今日のお客様は、日本からお越しのS様。
今回は弾丸ツアーをしてみたいと、あえて無計画でプーケットに旅行に来たそうです。
以前はフィリピンで暮らしたこともあるということで、インターナショナルな感覚をお持ちの方でした。
そんなS様と出かけたのは、ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングツアー
まだダイビングの経験本数も20本程度なので、潜りやすく、透明度も安定しているラチャノイ島ラチャヤイ島にしていただきました。

2022年10月7日 プーケット ラチャノイ島 ラチャヤイ島 ファンダイビング

今日の1本目はプーケットラチャノイ島のバナナベイ。
最近利用しているSirolo Diveのボートは、大型で他の船よりも横幅が広く、くつろぐ空間がたくさんあります。
3層構造で、最上階は日焼けにもってこいのスペース。
ビーズクッションに埋まって、日焼けを楽しむ欧米人がたくさんいます。
そのSirolo Diveのダイビングボートで、ラチャノイ島のバナナベイを潜るときは、写真のようなエダサンゴと白い砂地が広がる、バナナベイの南側を潜ることが多いです。
茶色っぽいエダサンゴですが、こんなインド洋固有種のコラーレバタフライフィッシュや、オレンジ色のネッタイスズメダイなどが群れる、とてもきれいな場所です。
今日は透明度も抜群で、青い世界がとても気持ちよかったです。

プーケットのダイビングをラチャノイ島とラチャヤイ島でファンダイビングをしたときに見た、コラーレバタフライフィッシュ

サンゴの後ろに砂地の広がりが、とてもよくわかる写真だと思います。
青い世界のどこまでも広がっているのが、わかってもらえるでしょうか?
遠くに見える四角いブロックもはっきり見えます。
透視度は25m~30mくらいはあったかな?
サンゴの上に群れる水色や茶色のスズメダイに混ざって、キンギョハナダイの真っ赤な体がとてもきれいですね。

プーケットのダイビングをラチャノイ島とラチャヤイ島でファンダイビングをしたときに見た、キンギョハナダイ

このバナナベイの南側の砂地は、本当に写真のように青色と白色の世界が広がっているんです。
とても幻想的な世界ですね。
水深は3mほどしかなく、中性浮力をとって泳ぐのには一工夫必要なのですが、この幻想的な空間はぜひ味わってほしいと思います。
若干、曇り空だったので、白い砂地の輝きがもう一つ足りなかったのが、少し残念なところです。

プーケットのダイビングをラチャノイ島とラチャヤイ島でファンダイビングをしたときに見た、砂地

ここはプーケットラチャノイ島のマンタベイ。
大きなバナナベイから少しプーケット島の方に戻った場所にあります。
私たちファンダイビングのチームは、湾の外側からドリフトダイビングをして、湾内に向かうコースを選びました。
エントリー付近は、こんな大きな岩場に、青い体のフュージラーの群れが、流れるようにやってきてとてもきれいです。
青い海に青い魚って、意外ときれいなんですよ。

プーケットのダイビングをラチャノイ島とラチャヤイ島でファンダイビングをしたときに見た、タカサゴの群れ

サンゴ上に群れたかわいらしい魚と一緒に、ちょうどツノダシがやってきました。
ニモの映画にも出てきた有名な魚ですね。
ちょっとこの写真ではわかりづらいですが、鼻の上にかわいらしラインが入っていて、とてもおしゃれな色をした魚です。
タイのインド洋側のプーケットでは、当たり前に見ることができるこのツノダシですが、太平洋側のタオ島では見られないっていうのも不思議です。

プーケットのダイビングをラチャノイ島とラチャヤイ島でファンダイビングをしたときに見た、ツノダシ

今日はちょっと深場にウミガメがいました。
すでに他のお客さんたちにたくさん写真を撮られて、泳ぎ始めてしまったウミガメ。
カメというと遅い動物の例えにもなりますが、いったん泳ぎ始めると意外と早いんです。
前足を翼のように広げてひとかきするたびに、ぐいぐいと進んでいきます。
お客さんとのツーショットを撮りたいと構えたのですが、ちょっとウミガメのスピードの方が速かったです。

プーケットのダイビングをラチャノイ島とラチャヤイ島でファンダイビングをしたときに見た、ウミガメ

これはマンタベイの湾内。
茶色っぽいエダサンゴの端に、ぷかぷかっと浮いていた大きなフグ。
目がぐりぐりっと輪を描くような模様をしているアラレフグです。
先ほどのウミガメのように泳ぎ回らず、じっとしていてくれたので、こちらはお客さんと一緒に2ショットで撮ることができました。

プーケットのダイビングをラチャノイ島とラチャヤイ島でファンダイビングをしたときに見た、アラレフグ

こちらはプーケットラチャヤイ島No1ベイ。
いつもは沈船の上の方に群れているキンセンフエダイたちが、今日は水底の方に固まっていました。
カメラを持って近づいてもなかなか逃げなかったので、こんな写真が撮れました。
でもちょっと光が足りなかったですね。

プーケットのダイビングをラチャノイ島とラチャヤイ島でファンダイビングをしたときに見た、沈船

以前はみんなが写真撮影に押しかけていた、浅場にある沈バイク。
前のかごも、ハンドルもすっかり落ちてしまって、タイヤと車体が残っているので、かろうじてバイクかな?とわかる程度になってしまいました。
バイクにまたがった写真を撮りたいと、上手に近づいてもらいましたが、残念ながらもう跨ることができないくらいになっていて、すこし残念なところです。
写真からもわかるように、他にダイバーはほとんどいませんでした。
今日、ラチャヤイ島に来ていたダイビングボートは2艘。
コロナが終息に向かっているとはいえ、ダイビングボートの数がコロナ前に比べてぐっと減ってしまいました。
ダイバーが少なくて、海の中が静かなのは良いのですが、ちょっと寂しい気もします。

プーケットのダイビングをラチャノイ島とラチャヤイ島でファンダイビングをしたときに見た、沈バイク

1日だけのプーケットダイビングでしたが、とても泳ぎが上手なお客様でした。
フィンの使い方が上手だったので、「水泳をしていたんですか?」と聞いてみると、泳ぎが早かったのだと教えてもらいました。
呼吸もとても落ち着いていて、ちょっと吐き出すタイミングの話をすると、みるみる泳ぎが安定していきました。
明日はピピ島に宿泊して、映画の舞台のマヤベイなどを楽しむそうです。
プーケット旅行をたっぷりと楽しんでほしいです。
そしてまたぜひプーケットダイビングをしに来てください。
お待ちしています。

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