今日のプーケットダイビングをご案内したのは、3日目になるY様ご夫婦。
初日の1本目は、もう不安で仕方なかった奥さまも、すっかり自信をつけて、ダイビングを楽しんでいました。
今日はピピ島マリンパーク3ファンダイビングへお連れしました。
写真は映画の舞台のマヤベイ。
風向きが東風に変わっているので、西側に面した湾内もほとんど波もなく、切り立った岩がとてもきれいでした。

プーケットから出発するダイビングボートは、残念ながらピピ島へは上陸できません。
ただ、こんな風にマヤベイのきれいに見渡せる場所で昼食をとることが多いです。
観光とダイビングが一緒にできるところもこのツアーの魅力の一つです。
だいたい15分くらいは、マヤベイで停泊します。
今日も食事が終わってから、上の階に上がって記念撮影をしました。

これはボートからエントリーする瞬間を撮影したときのもの。
毎ダイブこの写真を撮るのですが、こうしてお二人が同時にエントリーしている瞬間はなかなか写真に収めることができません。
この時も、息を合わせたわけではなくて、偶然脚を開くタイミングが一緒になりました。
ちょっとかっこいいですね。

今日の1本目は、ピピ島のタートルロックに潜りました。
マヤベイの北に当たるタートルロックは、ウミガメ(タイマイ)に出会えるチャンスが多いポイントです。
このポイントは12~13階くらいはある岩壁の西側を潜ります。
そのため、朝一番のダイビングの時は、どうしても太陽が岩壁の上まで上がりきっていません。
そのため水中はこんな風に暗いことが多いですが、そのかわりダイバーは少ないので、ゆったりと潜ることができます。
また写真のように岩肌につくソフトコーラルが、赤かったり黄色かったりとてもきれいなのが、このポイントの特徴です。

これは2本目に潜ったピピ島のビダノック。
このキンセンフエダイの大群が売りのポイントです。
昨日までは透明度が良いラチャノイ島ラチャヤイ島を潜りましたが、こんなに大量のキンセンフエダイに出会うチャンスはありませんでした。
今日は魚の中に突っ込んで、360度魚たちに取り囲まれる楽しさをたっぷりと味わっていただきました。

ピピ島のビダノックの浅場です。
こんなごつごつした巨岩が並んでいるのがビダノックの特徴でもあります。
水深が5m程度なので、ちょうど安全停止をしながら、太陽光が差し込んでキラキラする岩場を楽しむことができます。
ときどきここにサメが通過したり、キンセンフエダイの群れが入り込んできて、きれいなんですよ。
お二人とも浅場ではすっかり浮かなくなったので、安心して潜れるようになりました。

これは3本目に潜ったプーケットのシャークポイント
今日は潮が、2の根から1の根に向かっていたのですが、流れがそれほど強くありませんでした。
潜降もすっかり上手にできるようになったので、こんなバラクーダの群れもばっちり見ることができました。

1の根はスルーして、今日は2の根を中心にダイビングを楽しんでいただきました。
2の根のトップにふわふわしていたハリセンボン。
ドアップでお客さんとツーショットです。

今日の2の根のトップはとても華やか。
赤色に紫色に黄色と言ったソフトコーラルが、華やかに咲いているという表現がまさにぴったりです。
真っ先に2の根に来たので、他のダイバーがいなかったのが良かったのかもしれませんね。
きれいな景色もダイバーが多いとゆっくり見られませんから。

ここは2の根の裏側。
ちょうど水深5mまで立ち上った岩壁に潮が当たって、そこにキンセンフエダイが大量に群れていました。
すっかり上手に浮力が取れるようになった奥さまも、魚の群れと一緒になって、景色を楽しんでいましたよ。

華やかなソフトコーラルをバックに、ご夫婦そろっての記念撮影。
初日はこんな風に、二人そろった写真を撮るのがとても難しかったです。
というのも一人が浮くと一人が沈んでしまって、なかなかお二人の顔が横並びになりませんでした。
3日間、合計で9本のダイビングの最後に、こんな風にきれいな景色の中を潜ってもらえて、とても良かったです。

今回のご夫婦は、ちょうど3年前に私のショップを利用していただきましたが、そのあとはコロナの為にダイビングに行くチャンスがありませんでした。
せっかく買ったウエットスーツも、水中カメラも使わずじまい。
今回のプーケットの旅行でダイビングをしなければ、このままずっと夫婦で一緒に潜るチャンスはないだろうと、覚悟を決めた旦那様。
不安でいっぱいの奥さまを、なんとか説得して、ダイビングに連れ出しました。
初日はウエットスーツが新品で浮いて困ったり、思うように体が動かなかったりで、苦労しましたが3日間で見違えるように上手になりました。
奥さまの感想には、「今は充実感でいっぱいです」と書いて頂きました。
ここ最近、こんな風にやり遂げた感がなかったそうです。

まだまだ日本の皆さんは、コロナの生活を引きづったまま、自由に海外旅行ができないと思っていらっしゃるかもしれませんが、こうしてプーケットに来てしまえば、コロナの心配も忘れて楽しい時間を過ごしていただけます。
ぜひ潜りに来てください。
お待ちしています。

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