先日の日本一時帰国中に、ダイビング器材のメンテナンスやウエットスーツを購入をしてきました。
今日はそのうちの1つ、レギュレーターのオーバーホールについて少しお話ししたいと思います。

レギュレーターは20数年前に購入したもの

レギュレーターと言うと、口にくわえる部分をイメージする方も多いですが、写真すべての部分を総称してレギュレーターと言います。
これはオープンウォーター講習でも習います。
私が使っている写真のレギュレーターは、プロになる前の20数年前に、日本で購入したものです。
プロになる前なので、東京都で中学校の体育教師をしていた頃です。
まだその時は独身だったので、せっかくダイビングをするならば、しっかりした器材を購入しようと、ダイビング器材量販店のmic21に行き、レギュレーターとBCDを買ってきました。

アトミック社製のレギュレーターの問題点

レギュレーターはアトミックのチタン製です。
当時でも10数万円はしたと思います。
メンテナンスが2年に1度でいいことや、吸いやすくて、軽いからとスタッフに勧められて買ったと思います。
今思うと何もわからずに、スタッフの言われるがままに選んだように思います。
ただ、ちょっと問題点がありました。

プーケットではオーバーホールしてもらえない

アトミックのレギュレーターのオーバーホールは、プーケットでは基本的に扱ってもらえません。
アクアラングやSプロなどは、プーケットのダイビング量販店で、専門のスタッフがしっかりとオーバーホールをしてくれます。
ただアトミックのレギュレーターは、ダイビング量販店ではオーバーホールを断られてしまいました。

それでもコロナの時は日本に持ってこらえなかったので、なんとかプーケットの中でアトミックのレギュレーターをオーバーホールをしてもらえるショップを探して、依頼してみました。
その時の対応は、スタッフがサムイ島に行っているから2週間かかると言われ、その後1か月待ちましたがスタッフは結局戻ってきませんでした。
仕方なくサムイ島にレギュレーターを運んでもらったのですが、仕上がりに時間がかかった上に、出来上がりはとてもいい加減なものでした。
やる気のないスタッフがオーバーホールを仕方なくした、と言う感じでした。

実はアクアラング社製のレギュレーターなどは、簡単な道具で中を開けることができて、交換のパーツキットも個人で購入することができます。
プーケットのインストラクターの中には、自分でオーバーホールをする人もいます。
その点では、アトミック社製のレギュレーターは、メンテナンスがしにくいというデメリットになります。

代理店が2000年から3回も変わっている

そんなアトミック社製のレギュレーターですが、20年前のmic21ではチタン製のレギュレーターと言えば、アトミック社製かBism社製のどちらかでした。
実はBismは今でもmic21で売られています。
ただ、アトミック社製のレギュレーターは「お問い合わせ商品」になっています。
アトミック社製のレギュレーターの代理店も、2000年ころはSASが務めていました。
それが2009年からは、TUSAブランドを展開するタバタに変わり、最近はGULLブランドを展開するキヌガワになったようです。
プーケットでオーバーホールが出来ないのも、日本の代理店が変わったことと、少なからず関係があるのかな?と、思ってしまいます。
ただオーバーホールは、とりあえずmic21や、同じように東京のダイビング器材量販店のAQROSで、扱ってもらえます。

オーバーホールを依頼したAQROSの対応

事前にメールで予約

私はここ何回かは、AQROSでオーバーホールをお願いしています。
一時帰国が2年前は2週間しかなかったこともあり、プーケットにいる間からAQROSにメールをして、オーバーホールの予約を取るようになりました。
基本的にレギュレーターのオーバーホールは、2~3週間かかると言われています。
夏前なので、オーバーホールのお客さんも多いはずですが、スタッフの方はとても親切に対応してくれて、プーケット帰国までには完了することを確約してくれました。

レギュレータの送付と受け取りメール

私のオーバーホールは、ファーストステージとセカンドステージの2つです。
どちらもアトミック社製です。
それ以外のオクトパスやゲージはあらかじめ外しておきました。
日本に帰国してすぐに宅配便で、池袋のAQROSにレギュレーターを送りました。
700円ほどかかったと思います。
宅配便は翌日にはショップに到着し、メールでその知らせを受け取りました。
そのメールには、基本料金や交換パーツなどのおよその料金、それに仕上がり予定日が記載されていました。

見積額の連絡

5日後に再びAQROSからメールが届きました。
ピストンに傷があるとの連絡でした。
過去2回オーバーホールの時は、研磨して問題無かった為に返却されたそうです。
ただ今回は交換が必要だという知らせでした。
ピストン代金は13,200円でしたが、安全には変えられないので交換を依頼しました。

オーバーホール完了の知らせと、決済方法の連絡

2週間後、オーバーホール完了の知らせがメールで届きました。
・オーバーホール基本工賃 8,800円
・パーツ代 18,480円
パーツ代の中には、ピストン以外に交換したOリングなども含まれています。
返送先の問い合わせと、クレジット決済のお知らせも書かれていました。
クレジット決済をオンラインで済ませると、器材の出荷のお知らせが届きました。
翌日には、宅急便で無事レギュレーターが届きました。

器材購入の時には、メンテナスなどのアフターサービスも考えて

レギュレーターのオーバーホールは、時間とお金がかかります。
私のようにダイビング器材量販店に依頼する人もいれば、通っているダイビングショップに頼む人もいるようです。
オーバーホールのタイミングは、チタン製のレギュレーターは基本的に2年に1回。
一般的なレギュレーターは、1年に1回か100本を目途と言われています。
私のようにファーストステージとセカンドステージのみの人もいれば、残圧計やBCDなどもする人もいると思います。
もちろん、料金は異なります。

自己器材を持つことは、扱いやすさやひいては安全さが増すことにもつながります。
ただ、購入に少なからず費用が掛かることや、メンテナンスが必要にもなってきます。
海外旅行などでは、荷物が重たくなるため、フル器材を持っている人でもマスクだけしか持ってこない、と言った方もいます。
自己器材もマスクやフィンにとどめるのか?それともレギュレーターやBCDも購入するのかと言ったことは、メンテナンスまで考えてみるのがよいと思います。
また器材のメーカーもアフターケアのよいメーカーをお勧めします。
この記事が少しでも皆様のお役に立てると嬉しいです。