今日、プーケットダイビングにご案内したのは、6年ぶりにプーケットを訪れたM様親子。
すでにベトナムなど各国を旅してきて、プーケットにやってきました。
高校生だった娘さんは今では大学4年生になっていました。

6年前の前回は、ラチャノイ島ラチャヤイ島にご案内するはずだったのですが、嵐のようなお天気でラチャヤイ島止まり。
写真を見返してみると、空はどんより曇っていました。
今朝お会いした時にも、そんな天気の話が出るくらいに、強烈な印象だったみたいです。
でも今日の天気はまずまず。暑くもなくちょうどよい天気でした。

ご案内したのは、ピピ島マリンパーク3ファンダイビング。
1本目はプーケットのシャークポイントから入りました。
ここは、上の写真のような、人の背丈もある大きなウミウチワがあちこちにあります。
それだけ流れが強いポイント、ということでもあるんですが、立派でしょ。
ウミウチワは流れに対して垂直に広がっていて、プランクトンを捕まえるらしいです。
なので、透明度は栄養分が多い分、ちょっと落ちるのは仕方ないですね。

海の中の肉眼では、黄土色にみえるこんなサンゴ。
でも光を当てるとこんなに真っ赤なんです。

今日もあちこちにいたコウイカ。
大きなものをコブシメと呼ぶそうです。
カメラが近づいても、逃げるそぶりも見せませんでした。

根を覆いつくす華やかなソフトコーラル。
今日はちょっと流れがゆるかったので、ポリープが開ききっていませんでしたが、それでも十分に色鮮やかですね。

8mの水深にあるので、十分に日差しが届きます。
天気が良くて、さらに日差しが強いと、もっと色鮮やかに見えます。
こんな色鮮やかなソフトコーラルは、やはり南国の海の特徴ですね。

こちらは、ピピ島のタートルロック。
大きなカイメンの向こう側には大きなウミウチワが。
そしてその周りに小魚たちが群れを作って、そこに各種フエダイが群れている、そんなきれいな根です。
ここの岩もよく見ると、細かいカラフルなサンゴに覆われています。
岩がカラフルに見えるのも、やはり南国ならではだと思います。

これはウミキノコ。
地味なソフトコーラルですが、一面にこのサンゴがあると意外と華やかに見えます。

タートルロックと言えば、ウミガメ。
プーケットで一番見られるウミガメの種類は、このタイマイ。
顔が鷲のくちばしみたいにとがっていますよね。
甲羅も苔むしているのが特徴です。
ピピ島のウミガメはこうして出会っても、食事に夢中なことが多いです。
逃げないんですけど、顔を上げてくれるタイミングがなかなかなくて、こんな風に泳ぎ始めた時を狙ってみました。

ここはピピ島のビダノック。
キンセンフエダイの大群がお出迎え。
水深は10m程度と浅いので、エアの心配もなくじっくりとこの群れを楽しむことができます。

上はフタホシフエダイ。
下はキンセンフエダイ。
どちらも見渡す限りの大群です。
こんな光景が見られるのも、南国ならではなのかもしれません。

ピピ島の浅場は、こんな地形が楽しめます。
光が差し込んで、岩がキラキラ光るのもとてもきれいです。

6年ぶりに訪れたプーケット。
最初の予約では、シミランクルーズを希望されていました。
ただ都合が悪くなって、ピピ島シャークポイントに変更したのですが、むしろそれが良かったみたいでした。
豪華なダイビングボートにも大満足。
次回もこのピピ島マリンパーク3ファンダイビングへ、このボートで行きたいといっていただきました。
ぜひぜひ、またリピートしてください。
お待ちしています。