今日、プーケットダイビングにご案内したのは、新婚旅行でプーケットを訪れたN様ご夫妻。
旦那様は200本近く、奥様も100本近く潜っています。

今日もラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングにご案内しました。
数日前から徐々に波が高くなってきて、今日は目線近くまで波が上がってきましたが、幸い雨は降らずに天気が良かったのだけはラッキーでした。
今日の1本目も、プーケットのラチャノイ島のバナナベイ。
ラチャノイ島ではツノダシをよく目にします。
1匹だけではなくて、こうしてペアだったり、数匹で固まっていることもよくあります。
黄色と黒色がなんとも鮮やかな魚ですよね。
この写真ではよくわからないかもしれませんが、鼻の上にオレンジ色の模様が何ともおしゃれな魚です。

サンゴの下に隠れていたハリセンボンを狙っている旦那様。
ミラーレスのカメラに大きなワイドレンズをつけて、日本から持ってきました。
フラッシュが1つだけなので「2つにしたい」とおっしゃっていましたが、撮影している姿は迫力満点ですね。

お二人とも関西のダイビングのメッカ、和歌山からお越しで、特に旦那様は和歌山でよく潜っているそうです。
日本では写真撮影は、身体を固定するようにと言われているそうですが、こうして中層にいるアカヒメジを撮るときも、きれいに中性浮力をとっているのには感心しました。
バナナベイの浅場のアカヒメジですが、意外と逃げずに固まっていたのにちょっと驚きです。
青色の海に黄色の魚はなかなか映えますよね。

ちょっとサンゴの下に入ってしまったのでわかりづらいでしょうか?
奥様が写真撮影しているところです。
奥様はコンパクトカメラに光量の強いライトをお持ちで写真撮影していました。
手前にいるのはインド洋固有種のコラーレバタフライフィッシュ。
この後、「インド洋固有種です」と、スレートに書いたら、お二人とも熱心にカメラを向けていました。

プーケットはよくハリセンボンを見かけます。
これは灰色の身体のネズミフグ。
意外と大きいんです。
ピピ島に行くと、もっと大きくてビックリするほどですが、ラチャノイ島でもこのサイズのネズミフグをよく見かけます。
目がかわいいんですよね。
口も半開きで、なんとも愛嬌のある顔をしています。
同じハリセンボンでも、背中に人の顔のような模様があるヒトヅラハリセンボンは、臆病者でサンゴの中に隠れていることが多いですが、ネズミフグの方はこうして人の近くまで寄ってくるので、お客さんと一緒の写真が多いです。

旦那さんのタンクにつかまって楽しんでいますが、実はこの写真を撮る前に水面にフリーダイビングのチームがいました。
クジラのしっぽのような1枚フィンに、人魚のようなフリフリのレース生地をつけて、ドルフィンキックをしていたので、お二人もそれを真似をして楽しんでいたところを撮影しました。
う~ん、なんともお茶目なお二人です。

これは2本目に潜ったラチャノイ島のフリーダムリーフの20m地点。
ここにはこんなサンゴが数枚かついている根があります。
この光を当てると赤く見えるウミウチワ。
ピピ島ではこんな色のサンゴをよく見かけるのですが、プランクトンが意外と少ないラチャ方面ではなかなか目にすることが少ないです。
奥様の持っている光量が強いライトに当たって、とてもきれいな赤色が出ていますよね。
肉眼で見ると少しくすんだ黄緑色をしています。

ウミウチワのあった隣の根には、こんなヨスジフエダイの群れがいます。
アカヒメジと違ってこうしてダイバーの横を並んで泳いでくれるので、とてもきれいですね。
身体がきりっとしているところも、フエダイの特徴。
アカヒメジはどちらかというと、ぼてっとしています。
ヤマブキスズメダイの黄色や、フエダイやアカヒメジと、黄色の魚がとても多い印象のプーケットの海です。

お二人が横並びで、同じようなポーズをしていますよね。
別にシンクロナイズドスイミングをしているわけではないのですが、こんな写真ってなかなか珍しかったので載せてみました。
目線が前を向いていて、膝の曲がり具合も同じようで、とてもかっこ良かったです。

これは3本目に潜った、プーケットのラチャヤイ島No1ベイ。
水面の下5mくらいのところにツバメウオが群れていました。
このちょっと縦長なのは若魚。
大人になるにつれて、奥にいるような台形の身体に近くなってきます。
魚は特に子供の頃の方が、色や形がかわいらしいものが多いです。

これは沈船の横に群れていたキンセンフエダイと一緒に泳いでいる奥さま。
カメラを向けると、とても気持ちよさそうに泳いでくれました。
とてもかっこよかったので、ムービーを長回ししてみました。

今回は、透明度も安定していて、潜りやすいラチャノイ島ラチャヤイ島をご案内しました。
プーケットにはまだまだたくさん魅力的なポイントがあります。
次ぜひ、魚影や大物も楽しんで頂きたいです。
またぜひプーケットに潜りに来てください。
お待ちしています。

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