が来たところを撮ってみました。
茶色っぽいウミウチワとバックの青い世界がきれいです。
こんな大きな何層にもなったウミウチワが見られるのが、シャークポイントの特徴です。
今日はちょうど半月。
流れもそこそこで、とても泳ぎやすかったです。

これはシャークポイントの隠れ根(2の根)の5m程度の浅場。
とても華やかですよね。
ソフトコーラルの赤色や紫色の周りを、スズメダイが覆いつくすように群れていて、今日はちょうどそこにツノダシがやって来たので一緒に撮ってみました。

3年前は、ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングにご案内して、今回はピピ島マリンパーク3ファンダイビングへ。
せっかくプーケットでダイビングをしているのだから、次はシミランにも行きたいね!
そんなお話も聞くことができました。
次回はぜひシミランクルーズにもご案内したいと思います。
お待ちしています。