旅行のシーズナリティ
ご一緒にダイビングをされたお客様に、「プーケットのベストシーズンはいつですか?」と聞かれることがよくあります。
ベストの考え方は、天気・料金・人混み・透明度など様々なので、一概にいつがベストシーズンか決めることはできません。
そこでこのページでは天気を中心に、プーケットのシーズナリティについて、お話ししたいと思います。
プーケットの年間平均気温
グラフを見る限り、1年中それほど温度差はありません。
それでもグリーンシーズンは、朝晩長そでを着るタイ人もいて、1日の温度差は意外とあるようです
プーケットの年間降水量
雨季と乾季に大きく分かれているのがお分りになると思います。
プーケットの年間降水日数
雨季も1日中、雨が降りどおしではなりません。
朝晩にスコールが来て、日中は晴れ間がのぞきます。
乾季と雨季
プーケットはマレー半島の西側 アンダマン海に面しています。
東風が吹く11月~4月は、マレー半島が風を遮ってくれるので、穏やかな乾季。
西風が吹く5月~10月は、インド洋から直接に風が吹くので、雨季になります。
天気で考えるとやっぱり乾季
パトン地区を代表するプーケットの西側のビーチにはホテルや観光施設が建ち並び、乾季には各国から訪れた観光客で賑わいます。
この時期、西側のビーチでは波はほとんど無く、ビーチの端から端まで続く色とりどりのパラソルの下では、心地よい潮風を感じながらのんびり日光浴を楽しむ観光客でいっぱいになります。
特に2月3月は1年のうちでもトップシーズンとなり、ホテルやダイビングの予約も満席となることが多いので、ご予約はできるだけ計画的に早めに行うことをお勧めします。
またこの時期、各航空会社や旅行代理店の旅行料金もハイシーズン(トップシーズン)料金となります。
料金や人ごみで考えると・・・
では雨季はどうかと言うと、旅行会社などでは雨季はローシーズン扱いなので、「雨が降り続く」「海が濁っている」といった間違った情報を流しているようですが、決してそれが事実とは限りません。
グラフでもわかるとおりに、決して毎日雨が降り続くわけではありませんし、月の2/3が雨の日となっていますが、それも1日降り続くわけではありません。
ホテルの料金は格安になりますし、なによりどこへ行っても人混みが気にならないので、ゆっくりと旅行を楽しむことができます。
現地の情報を活用してください
旅行を楽しむ上で、天気はとても重要な要素です。
それを考えるとハイシーズンの方がプーケットのベストシーズンと言えそうですが、料金をできるだけ抑えてプーケット旅行を楽しみたいという方には、グリーンシーズンでも十分にプーケットの魅力を満喫できます。
旅行代理店などの情報ばかりでなく、現地のダイビングショップのブログや情報などをぜひ参考にして、ご旅行の計画を立てていただきたいです。