今日、プーケットダイビングをご案内したのは、北海道から社員旅行で来られた皆様。
2日間、プーケットでダイビングを楽しんで頂きます。
初日はいつものように、透明度の良いラチャノイ島ラチャヤイ島でダイビング。
2日目はピピ島マリンパークに行きます。

ラチャノイ島ラチャヤイ島のダイビングにご参加いただいたのは、社員旅行のうち4名様
アクティブカメラを持って、皆さんを撮影している男性の方が代表者で、後の方々はみなさん女性です。
経験本数も6本の方、オープンウォーターからアドバンスを最近とった方、ブランクダイバーの方など、ちょっとダイビングに不安がある皆さんだったので、私のショップを選んでいただいたようです。

1本目のプーケットのラチャノイ島バナナベイでは、心配な方々だけに、まず潜降が沈みません。
足を蹴っていたり、申告したウエイトが少なかったり、潜るのが怖かったり、、、、
なんとか4名の皆さんが潜り始めたと思ったら、今度は泳ぎだすとプーケットの海の楽しさにもう夢中。
タイワンカマスの群れについて行ったり、カメラであちこち撮影を始めたり。
でも楽しんでくれているんだな~、と思うと、もっと楽しい場所にご案内したいという気持ちになりました。

1本目もしばらく泳ぎ始めると、一人一人の癖がわかってきます。
息を吸った後、ずっと息を止めて、だいぶ浮いてから、バフッと吐く方。
目線がどうしても下に落ちがちな方。
呼吸が早くて、長く吐ききれない方などなど。
なかなか海の中でそれを修正していくのは難しいので、とりあえず1本目は、写真のような癒し系満点の風景を楽しんで頂きました。

こんな穴からお客さんを覗いた写真も撮ってみました。
水の中では真っ黒に見える岩やサンゴも、光を当てるととってもきれいですよね。

これはお昼ご飯の様子。
今日のボートはとてもお客さんが多くて、ちょっとスペースがなくて申し訳なかったです。
でもご飯のおかずは豊富で、喜んで食べていただくことができました。
みなさんいい笑顔ですよね。
水面休息は1時間なので、食事が終わった後の30分くらいを使って、1本目でそれぞれの癖を、写真を見ながら確認して、修正点をそれぞれに話ました。
みなさんとてもまじめに聞いていたのが、印象的です。

これは2本目のプーケットのラチャノイ島のマンタリーフ。
湾内から入りました。
まずは潜降、下半身の力を抜くことや、「沈む~」と思うこと、呼吸など。
昼食後にレクチャーしたことをしっかり守って、2本目はスムーズに潜降することができました。
泳ぎ始めもこんな感じで、皆さんまとまっていますよね。
呼吸の吐き出し方もとても上手になっていました。

これはスカシテンジクダイがサンゴを覆っている大きな根で撮影した写真。
みなさん1本目よりも、もっと楽しんでいました。

根の周りを楽しんでいると、イエローバンドフュージラーの大群がやって来ました。
もう皆さんの周りを取り囲んで、ぐるぐるとしばらく回ってくれたのですが、凄い量でしょ。
透明度が売りのラチャ方面ですが、最近はこんな群れを楽しむこともできます。

これは浅場の5mくらいに密生するエダサンゴ。
カブラヤスズメダイが蝶々のように群れて、きれいですね。
1本目はサンゴにぶつかるのが怖くて、上の方を泳いでいた方も、サンゴすれすれを上手に泳げるようになりました。
前を泳ぐ方は、吐き出す泡も1本目はもっと大きかったのですが、少しずつ細かい泡に変わっていますよね。
息の吐き出し方を理解したからだとおっしゃっていました。
後ろの方も目線がぐっと前を向くようになりました。

これは3本目に潜ったプーケットのラチャヤイ島の沈船。
いつもようにキンセンフエダイ大群が船の周りを取り囲んでいました。
スキルアドバイスをしたので、みなさん上手に沈船の中を泳いでいましたよ。

今日ダイビングを終えて、一番経験本数の少なったお客様が、「ダイビングが楽しかったことを思い出しました」と話してくれました。
この方は、体験ダイビングや講習の時は上手にできたのですが、ファンダイビングを始めるとなかなか思うようにいかなくて、どんどん下手になっていく感じがしたそうです。
確かに今日の1本目の最初も、潜降が怖くて潜れなかったり、水中の泳ぎも体が立っている状態でした。
でも今日一緒に潜ってみて、潜降も姿勢も呼吸も上手にできるようになって、海の中を楽しむことができたのがうれしかったようです。
海の中でマスクの中で涙を流して、喜んでいた、なんて冗談交じりに話してくれました。
私もそれを聞いてうれしかったです。

4名の皆さんのうち、お仕事の関係で1日だけのダイビングになる方がお二人いて、あとお二人は明日ピピ島マリンパーク3ファンダイビングに出かけます。
今日スキルをチェックしたので、明日はさらにたくさんの魚やサメなどの大物も見ていただきたいと思っています。