今日プーケットのダイビングにご案内したのは、昨日に引き続きY様ご夫妻。
昨日と同じ、ラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングにご案内しました。
昨日は不安で仕方なかった奥さまも、今朝港で出会ったときはとても良い表情をしていました。
しっかり自信がついたからかもしれません。
今日も昨日と同じポイントにあえてしましたが、きっと2日間同じポイントを潜っても印象が変わるし、透明度もよいので安心だろうなと考えました。
1本目の前に撮影した写真からも、なんとなく昨日に比べて硬い表情が少し柔らかくなっている気がします。
そんなお二人と1本目に潜ったのが、プーケットのラチャノイ島のバナナベイ。
利用したダイビングボートは昨日と同じだったので、ほぼ潜るポイントは一緒です。
今日も透明度は抜群。
写真からもわかるように強い太陽の光が差し込んで、白い砂地に二人の影がくっきりと映っていますよね。
バックに見える青い世界もとてもきれいです。
こちらは1本目の終わり間際の様子。
タイワンカマスの大群が浅場で砂地ぎりぎりのところを泳いでいました。
カマスの影も砂に写っています。
1本目を潜り終えた奥さまが、「昨日とは違うポイントを潜ってたみたい」とおっしゃっていました。
昨日潜ったときは、もう不安と緊張で、体が思うように動かなくて、必死でしたからね。
でも今日は気持ちにも余裕があるので、景色も魚もしっかり楽しめたので、そう思ったのかもしれません。
これは2本目に潜ったプーケットのラチャノイ島のフリーダムリーフ。
他の船に乗るとマンタベイと呼んでいるポイントです。
今日は旦那様はカメラを持参。
実は昨日も持ってきたのですが、潜り始めてスイッチを入れてみると、すぐにバッテリー切れになってしまったそうです。
今日はばっちり準備して仕切り直し。
このカメラも3年前に購入して以来、コロナのせいで使うことができなかったものだそうです。
2本目はフリーダムリーフの外側から湾内に向かってドリフトダイビングでした。
深場はこんなグラスフィッシュが群れていたり、大きめのヤマブキスズメダイやその子供たちが、ソフトコーラルに中にいたりして、じっくり観察するとなかなかきれいなんですよ。
これは湾内に入る手前。
大きな岩が重なっているのは、ラチャノイ島の特徴です。
こんなえぐれた岩のところで青い海をバックにシルエットのように撮影してみました。
奥さんの泳ぐ姿勢はなかなかきれいですよね。
かっこいいです。
旦那様が奥さんを撮影しているところ。
すっかり自信をつけた奥様は、サンゴの上のぎりぎりのところも泳げるようになりました。
こうしてご夫婦で同じ趣味を楽しむのは羨ましいです。
いい写真が撮れたかな？
これはフリーダムベイの湾内の様子。
ここにはこんな茶色っぽいエダサンゴが広がっています。
色は地味ですが、こんな風にスズメダイがサンゴの上を覆っているので、お客さんも泳いでいて気持ちよいと思います。
こちらはグラスフィッシュとハナダイの群れと一緒の写真。
青色と黄色が鮮やかな、エバンスアンティアンスというハナダイです。
プーケットの北にあるシミラン諸島では、サンゴの上でよくみられるきれいな魚ですが、プーケット周辺ではそれほど見ることがありません。
同じアンダマン海でも、シミラン諸島は北アンダマン海で、プーケット周辺は南アンダマン海なので、見られる魚の種類も変わってきます。
ここは3本目に潜ったプーケットのラチャヤイ島のNo1ベイ。
今日はいつもの沈船から少しだけ深く行った木造の沈船まで行ってみました。
もうすっかりペッちゃんこになってしまった沈船ですが、その周りにはこんな黄色の魚たちがきれいに群れていました。
すでに3本目で今日は2日目。
身体にたまった窒素があって、減圧不要限界がだいぶ厳しくなっているのは承知していたのですが、お二人とも最新のダイブコンピューターをお持ちだったので、あえて見方を確かめてもらいました。
まだまだ初心者のうちは減圧不要限界を気にせずに潜ってしまいますが、実際に表示される数字が少なかったり、深度を上げてくると数字が増えていくのを知ってもらうのは、ダイビングを自己管理するためには、とても大切だと思っています。
これは安全停止中の写真。
プーケット周辺は５ｍ程度の浅場でもこんな景色が楽しめます。
安全停止だからと言って、ずっとダイブコンピューターを眺めながら、時間をつぶす必要はありません。
安全停止中もきれいは景色を楽しめるのは、プーケットのダイビングの良いところだと思います。
2日間、ラチャノイ島とラチャヤイ島で、スキルアップをしてもらいました。
すっかり自信をつけて、ダイビングも楽しいといってもらえるようになりました。
新品でまだまだスーツ内の気泡がつぶれていなかった、ウエットスーツもこの2日間でだいぶなじんできたようです。
お二人とも脚が引っ張られるようなこともなく、とてもきれいな姿勢で泳げるようになりました。
明日はピピ島マリンパーク3ファンダイビングへ出かけてきます。
さらに驚くような魚たちや、大物との出会いを楽しみにしたいと思います。
