今日、プーケットダイビングにご案内したのは、日本からお越しのK様ご夫妻。
私のショップに申し込みをされてから、日本でアドバンス講習を受けて、ステップアップしてからプーケットへやってきました。
でもまだ経験本数は10数本。
今が一番ダイビングが楽しくなっているころです。
今回は、直近でダイビングをしているということもあって、ピピ島とドクマイ島にご案内してきました。
1本目はもうピピ島では有名な、ビダノック。
浅場から少しずつ深度を下げてくると、まず出会うのがこのフタホシフエダイの大群です。
透明度はそれほど素晴らしくはなかったのですが、もうこの大群を見ただけでお客様はビックリでした。

こちらは、フタホシフエダイよりも少しだけ深いところに群れるキンセンフエダイの大群。
気が付くと360°、キンセンフエダイの大群に囲まれていました。

これは2本目に潜ったマッシュルームロック。
映画の舞台になったピピレイ島の北のはずれに、マッシュルームロックはあります。
水面にキノコの傘のよう岩が頭を出しています。
水中では、ちょうどその岩の周りに、こんな風にキンセンフエダイの大群が群れています。
同じ方向を向いて、とてもきれいですよね。

岩の隙間には、こんなウミウチワのようなサンゴが重なるようについています。
岩に頭をぶつけないように、上手に泳ぎながらGoproで撮影をする旦那様。
お二人で順番にGoproを使いながら、群れやサンゴを撮っていました。

この魚はヨメヒメジと言います。
1匹だけだと、地味な色をしていますが、こんな風に群れる魚なので、意外ときれいに見えます。
ヒメジなので、口の下にはひげがあるのですが、それひげが黄色をしていてかわいい魚です。

色とりどりでとても華やかですよね。
温暖化の影響で、すっかりソフトコーラルが消えてしまったプーケットですが、まだまだこんなに素敵なソフトコーラルが残っているんですよ。
紫やオレンジに見えるこのサンゴはピピ島のらしいサンゴです。
プーケット周辺の他のポイントとはちがった、華やかさをみることができます。

お二人の横の岩を見てもらえると、岩がカラフルなのがわかってもらえるでしょうか。
旦那様はこのカラフルな岩を見た時に、声を出して驚いていました。
そのくらいに岩が華やかに見えるポイントでした。

これは3本目に潜った、プーケットから1時間のところにあるドクマイ島。
ピピ島ほどは切り立った岩は高くはありませんし、大きくもないのですが、水面にぽっかりと岩が出ているのを、水面に咲いた蓮の花(タイ語でドクマイ)に例えたんだと思います。
ドクマイ島では、よく探し始めると、あちらこちらにこのタイガーテイルシーホースを見つけることができます。
シーホースと言うとピグミーシーホースのように、小指の先くらいの大きさのものをイメージするお客さんも多いですね。
でも、ドクマイ島のシーホースはどれも15㎝くらいはあって、しっかりとしっぽの虎柄も目の可愛らしさも確認することができます。
しかも色鮮やかですね。

ドクマイ島にある洞窟のなかから、青い世界をバックにお二人を撮ってみました。
ピピ島からの帰りにドクマイ島に潜ると、もう4時近いです。
しかも洞窟があるのが島の東側。
すっかり西日になっている時間帯なので、どうしても暗くなりがちですが、洞窟の雰囲気はわかってもらえるでしょうか?

まだまだ10数本のお二人。
スキルの話をたくさんしたかったのですが、ピピ島マリンパーク3ファンダイビングは魚やサンゴがいっぱい。
なので、スキルアップよりも、そんな魚やサンゴや景色を優先して、たっぷり楽しんでいただきました。
それでも潜降だけは上手になってほしいと思い、3本をかけてスムーズに潜れるようなアドバイスをしてみました。
2本目3本目と潜るにつれて、お二人とも少しコツをつかんだようで、力を抜きながら上手に潜降することができていました。
今までは山を登ることが多かったというお二人。
これからは海の美しさや素晴らしさを、ぜひ楽しんでいただきたいです。
そしてまたプーケットに潜りに来てください。
お待ちしています。