今日、プーケットダイビングをご案内したのは、5年ぶりにプーケットに戻ってきてくれたM様。
2019年の2月に私のショップをご利用いただいたのですが、その時は私が浮動性めまいになってやむなくピンチヒッターの女性インストラクターと潜っていただきました。
今回はしっかりと準備も進めて、また前回同様にピピ島マリンパーク3ファンダイビングにご案内してきました。

今日の1本目に潜ったのは、プーケットのシャークポイント
透明度はそれほど悪くなかったのですが、ちょっと暗い感じがしますね。
サンゴの上に群れているのは、目が大きくてキラキラしたタマガシラ。
背中に白い線があるので、ハクセンタマガシラと言います。
シャークポイントではウミウチワなどの陰に群れている姿をよく見かける、女性に人気の魚です。

今日は1の根の南側を優雅に泳いでいる姿を見かけました。
ちょっと大物のスギです。
ジンベエザメの頭にくっついて泳いでいる姿が有名な魚ですが、こんな風に単独や群れで泳いでいると、意外に大きくてサメと見間違えてしまうくらいです。

5年ぶりのプーケットの海。
もう80本ほど潜っているようですが、海外の海は今回が2回目だそうです。
2019年にプーケットに来て、「さぁこれから海外でダイビングをしようか!」と思った矢先に、コロナになってしまったとおっしゃっていました。
暖かい海を潜って、とても快適そうでしたよ。

今日はご自身でコンパクトカメラを持参されての参加。
こんなシャークポイントらしい、大きなウミウチワの前でシャッターを切っていました。
なかなか優雅でしょ。

これはシャークポイントの2の根の上で撮影したもの。
今年の4月ごろまでは、この辺りはお花畑のようなカラフルなソフトコーラルで、岩が埋め尽くされていたのですが、温暖化の影響ですっかり茶色くなってしまいました。
それでもキンセンフエダイやフタホシフエダイが大群を作っていたので、見ごたえ十分でした。
少しずつソフトコーラルも戻ってきています。

これは2本目に潜ったピピ島のマッシュルームロック。
カラフルなサンゴが岩肌を覆っていて、とても華やかなポイントです。
ただ透明度が今一つでした。
それでも潜りこんでいるダイバーの目には、そのサンゴの美しさが際立って見えます。

これは3本目に潜ったピピ島のビダノック。
島の南側の湾内は透明度も良く、キンセンフエダイやニセクロホシフエダイの黄色がとてもきれいに見えました。
サンゴも豊富なこのポイントはやはりピピ島のポイントの中で1番人気です。

見てください!この群れ。
もうお客様の周りを360°魚の群れが取り囲んでいるのがわかるでしょ。
透明度も良くて、流れもほどほどで、じっくりと魚を楽しむことができました。

M様の後ろにはキンセンフエダイの大群が、そして手前にはフタホシフエダイの群れていました。
砂地の上を上手に浮力をとりながら、その大群の様子を写真に収めていました。
年末年始ですが、ダイバーの数もそれほど多くなくて、じっくりと魚の群れを観察できたのも良かったです。

5年ぶりのプーケットの海。
ガイドが違って、海の見せ方も違っていたと思いますが、サンゴや魚の大群を変わらすにばっちりと楽しんでいただけました。
またぜひプーケットの海の潜りに来てほしいです。
その時を楽しみにしています。