今日、プーケットのダイビングにご案内したのは、ハネムーンでプーケットにいらしたF様ご夫妻。
旦那様は、400本以上潜っているプロダイバーで、日本の海でダイビングショップのアシスタントもしていたそうです。
奥さまは初海外、初ダイビング。
以前からダイビングをしてみたかったそうです。
旦那様に聞くと、私のショップは1日1組で、奥さまの初ダイビングを任せられそうだと感じて、問い合わせをしたそうです。
★お客様の直筆のダイビングの感想を、お客様の声で紹介しています★
そんなお二人をご案内したのが、ラチャノイ島ラチャヤイ島。
天気は雨期に入りかけているせいか、島に着く前は激しいスコールになりました。
ただいったん潜ってしまうと、海の中は透明度も高く、青い世界が広がっています。
日差しがなかったので、海の中がちょっと暗い感じがするのは、仕方ないですね。
さて人生で初めてのダイビングに挑戦した奥さま。
頭が水面に沈む程度の深さで、スキル練習をしたのですが、とっても上手。
耳抜きも全く問題がなくて、ロープを離して、私がBCDから手を放すともうこんな感じで上手に泳ぎ始めました。
しっかり中性浮力をとって、余裕のピースサインです。
後ろで見守るように泳いでいた旦那さんも、あまりの上手さにびっくりしている感じです。
ロープの周りにはタイワンカマスの大群がずっと泳いでくれていました。
ラチャノイ島でカマスに出会えると、ぐっとテンションが上がります。
お客さんもたくさんの魚に囲まれて大満足です。
ちょっと足が上にいっていますが、なかなかきれいな姿勢ですよね。
潜り始める前の説明ではいつも、「ダイビングで一番重要なのは、たくさんのものを見ることです」と説明しています。
中性浮力は、最終的に私が捕まえてしまえば、何とかなるのですが、海の中の景色を見ることだけはお客さんにしかできません。
なので、「頭は下げるけど、顔は上げてください。」と話しています。
初めてのダイビングだった奥さまですが、この「顔を上げていろいろなものを見る」がなによりとても上手でした。
1本目のバナナベイを潜り終わった後に、船上でいつものように写真を見ながらスキルの話をしました。
とても上手だったので、改善点は「あと少しだけ吐ききって、落ちる感じをつかんでみましょう」と言うアドバイスでしたが、それがよく出ているのがこの写真。足が少し下がるようになりました。
「ピースするときは、ちょっと息を止めて!」のアドバイスも上手にできて、写真もとてもきれいですね。
これは2本目に潜ったバナナロックの前。
旦那様ももうすっかり安心して、奥さまの泳ぎを見ていました。
バナナロックのエダサンゴの上です。
カブラヤスズメダイの大群で、お客様の姿が見えなくなっています。
でもきれいでしょ。
今日は、エダサンゴから浅場に上がってきたところに、ウミガメがいました。
すでに船の上ではウミガメに出会ったときのレクチャー済み。
他のチームが先に写真を撮っていたので、ちょっと控えめに距離を取っていましたが、お二人でばっちりウミガメと写ることができました。
ウミガメがちょうど空気を吸いに、水面へ上がっていくときの写真です。
顔が鷲のくちばしのようにとがっていますね。
タイマイと言う種類のウミガメで、これがプーケットでは一般的なウミガメです。
甲羅が苔むしているのも、タイマイの特徴。
最近、Youtubeでサンダーバードを見たのですが、2号はこんな形をしていましたね。
若い人にはわからないかな?
これは3本目のラチャヤイ島No1ベイの写真。
ちょうど船の下に、オヤビッチャがこんなにたくさん群れていました。
「チャンスだ!」と思って群れの向こう側に回ると、奥さまも上手に写真に写る高さに来てくれました。
青い海に黄色がよく映えていますよね。
なかなかこの写真は撮れないんですよ。
プロダイバーの旦那様の影響もあるのかな?奥さんは「将来インストラクターになります。」と感想に書いていました。
ダイビングが終わって、ホテルに向かう車の中では、もう次のダイビングの計画を話していたそうです。
体験ダイビングで楽しさを実感できたので、次はオープンウォーター講習を受けて、お二人でダイビングを楽しんで頂きたいです。
そしてまたプーケットの海に潜りに来てください。
お待ちしています。