今日、プーケットダイビングにご案内したのは、日本からお越しのO様。
今日と明日の2日間、プーケットの海を楽しんでいただきます。
久しぶりのダイビングということもあったので、初日の今日は潜りやすいラチャノイ島ラチャヤイ島です。
すっかり雨季の天気になってしまったプーケットですが、気温が下がって日中はだいぶ涼しくなりました。
そんなことも関係して、透明度はぐっと上がって、青い海が広がっていました。

1本目はプーケットのラチャノイ島のバナナベイ。
雨季のラチャノイ島は透明度が上がる、といつもお伝えしているように、きれいでしょ。
後ろの船の影もかすかに見えます。

今日は、カマスデイと言っていいほど、何度もタイワンカマスの群れに何度も出会いました。
癒し系の代表ですね。
今日のお客様のO様は、カメラを持参。
プーケットの景色を何枚も撮影していました。

今日はダイビングボートを変えてみました。
いつも潜っていた景色と少し違った景色が撮ることができました。
これは10m程度にたまっていたフタホシフエダイの群れ。
結構大きな群れでしたよ。

ここは、ボートによってはバナナベイの北、と呼んでいる場所。
大きなサンゴにこんなオレンジ色のネッタイスズメダイや、水色のデバスズメダイ、それにフタホシフエダイがたくさん群れていて、とても華やかな場所です。

人間も動物も、子供の頃の方が可愛い!なんてよく言いますが、こんなスズメダイも小さな子供の頃の方がより水色が濃いです。
サンゴの上にふわふわと群れている姿がとてもきれいですよね。

ツノダシって、熱帯魚の代表みたいな魚で、映画ニモにも出てきましたね。
鼻におしゃれな模様があって、黄色と黒がとてもきれいな魚です。
ふつうは単独で泳ぐ魚だと思うのですが、こんな風に群れている姿もよく目にします。

黄色、水色、それに黒色のスズメダイと一緒泳いでいるのは、オレンジ色と朱色をしたキンギョハナダイ。
ひらひらとひれを振って泳ぐ姿は、優雅です。
もっと浅場で、太陽光が差し込んでいると、オレンジや朱色の体が真っ赤に見えるんですけどね。

もうお馴染みのプーケットのラチャヤイ島の沈船。
ハイシーズン中は、透明度が今一つで、なんだかぼんやりとしか見えなかった沈船の中も、こんなにきれいに写るようになりました。
人の数も減って、のんびりと船の中から、船の外を泳ぐキンセンフエダイの群れを眺めている様子です。

私たち以外に、もう1組くらいしかここにはいませんでした。
沈船の周りに群れるキンセンフエダイの群れが、より一層黄色く映るのは、透明度が上がっているからです。

今日は大きな沈船の周りに、またまたタイワンカマスの大群が群れていました。
カマスの群れに誘われるようにして、少しずつ浅場に行くと、こんな海底宇宙都市みたいなコンクリートの構成物が現れます。
波消しとか砂が落ちないためとか、魚が群れるようにとか、いろいろな話を聞きますが、なんだか人工物過ぎますよね。
でもこんな景色がラチャヤイ島のNo1ベイらしさになってしまいました。
それでもこんな風にカマスの群れがいついてくれてありがたいです。

今日は久しぶりのダイビングと言うことで、潜りやすいラチャノイ島ラチャヤイ島にしましたが、スキルを見る限り呼吸はとても上手に吐いていました。
ちょっと鼻呼吸になっているのを、指摘したくらいです。
ただ、ダイビングの後半は脚がやや上がってきて、ウエイトも不足になっていました。
そこで、「脚や腿の重みを感じて泳いでください」とアドバイスして見ると、安定感が増して、ダイビング後半もウエイトが足りなくなることはありませんでした。
また、写真を撮影しても、その場で止まることが出来なかったので、どうしても安定しません。
そこでフィンを使ってバックする方法もお伝えしました。
アドバンス講習でバックする練習をするのですが、そのテクニックを少しだけお伝えすると、1点で止まれるようになりました。
ぜひこんなテクニックを使って、明日のピピ島マリンパークでは、たくさんきれいな写真を撮ってほしいと思っています。