2022年11月22日 追記

プーケットで、18年間生活してきた体験談やお客様から聞いたエピソードをもとに、プーケットの「へ~そうなの」「意外だね?」といった治安についてまとめてみました。

危険情報ばかりでなく、理解して欲しいタイ人気質など、
タイ人と共に暮らして身についた、プーケットの姿を多数紹介しています。

ただ、これを全て鵜呑みにせずに、
自分の身は自分で守る!」の精神を常に忘れずに!!

プーケットの海や町の情報は、グリーンダイバープーケットのブログで
https://greendiverphuket.com/blog/

プーケットは豊かな県です

プーケットはタイでも有数の観光地であり、タイ国内でも豊かな地域です。
海外の観光地で時々目にするような、路上に座り込んだ物乞いなどはほとんど目にすることはありません。
街のあちこちにあった空き地は、ほとんどホテルやレストランなどになり、町中を走る車はどれも、新車ばかりです。

コロナ後にタイの観光をいち早く回復しようと、サンドボックス計画というのをタイ政府が始めたのもプーケットからでした。
そのため現在では、コロナ前と同じように、世界各国の観光客がプーケットを訪れています。

落し物や忘れ物をすると・・・ さすがに

東京オリンピック誘致の時の「財布を落としても戻ってきます」なんて都知事が言っていましたが、さすがにプーケットではそれは無いです。

タクシーにiPhoneや財布を忘れてきたら、まず戻ってきません。
当たり前ですけど。
それでも、ダイビングボートにサングラスやウエットスーツを忘れた時、戻ってくることはよくあります。

それ以外にも、以前コンビニで買い物を済ませ、店から出て来た時、気付かずに財布を落としたことがありました。
でもちょうどその後ろから歩いてきたタイ人が財布を拾ってくれて、当たり前のように私に渡してくれたことがありました。
タイは仏教の国で、タイ人はとても熱心は仏教徒が多いです。
悪いことをすると地獄に落ちるということは日本でも言われていますが、そんな教えが根付いているのかもしれません。

ひったくりや置き引き

海外では

  • 人前でお札を数えないように!とか
  • 車道の方にかばんを向けない!とか
  • レストランや空港などでは、かばんや身の回りの物から目を離さない!

なんてことをよく言われますが、最近は海外に限らず、
日本だって気をつけておく必要がありますね。

ただ私はプーケットに18年いますが、幸いひったくりや置き引きにあったことはないです。
またそんな話もあまり聞いたことはありません。

平和ボケしてしまったのか、こんなことにあまり神経を使わずに生活をしています。

実は、レストランなどではオープンスペースに置かれた机やイスは、夜に片づけたりしません。
もちろんシャッターもありません。
夜に誰かが勝手に店の備品を持っていく心配がないのだと思います。

それでも注意が必要な場所はいくつかあります。
とくに、工事現場の近くはタイに出稼ぎに来ている他国の労働者がたくさんいます。
この地区は窃盗などの犯罪が多いと言われています。

またバックパッカーが移動によく使う長距離バスも注意が必要です。
バスに乗車の際は、大きな荷物をあらかじめバスのトランクルームにスタッフが詰め込みます。
スーツケースにしっかり鍵をかけたから大丈夫と思ってると、実は車掌役のスタッフが、中の通路からトランクルームに入りこんで、
スーツケースの鍵をこじ開けて金目の物を盗むということがあります。
日本では考えられないですし、飛行機ではまずそんなことはないでしょうが、長距離バスは特に乗車時間が長いので注意しましょう。

ダイビングボートに財布を持ってきても大丈夫

お客さんから事前のメールで、ダイビングボートに貴重品を持って行っても大丈夫ですか?
という質問をよく受けます。
チップやちょっとした小銭はもちろん、時にはダイビング代やツアー代(5万円くらい)をボートに持って行かなければならないこともあるかもしれません。
やはり皆さん大金を持ち歩くのがとても心配。
そのため、もし精算がある場合は、できるだけ朝のうちに済ませて、責任はスタッフに任せてしまいましょう。

とはいえ、ダイビングボート上で窃盗があったと言う話をあまり聞きません。
ダイビングのお客様は皆それなりに豊かな人たちであること。
またボート上で窃盗事件が起こると、全員の全ての荷物をひろげて持ち物検査をしなければならなくなることくらいわかっているからです。

同様にボートクルーは決してお客様の荷物に手をつけようとしません。
そういった面倒なことになることは、十分承知していますし、それなりの給料や教育をしっかり受けています。

ダイビングツアーでは特に、パスポートを使用することもないですし、クレジットカードやましてや大金を使う必要もありません。
貴重品はできるだけ、ホテルのセイフティがしっかりしたところに預けてくるようにしてください。

これは余談ですが、ダイビングツアーに限らず、ホテルを出る時は、基本的に外国人はパスポートを所持していることが原則だと思います。
ただ上記のような心配もあります。
そこで、パスポートの顔写真の部分はスマートフォンのスクリーンショットに撮っておくようにしましょう。
万が一、事故などで病院に緊急搬送されたときに、パスポートのスクリーンショットでもしっかりと対応してもらえます。

また海外旅行保険をかけてくることも多いと思いますが、その保険証書のスクリーンショットも撮っておくことをお勧めします。
パスポートと保険証書の2つのスクリーンショットがあれば、プーケットの私立病院でも、キャッシュレスで治療を受けることができます。

タクシーに1人で乗って大丈夫?

プーケットには公共交通機関の鉄道はありません。
バンコクのように、公共バスが頻繁に走っていることもありません。
もっぱら交通手段は、タクシーかトゥクトゥクが一般的。
そのため空港からホテルまでは、みなさんおそらくタクシーを利用すると思います。

どこの国でもタクシーはトラブルの種。
法外な値段を請求されたり、遠回りされたり、最悪は拉致される国もあるみたいですね。

ではプーケットはというと、そう言ったトラブルを耳にすることはあまりありません。
タクシーの前のドアの部分には、万が一トラブルがあった場合の連絡先が書いてあります。

タクシーの値段交渉もネットが発達してきた現在はずいぶんと変わりました。
最近ではGrabやVoltと言った、ネットでタクシーを事前にスマホで呼んで、値段を決められます。
まだまだプーケットは、こういったネットでタクシーを呼べる台数は少ないようですが、観光客も上手に利用しています。

ただ以前のように流しのタクシーを捕まえて、利用することもあるかもしれません。
そういった場合は、まず乗る前に値段を交渉すれば、その通りの金額を払えばよいです。
ただこの値段を交渉しようと思っても、値段票を見せられて、「ここからここまではこの値段だ」と言われてしまいます。
その値段票は、すべてのドライバーが同じものを持っているので、値段交渉はできないものと思った方がいいです。

また大きなホテルの前に止まっているタクシーや、ダイビングの港や病院で待機しているタクシー乗り場のところには、こういった値段表が看板になって英語表記されていますので、事前に確認することもできます。
ただその値段は、先にもお話ししたように、プーケットは公共交通機関がないので、とても高いことを覚悟しておいてください。
パトン地区内などは一方通行を理由に、300バーツ(約1,000円)を取られたり、隣町に行くのに、400バーツ(約1,500円)以上かかることは当たり前です。
バンコクの様に足代わりにタクシーを使うことはできないと思った方が良いです。
もしかすると、日本のタクシーよりも高いかもしれませんね。

それ以外にも、プーケットでタクシーに1人で乗って、拉致されることはないと思いますが、途中で関係ない、他のお客を勝手に乗せて、料金は交渉した通り払わされた、なんて話を聞いたことがあります。
おおらかなタイ人気質と言ってしまえば、驚きもしないのでしょうが、他のお客さんを載せることはないまでも、助手席にドライバーの奥さんが乗っていることはよくあることです。
寂しがり屋のタイ人気質なのでしょうが、家族で仕事をしていると思えば、びっくりすることもないのかもしれません。

またこんなことを聞いたこともあります。
空港からホテルに直接向かうと思ったら、途中の事務所に立ち寄らされて、旅行中の像のりなどのオプショナルツアーの押し売りをされた。というものや、今晩宿泊するホテルの斡旋をさせられたということがあります。
とくに、空港でリムジンタクシーと呼ばれる、乗り合いの安いタクシーはその傾向があります。

パトン地区まで、普通のタクシーだと800バーツ(約3,000円)近くかかるのですが、乗り合いのリムジンタクシーを利用すると、250バーツ(約900円)程度で行くことができます。
ただ安いのには理由があって、上記のようなホテルやオプショナルツアーを斡旋させられるというからくりがあります。
幸いタクシーで身の危険は感じなくても、イライラすることはあるかもしれません。

あと最後にタクシーについてもう一つお伝えしておきます。
タクシーの運転手は当然運転免許証は持っていますが、みんなが安全運転をしてくれるとは限りません。
ちなみにタイの一般道の制限速度は90km/hです。
そのため、夜に道路が空いた時間帯などでは、タクシーによっては130km/hくらいで走る車がとても多いです。
自分はレーサーと勘違いしているのでないか?と疑いたくなるようなタクシーも多いです。
飛行機でプーケットについて、空港からタクシーに乗る観光客がほとんどだと思いますが、みなさんこのタクシーの怖さにびっくりされるようです。
「頼むから安全運転で運転してほしかった」と、翌朝のダイビングボートの中で話を聞くことがよくあります。

もし万が一、タクシーでトラブルが起こったときは、先ほどお話ししたように、タクシーの車の横には、トラブルが起こったときの為にドライバーの名前が書いてありますので、それをメモしておくようにしましょう。

夜の一人歩きは大丈夫?

プーケットのパトン地区は東南アジアでも例を見ないほどの歓楽街です。
よく新宿の歌舞伎町のようだと言われます。
タイにはバンコクをはじめ、パタヤなど夜の街が有名な場所がいくつもありますが、プーケットもタイを代表する1つですし、その大きさもバンコクに次いで、2番目に大きな歓楽街のようです。

代表的なパトン地区中心部のバングラ通りなどは、コロナ前のハイシーズンには、夜の11時頃~深夜2時ころは、肩をぶつけずに歩くのがたいへんなほどの人ごみでした。
コロナ後でまだまだ100%観光客が戻ってきたわけではないですが、それでも十分ににぎやかな通りだと思います。
タバコなどトレーに乗せて売っているタイ人や、客引きをしている人も通りには多いです。
警察官やセキュリティーが要所要所にはいますが、財布やバックなどを盗まれないようにするのは当たり前のこと。

特に客引きなどにそそのかされて、大通りから少し中に入った細い路地に行くことは注意しましょう。
ぼったくりの店が多いのはこのあたり。
以前男性のお客さんで、綺麗な女性と思って下心から細い路地に誘われて入っていったところ、実は「おかま」で、有り金をすべて取られた。なんてことがあったそうです。

また夜のビーチもお勧めしません。
昼間のにぎやかな顔とは異なり、ビーチで犯罪があったことはよく耳にします。
一人ではもちろん、恋人同士で少し雰囲気の良いビーチに行こうとするのは、注意が必要です。

とはいえ、パトンなどの歓楽街の夜遊びは、プーケットの楽しみのひとつでもあります。
まさに「ザ・プーケット」がそこにあります。
大通りの明るい場所を歩いている分には、身の危険を感じるようなことはまずないでしょうが、一つ注意してほしいのは野犬です。
昼間は道路に寝転んでいる犬たちも夜になると縄張りを主張し始め、歩いている人やときにはバイクや車にまで吠えかかります。
人間よりも怖いのは、野犬です。
日本とは違って、プーケットには野良犬がそこらじゅうにいますので、とくに狂犬病の心配もあるので注意しましょう。

ちなみに万が一、野犬にかまれた場合は、必ず病院に行って狂犬病のワクチンを打ってもらうようにしてください。
狂犬病は脳まで病原体が行ってしまうと、100%死に至る病気です。
ただかまれた後、すぐにワクチンを接種し、その後も数回のワクチンを打っておけば、心配はないそうです。
犬にかまれたときは、救急車を呼ぶ必要はありませんが、かならず病院に行くようにしてください。

近づかない,慌てない,楽観視しない

上の例はあくまでも私の周りで起こった話しや、お客様から聞いた話をもとにしています。
さらに詳しい話は、外務省からの海外安全情報を参考にしてください。

奈良

タイで暮らして18年。嫁さんはタイ人です。前職は18年間中学校の体育教師。
地球の歩き方やNHKにもプーケットの情報を届けています。
スタッフ紹介 プーケットの文化や生活習慣は、ブログでもご紹介しています。

おまけ タイと日本の違い

日本を旅行したタイ人の嫁さんが感じた日本。
ちょっと私とは視点が違います。
お時間があれば、ぜひどうぞ

日本の不思議 自転車

タイ人から見た日本の不思議 第1弾

タイ人の嫁さんが日本旅行で感じたあれこれ。

・バイクが買えないから自転車に乗っているの?
・トイレが怖い!など
ボソッと私にささやいた8つを紹介

日本の不思議 エスカレーター

タイ人から見た日本の不思議 第2弾

・エスカレーターなのに「疲れた?」
・もっとスピード出して!
・おまけで「へれかつ?」って新しい食べ物??など、
感心したり。ちょっと笑える10個を紹介

パクチー

そんな話、聞いたことないよ!

・サボテンはテレビの有害電波を吸収する?
・扇風機の風に当たり続けると、死んでしまう?
・パクチーを食べると、蚊に刺されないって本当?
日本人やタイ人が、本気で信じていることが、他の国の人にはとても不思議に聞こえることをご紹介しています。