今日でプーケットダイビングも4日目。最終日です。
今日は初日に潜ったラチャノイ島ラチャヤイ島3ファンダイビングにもう一度ご案内しました。

今日は波がだいぶ落ち着いたのですが、それでも安全をとって、1本目のポイントはラチャノイ島の西側のポイント、カメラベイへ。
ここはこんな大きなサンゴが浅場にあって、なんだか2階建ての家のようです。
4日目になって、とても写真撮影が上手になってきました。

これは少し深場で出会ったモヨウフグ
のんびりぷかぷか泳いでいるところを一緒に撮影しました。

ここは2本目に潜った、ラチャノイ島のマンタベイ。
昼になって波がだいぶおさまってきたので、東側のポイントへ移動しました。
ラチャノイ島の東側は、西側と違って、こんな白い砂地が広がっているのが特徴。
その上を黄色をしたアカヒメジや、フエダイたちが群れていて、とてもきれいなんです。

お客様のA様が狙っているのは、インド洋固有種のインディアンバガボンドバタフライフィッシュ。
特に説明をしていなかったのですが、狙う魚がなかなか的を得ていてびっくりです。
このインディアンバガボンドバタフライフィッシュは、太平洋でも見られるフウライチョウチョウウオのインド洋版。
フウライとバガボンドは、日本語と英語のちがいはあっても、同じ「風来坊」の意味。
どちらも同じ意味の風来坊と言う名前がついているのが不思議な魚です。

お客様の下に写っているのはどちらもタマガシラという魚。
下にいるちょっと黄色っぽいのは、シンジュタマガシラ。
その上のちょっと青っぽいのは、カメンタマガシラと言います。
シンジュタマガシラの方はどこでも見られますが、カメンタマガシラの方は、ラチャノイ島でよくみられる魚です。
不思議と他のポイントでは見ないので、この写真をみると「あっ、ラチャノイで撮影したな!」とわかります。
後ろのウミウチワもきれいですよね。

マンタベイの10mくらいのところを潜っていると、こんな岩場の隙間にタイマイ(ウミガメ)が隠れていました。
どうやって入り込んだんだろうと思うくらいに、狭いところです。
カメってこういうところによく隠れていることが多いんです。
岩場だったので、ちょっと左手で岩に指をかけて、上手にウミガメの近くまでカメラを持っていて撮影していました。
タイマイのとがった顔がうまく撮影できたようです。

これはマンタベイの湾内。
こんなエダサンゴがきれいなポイントです。

3本目はラチャヤイ島の東側、No1ベイを潜ることができました。
お馴染みの沈船です。
ちょっとドキドキでしたね。

これもお馴染みの沈バイク。
こちらはスクータータイプです。
まだなんとかバイクの形をしていたので、上手に跨ってもらいました。
なかなか様になっていますよね。

4日間で、プーケットのダイビングポイントを制覇したA様。
最初は脚が浮いてしまい、なかなか姿勢も安定しなかったのですが、徐々にスキルアップして、最後はご自身でも上達を実感できるほど上手になっていました。
レンタルカメラで写真を撮ったのも楽しかったとおっしゃっていただきました。
ダイビングと言う素晴らしい趣味を手に入れたので、これからもたくさん潜って、きれいな景色を楽しんでいただきたいです。
そしてまたプーケットに戻ってきてください。
お待ちしています。