今日でプーケットのダイビングも4日目。
今日はマリンパーク3ファンダイビングに出かけてきました。
天気もまずまずで外洋に船を止めていても、水平線を眺めているのがとても気持ちの良い1日でした。
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1本目に潜ったのは、プーケットの大型沈船ポイント、キングクルーザー。
この船は昔は日本の六甲丸と呼ばれていたカーフェリー。
もう沈んで20年ほどが経つので、天井などの屋根の部分はすっかり落ちてしまいましたが、それでも壁はしっかり残っているので大きなカーフェリーだったことがよくわかります。
これは船首の左側のエンジンルーム。
お客さんが写しているのは太いロープを巻き取るウインチの部分。
船の周りには、もうこれでもかというくらいに魚が群れています。
キンセンフエダイが船の壁に一番近いところを、船の壁が見えなくなるほどむれていました。
その周りを小型のフュージラーの群れが取り巻いていて、ときどき大型のアジ(ツムブリ)やオニアジなどがぐるぐると回っています。
極太のピックハンドルバラクーダが水底近くから上がってきたり、ジャワラビットフィッシュが群れていたり、どこを見ても魚だらけなのがこのキングクルーザーのすごいところです。
これは2本目に潜ったプーケットのシャークポイント。
エントリーした場所は、もうびっくりするくらいに透明度が良くて、30mほど向こうまでくっきり見えるほどでした。
今までに潜ったシャークポイントの中でも、1番2番の透明度の良さでした。
そこに現れたのがピックハンドルバラクーダの群れ。
透明度が良かったので、こんなにはっきりと写すことができました。
圧巻です。
お客さんも4日目ですっかりGoProの撮影にも慣れてきました。
ピックハンドルバラクーダの群れにぐいぐいと近づいて行って、臨場感あふれる動画を撮影していました。
極太のバラクーダなので、見ごたえ十分ですね。
透明度の良さがわかる写真です。
なんといってもお客さんの影が砂地に写っています。
まるでラチャノイ島の砂地のようです。
透明度が良かっただけでなく、日差しも強かったので、お客さんの泳いでいる下には、影ができたんですね。
こんなシャークポイントの写真を撮るのは初めてのことだと思います。
流れに乗ってしばらく潜っていくと、残念ながら急に透明度が落ちてしまいました。
う~ん、こんな色の写真がむしろシャークポイントらしいのかな?
岩の上にはコブシメのつがいが産卵の最中。
そこにもう一匹のオスが、メスを奪おうとやってきたところです。
コブシメの三角関係ですね。
大きなオスが邪魔しに来たオスに威嚇行動をとっています。
オスの身体が青白くギラギラ光っているのがとてもきれいでした。
お客さんも夢中で撮影していましたよ。
シャークポイントの2の根のトップです。
水深5mと8mの岩の間はまるでお花畑のように華やかです。
写真は5mの方の岩の上。
透明度がまた戻ってきて、キンセンフエダイの群れとスズメダイの群れが、岩を覆っているのがよくわかります。
流れもほどほどで、こんな魚に囲まれた写真がきれいに撮れました。
透明度がとても良いのと、日差しが差し込んでいたので、シャークポイントの2の根のトップには、こんな真っ赤に光ったサンゴが、とてもきれいでした。
こんな風に強い日差しで、サンゴが真っ赤に見れるチャンスは、なかなかありません。
本当にお花畑にいるような景色でした。
これは3本目に潜った、プーケットのドクマイ島。
ドクマイはタイ語で「花」の意味。
花の島なんてとてもきれいな名前ですが、海の中はこんな洞窟があったり、岩壁を流すウォールダイビングなどができます。
初日の1本目に潜ったときは、お客さんは緊張で呼吸も早く、私もそれを落ち着けるのにばたばたしていました。
でも最終日の今日のラストダイビングは、とても落ち着いて、周りの景色もじっくり見ることができたみたいです。
洞窟の中にも1番乗りで、青く光った世界をくっきりとみることができました。
この日のドクマイ島もまずまずの透明度でした。
ダイビング終盤には、水深8mくらいのところにこんなバラクーダがぐるぐるとまわって、私たちの目の前まで来てくれました。
これはお行儀よくみんな同じ方向を向いている、シベロンバラクーダ。
この横にはそれぞれが思い思い気ままに泳いでいる、極太のピックハンドルバラクーダの群れもいて、見ごたえ十分でしたよ。
4日間、プーケットでダイビングをしていただいた、T様。
日帰りダイビングで行くポイントは、ほとんど征服してもらいました。
まさにプーケットのダイビングポイントを潜り倒したと、言えるんじゃないでしょうか。
スキルは4日間もあったので、じっくりとレクチャーも練習もできて、本人が上達をばっちり実感できたようです。
またぜひプーケットの海に戻ってきてください。
その時を楽しみにしています。