今日プーケットのダイビングにご案内したのは、日本からお越しのT様ご夫妻。
ダイビングは全くの初めてでしたが、南国でダイビングにチャレンジしてみたいということで、プーケットを選ばれたそうです。
全くの未経験でしたが、今日は体験ダイビングを3本潜るツアーで申し込みをされました。
下の写真は、1本目のプーケットラチャノイ島のバナナベイ。
ここは写真のように白い砂地が浅場に広がっています。
今日も透明度は抜群でした。
白い砂地と青い海のコントラストがきれいですよね。
1本目の最初から、写真のように自分の力で泳ぐことができました。
ただなんだか一生懸命さが伝わってくるようでしょ。
身体に力が目いっぱい入っていて、吐き出す泡も大きくてばふって感じでした。
でも1本目が後半になる頃には、こんな浅場のサンゴの上を上手に泳げるようになりました。
サンゴの上にイエローテイルダムゼルがひらひらとして、下にいるのはお馴染みのインド洋固有種、コラーレバタフライフィンス(通称まゆ毛)です。
なので、これはインド洋の写真ですと、お二人には説明しました。
これは1本目の最後、何とか呼吸は整ってきましたが、まだまだ体に力が目いっぱい入っています。
腕も脚もぴーんと伸びていますね。
旦那さんの方は少し息を止めていましたが、力は抜けていました。
これは2本目に潜った、プーケットのフリーダムベイ(マンタベイ)です。
2本目に入ってすぐにお二人のウエイトを、1つずつ減らしました。
すると呼吸も楽になって、姿勢が良くなりました。
身体の力も抜けているので、こんな砂の上ぎりぎりにいるハリセンボンのところにも、上手に肺の力を抜いて下りてくることができました。
体験ダイビングには見えませんよね。
これは湾の浅場に広がる、茶色っぽいエダサンゴ。
スズメダイが蝶々のようにひらひらとサンゴの上を漂っています。
その上をふわふわッと泳ぎながら、ピースサインで応えていました。
真っ赤な体の魚はキンギョハナダイ。
今日は日差しが強かったので、こんな浅場のキンギョハナダイが、まさに真っ赤な体に写っています。
きれいですね。
もうすっかり余裕が出てきたお二人。
ダイビングを楽しんでいる感じが伝わってきます。
これは湾の外れの岩場。
水底は20m近くあります。
その上をまるで空を飛んでいるかのように、上手に泳いでもらいました。
3本目に潜ったのは、プーケットのラチャヤイ島の沈船。
大きい沈船の上は、ちょうど体験ダイビングでも潜れる深度です。
今日は透明度が良かったので、船の形が上からでもはっきり見えました。
大きな沈船の横にはタイワンカマスの大群がいました。
ふわふわッと泳ぎながら、じわじわ寄っていくんですよとお伝えした通りに、上手にカマスの近寄っています。
中層に群れていたのですが、じょうずに群れの中に入り込んでいましたよ。
周りをぐるっと囲まれて、ひと時カマスワールドを楽しんでいただきました。
浅場にあるブロックの中からお二人を覗き込んだ写真。
もう3本目になると、自分たちがどんなふうに写真に写ったらよいか、わかっていますね。
お二人とも吐き出す泡も止まって、きれいに顔の色が出ています。
もうボロボロになってしまった沈バイク。
さすがに跨ることはできませんが、でもここで記念撮影。
実はちょっと流れがあって、こうしてお二人そろってバイクの前で写真に写るのは、意外と難しいんです。
泡もなくて、きれいな写真ですね。
全くの未経験者が、3ダイブの体験ダイビングを希望してきたので、大丈夫かな~と心配しましたが、2本目・3本目は体験ダイビングとは思えないほどのスキルで、ファンダイビングと同じように海を楽しんでいただきました。
オープンウォーター講習を取ろうかな?なんて話も出ていました。
ぜひまたダイビングに挑戦してほしいと思います。