今日、プーケットダイビングにご案内したのは、以前にご夫婦で参加されたT様。
その時は体験ダイビングの旦那様と一緒に、ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングを潜っていただきました。今回はお一人で参加なのですが、ご夫婦であの後、プーケットに移住の計画を進めて、すでにプーケットで生活を始められています。

Youtubeもご夫婦で作成されていて、前回の動画も他のお客様が視聴されて、私のショップに問い合わせもいただきました。
撮る側でなく、撮られる側も表情豊かでしょ。
これは大きなクラゲを目の前にした時の写真です。
ピンク色の大きなクラゲは刺すことがないので、それほど心配はいりません。

今日潜ったのは、マリンパーク3ファンダイビング
1本目は大型沈船のキングクルーザーから入りました。
これは船首の一番前にある、太いロープを巻き付けるためのウインチ跡。
いかにも大型沈船という雰囲気がします。

船の周りには、もうこれでもか~!というくらいに魚が群れています。
食物連鎖なんて言葉がありますが、船の甲板近くは、小さな小魚の群れ。
その周りをやや大きめのアジの群れが、小魚を捕食するために飛び込んできます。
ちょうどその大きめのアジから逃げている魚たちが、まるでお客さんの後ろから放射線のように追いかけている写真です。かっこいいでしょ!今日1番のベストショットです。

これはインド洋固有種のやや大きめのフエダイ、アーレンバーグスナッパーです。
銀色の体に黄色い縦じまが入って、お尻には黒ポチがあります。
よく黄色をしたニセクロホシフエダイと一緒に、黄色と銀色のツートンカラーを作りますが、きれいな魚です。

2本目に潜ったプーケットのシャークポイント
ここのソフトコーラルはいつ見てもとても華やかです。
この赤色や紫色が、自然光に照らされて、色鮮やかに咲いている景色は、お花畑そのものです。

シャークポイントでは、こんなコウイカの大きめ、コブシメを目にすることが多いです。
今日もこんな単体で泳いでいるものや、つがいで産卵をしているコブシメがあちこちにいました。
お客さんからよく、「このイカはおいしいんですか?」と聞かれますが、タイ人はこのコブシメを銛でついて、何匹も串刺しにしながらビーチから上がってくる姿をよく見ましたが、食べているところは見たことないです。
市場でも見かけませんね。
でも図鑑には、甘みがあっておいしいと書いてあります。

シャークポイントと言われていますが、なかなかシャークに出会えないときは、「シーホースポイント」なんて皮肉一杯に呼ばれていたこともあるくらいに、ずっと居ついているタイガーテイルシーホース。
でも毎日毎日、何百枚もフラッシュを当てられて、こんなウミウチワのなかに隠れていることが多いです。
でも大きくて、見やすいので、かわいさが良くわかりますね。

こんなイソギンチャクやサンゴがきれいなのも、シャークポイントの魅力の一つです。
今日のT様、サンゴの美しさがとても気に入ったみたいです。

これは3本目に潜ったドクマイ島にいたニシキフウライウオ。
ゴーストパイプフィッシュなんて欧米人は呼びますが、小さいもの好きなマクロ派ではもうお馴染みです。
奥の方の個体を私が紹介しているときに、ちょうどこの個体がお客様の目の前にいて、お客さんが見つけてくれました。

ちょっと大きくて、かわいくないかな?
日本の海ではあちこちで見られるハナミノカサゴなので、日本人はあまり反応してくれませんが、欧米人は「ライオンフィッシュ」と言って、大喜びの魚です。

これはもうお馴染みのカクレクマノミ。
浅場にいたので、オレンジ色がくっきりと出てきれいでした。

プーケットに移住を決めたT様。
住んでいる場所も、私が暮らす港近くのご近所様です。
テレワークのお仕事があるので、そう頻繁にダイビングには出かけられませんが、「また近いうちに潜りに来ます!」とおっしゃってくれました。
ぜひぜひこのチャンスに、プーケットの海を潜り倒してほしいです。
お待ちしています。